センターメーターを採用しており、ハンドルの向こう側にはダッシュボードが広がる。

クルマの左右中央に配置されたメーター類。慣れれば使いやすいという声もある。

体を適度にホールドしてくれるシート。長距離ドライブでも疲れにくい設計になっているという。

2列目シートは平板な印象だが、しっかりと大人3名が座れる空間を確保している。

トランスXは2列シートモデル。ラゲージにはハードなパネルがあり、これを活用することで、様々な用途に対応する。

ボードを外せば広大なラゲージスペースが出現する。5人でリゾートドライブに行くといった使い方もOK。

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5人乗りモデルは使い勝手の幅が広い

 室内は、質感が非常に高まっている。シート、ドアの内張、天井、各柱などの統一感があり、非常にまとまりの良い室内の雰囲気になっている。
 クルマ自体の遮音性も高く、ミドルクラスのサルーンのような静かさを持っていると言える。
 今回の注目は、2列シートのトランスXをヴォクシーに追加したこと。ノアの場合はYYというグレード名となる。
 5人がしっかり乗れて、リヤには就寝スペースやPCでの簡単な作業なども可能となるように工夫がなされている。
 具体的には、荷室にハードなボードが設置されており、ラゲージを上下に2分割して使えるようになっているのが特徴。
 この荷室のアレンジとしては、後席の背もたれを前に倒すことでベッドスペースとして使える。簡単なマットを敷けば1泊程度のオートキャンプも楽々対応できる。
 また、ボードは分割できるようになっており、折り畳まれている足を出して使うことでテーブルとしても機能するようになっている。
 これによって、荷室で4人が対面状態で簡単な食事をすることもできるのが魅力。
 トランスXの場合、ツインムーンルーフは消費税込み16万8000円のオプション、HIDランプは消費税込み4万2000円のオプション、デュアルパワースライドドアは消費税込み14万7000円となるが、オートエアコンは標準装備。デュアルタイプは消費税込み5万7750円となる。

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代表グレード
TRANS-X
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4580×1695×1875
車両重量[kg]
1570
総排気量[cc]
1998
最高出力[ps(kw)/rpm]
155(114)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.6(192)/4000
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
12.6
定員[人]
5
税込価格[万円]
199.5
発売日
2004年8月
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