スマートアシスト1・2・3の機能を表で比較!おすすめ搭載6車種

スマートアシスト1・2・3の機能を表で比較!おすすめ搭載6車種

車を選ぶ基準はさまざまですが、デザインや価格、走行性能と並んで重視したいのが安全性です。
最近では自動ブレーキや誤発進抑制機能など「人間のうっかりミスによる事故を車が予防してくれる装備」が搭載された車が増えています。

本コラムでは、そんな安全機能である「スマートアシスト」についてご紹介します。
どんな機能があり、どんな車に搭載されているのをしっかり解説しますので、車選びの参考にしてみてください。

安全装備には作動条件や限界があります。安全装備だけに頼った運転は危険です。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

スマートアシストとは?

スマートアシストを最初に世に出したのはダイハツです。車両事故防止システムの一つ「衝突被害軽減ブレーキ」を「スマートアシスト」と呼びます。

レーザーレーダーで監視を行い、衝突を防ぐために自動でブレーキをかけてくれる仕組みです。

スマートアシストの歴史

2012年12月にマイナーチェンジ発売されたダイハツの軽自動車ムーヴ」で初めてスマートアシストが搭載され、衝突回避支援ブレーキなどの先進機能がお手頃価格で装備できるようになりました。

2015年4月には、従来のレーザーレーダーに加えて単眼カメラを搭載した「スマートアシスト2」、さらに2016年11月には、小型ステレオカメラを搭載し、衝突回避支援ブレーキ機能が車だけでなく歩行者にも対応する「スマートアシスト3」へと進化しました。

スマートアシスト搭載車両の販売台数(2017年)

先駆者であるダイハツの販売に関しては、2017年11月末時点でスマートアシスト搭載車の累計販売台数が150万台を突破。
トヨタでは、予防安全機能「トヨタ・セーフティセンス」装着車の販売台数が2017年に90万8,000台に到達し、設定車全体(標準設定+オプション設定)の9割近くになりました。
スバルは、運転支援システム「アイサイト」の装着台数が13万3,228台と設定車の92.4%に達しています。

また、スマートアシスト搭載車は、新車だけではなく中古車市場でも着実に取扱台数を伸ばしています。

※トヨタ・スバルは、スマートアシスト販売台数ではなく、各々の安全機能の名称でカウントしています。

スマートアシストの安全性能は進化している!1~3の機能を比較

スマートアシスト機能は、登場以降、下記の表のように2、3と進化しています。

システム名 スマートアシスト1 スマートアシスト2 スマートアシスト3
検知システム レーザーレーダー レーザーレーダー
単眼カメラ
ステレオカメラ
衝突警報機能
衝突回避支援ブレーキ機能 作動車速30km/h以下
※対象車両のみ
作動車速50km/h以下
※対象車両のみ
作動車速60km/h以下
※対歩行者は50km/h以下
車線逸脱警報機能
誤発進抑制機能(前方)
誤発進抑制機能(後方)
先行車発進お知らせ機能
オートハイビーム

スマートアシスト1の機能

初代スマートアシストには、レーダーセンサーによる30km/h以下の低速域で動作する自動ブレーキ、誤発進抑制制御機能(前方)、先行車発進お知らせ機能が搭載されています。

検知システムはレーザーレーダーを採用し、レーザーレーダーで車両前方を監視する仕組みです。

衝突警報機能

「衝突警報機能」は、走行中に前方車両や歩行者を認識し、衝突の危険性が発生すると警告音と警告表示でドライバーに注意を喚起する仕組みです。

誤発進抑制機能(前方)

アクセルとブレーキの踏み間違い・シフトの入れ間違いによる事故を抑制する機能です。 前方に障害物がある状態でアクセルを大きく踏み込むと、一定時間エンジン出力を抑制します。

先行車発進お知らせ機能

停車時に先行車が発進した場合、ブザー音で通知を行います。運転している車と先行車が約3m離れると作動する仕組みです。

スマートアシスト2の機能

スマートアシスト2の大きな特徴は、検知システムです。従来から装備されているレーザーレーダーだけではなく、フロントガラスの部分に単眼カメラが追加されました。また、誤発進抑制機能は前方だけではなく後方にも付けられています。

