今回、環境性能を向上させた2000ccの直噴ガソリンエンジン。トルクが下がったがCVTでカバー。

力強いデザインのホイールを装着していた。

走りのしっかり感は高く、直進安定性の高さも安心感のひとつとなる。(写真はノアX)

カーブでの車体の傾きはさほど大きくなく、安定した挙動を見せながらコーナリングをこなす。(写真はノアX)

カーブの出口ではアクセルペダルを踏みつけると、無段変速のCVTがしっかりと加速させていってくれる。(写真はノアX)

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CVTの採用で走りのスムーズさが格段に向上した

 今回のマイナーチェンジでは、走りの性能はさほど変わっていない。しかし、ATがCVTになり、燃費向上を狙っている。
 エンジンの環境性能を上げたことで、少しトルクの数値が下がっているが、CVTとの組み合わせでトルクの落ち込みを防いでいると言える。
 トランスミッションがCVTになったことで、変速ショックがなくなり、走りの快適さは格段に向上したと言って良い。
 車高が高いので、重心も高めになるが、足回りの設定はフワついた感じではなくしっかりした走りを実現している。
 また、ステアリングの剛性を高めることで、カーブ走行時の剛性感を高め、不安定要素を確実に取り除いている。
 車体が大きく、乗車人数も多めということを考えると、ブレーキ性能も気になるところだが、ペダルを踏み込んだ時のしっかり感もあり、安定して止まれる性能を持っている。
 運転者の着座位置が高いので、見晴らしも良く、長距離ドライブでも疲れにくいクルマであり、さらに総合的な魅力が増したと言える。

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代表グレード
TRANS-X
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4580×1695×1875
車両重量[kg]
1570
総排気量[cc]
1998
最高出力[ps(kw)/rpm]
155(114)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.6(192)/4000
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
12.6
定員[人]
5
税込価格[万円]
199.5
発売日
2004年8月
レポート
オートアクセル
写真
オートアクセル
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