車線逸脱警報機能

スマートアシスト2には「車線逸脱警報機能」が加わりました。この機能は、道路上の車線を認識し、走行車が車線から逸脱しそうになるとドライバーに警報し、逸脱回避操作を促します。

誤発進抑制機能(後方)

後方に壁などの障害物があることをセンサーが検知している時は、シフトポジションを「後退」にしたまま必要以上にアクセルペダルを踏み込んだ際に急発進が抑制されます。

スマートアシスト3の機能

スマートアシスト3では検知システムがステレオカメラになりました。また、衝突回避・被害軽減のスピードも変更されています。 また、前方の明るさを感知し、ハイビーム・ロービームを自動的に切り替える「オートハイビーム」機能が追加されています。

スマートアシスト3tは軽トラック用です。スマートアシスト3をベースに、軽トラックの特性に合わせて設定されました。

オートハイビーム機能

前方の明るさを感知し、ハイビーム・ロービームを自動的に切り替える機能です。

スマートアシストⅣの発表も近い?

まだ噂レベルではありますが、スマートアシストⅣの発表も近いとも言われています。
どんな機能が追加されるのか楽しみですね!

おすすめのスマートアシスト搭載車6選

スマートアシストはダイハツ、トヨタ、スバルの車に搭載されていますので、購入する場合はこの3社から選ぶことになります。 各社2台ずつ、計6台のおすすめの車種をご紹介します。

ダイハツ/タント

スマートアシストタイプ スマートアシスト3
サポカータイプ サポカーSワイド
価格帯(消費税抜き) 1,190,000~1,535,000円
ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高:1,750 (mm)
JC08モード燃費 24.6~28km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン

前部席のドアと後部席のスライドドアを開けた際に柱(ピラー)がなく、広々と乗り降りできる車です。

タントの口コミ・評価を見る

 

タント安全装備について詳しくはこちらの記事でチェック!

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ダイハツ/ミライース

スマートアシストタイプ スマートアシスト3
サポカータイプ サポカーSワイド
価格帯(消費税抜き) 840,000~1,248,000円
ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高:1,500~1,510(mm)
JC08モード燃費 32.2~35.2km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン

30km/L以上の燃費が特徴。控えめな価格で、軽快な走りの低燃費を実現したエコカーです。

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トヨタ/タンク

スマートアシストタイプ スマートアシスト3
サポカータイプ サポカーSワイド
価格帯(消費税抜き) 1,415,000~1,820,000円
ボディサイズ 全長:3,710~3,715、全幅:1,670、全高: 1,735(mm)
JC08モード燃費 21.8~24.6km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン

ボディサイズは小さいながら全高が1700mm以上あり、視界の広さが気持ちの良い車です。スライドドアは、荷物の多い方のチカラ強い味方になってくれます。

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トヨタ/パッソ

スマートアシストタイプ スマートアシスト3
サポカータイプ サポカーSワイド
価格帯(消費税抜き) 1,090,000~1,730,000円
ボディサイズ 全長:3,650、全幅:1,665、全高: 1,535(mm)
JC08モード燃費 24.4~28km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン

安全性と機能性はもちろん、おしゃれにもこだわったファッショナブルな車です。

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スバル/ステラ

スマートアシストタイプ スマートアシスト3
サポカータイプ サポカーSワイド
価格帯(消費税抜き) 1,030,000~1,620,000円
ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高: 1,630(mm)
JC08モード燃費 25.6~31km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン

親しみやすさと運転のしやすさを追求したステラは、大人4人が乗っても伸び伸びと快適に過ごせる空間が魅力です。

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スバル/プレオプラス

スマートアシストタイプ スマートアシスト3
サポカータイプ サポカーSワイド
価格帯(消費税抜き) 890,000~1,250,000円
ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高: 1,500~1,510(mm)
JC08モード燃費 32.2~35.2km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン

燃費の良さが際立つエコカーです。「肩ひじ張らずに気楽に乗れる」をコンセプトにデザインされています。

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車の安全性を重視するなら

いかがでしたか?危険を事前に察知してブレーキが働くスマートアシスト機能は、初登場以降も進化を続けています。

車線逸脱警報機能や誤発進抑制機能、オートハイビーム機能など、最新テクノロジーがつまったスマートアシスト車。
今後は、こういった最新の安全機能が車選びの大きなポイントになっていくでしょう。

しかし、あくまでも人間の運転を「アシスト」する機能ですので、過信は禁物です。ガラスなどの透明な障害物には反応しないなど、装置が作動しない条件もありますので、スマートアシスト装備車だからと言って、事故を100%防げるわけではありません。

とはいえ、安全性を重視して車を選ぶなら、スマートアシスト機能はわかりやすい目安になります。ぜひ購入の際は参考にしてください!

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乗り心地の良い軽自動車ベスト5!軽自動車専門店のスタッフが厳選

 

乗り心地の良い軽自動車ベスト5!軽自動車専門店のスタッフが厳選

軽自動車は乗り心地が良くないイメージを持っていませんか? 確かに昔の軽自動車は、普通車と比較すると車内空間が狭く、走行時の安定性が低かったことは事実です。

しかしながら、最近の軽自動車は乗り心地が良いのはもちろん、走行性や安全性でも普通車に引けを取らない車が登場しています。

そこで、今回は軽自動車専門店「ガリバーミニクル 郡山安積店」のスタッフが「軽自動車選びのプロの視点」で自信を持っておススメする、乗り心地が良い軽自動車をご紹介します。

併せて、乗り心地を良くする方法も紹介しますので、軽自動車選びの際には、ぜひ参考にしてください。

軽自動車の乗り心地の良さが決まるポイントとは

軽自動車にはたくさんの種類がありますが、乗り心地の良さが決まるポイントは次の通りです。

  • 広々とした室内で、見通しがよく圧迫感がない
  • スムーズに加速し、ハンドルを切ったり、スピードを出しても安定している
  • 段差や凸凹がある道を走行しても揺れが少ない
  • シートやハンドル、シートベルトの調整ができて快適に運転できる
  • 体に伝わる振動や騒音が小さい

軽自動車専門店のスタッフがおススメする乗り心地のいい軽自動車ベスト5

 

軽自動車専門店のスタッフがおススメする乗り心地のいい軽自動車ベスト5



ご紹介したポイントを吟味して、軽自動車専門店「ガリバーミニクル 郡山安積店」のスタッフ川上さんが自信を持っておススメする、乗り心地が良い軽自動車をご紹介します。

川上さんが考える乗り心地のいい軽自動車とは、視界が広く、運転していて安定感のある車とのこと。その観点から5車種ピックアップしてみました。

1位 ホンダ/N‐BOX

 

1位 ホンダ/N‐BOX



ホンダはカーレースの最高峰「F1」での優勝歴もあり、走行性能にも自信を持つメーカーです。軽自動車のN‐BOXにも走りへのこだわりが引き継がれ、市街地ではキビキビ走り、坂道や高速道路での加速力は抜群。

フィットより広くゆったりとした室内は、普通車並みの見晴らしの良さが魅力。運転席の高さも調整できるので、運転しやすく、乗り心地もよいです。

さらに、N‐BOXは、ボディが軽自動車としては比較的長め(ロングホイールベース)なので、高速道路を走っても安定しています。

ホンダセンシング機能、室内の広さ、高さ、後部座席の座り心地は軽自動車の中でも最高峰。車両価格は高めですが、価格に見合う価値があります。

価格帯 1,283,000~2,106,00円
ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高:1,790(4WD:1,815)(mm)
JC08モード燃費 23~27km/L
排気量 658㏄
燃料 無鉛レギュラーガソリン

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2位 スズキ/スペーシアハイブリッド

 

2位 スズキ/スペーシアハイブリッド



元祖軽自動車専門メーカーの真骨頂!「これでもか!」というくらいの細かな気遣いの感じられる収納、機能、デザイン。特に、燃費と性能は他社メーカーも降参するほどの実力です。

スズキは軽自動車初のハイブリットカーを発売したメーカーなので、低価格での量産を実現しています。コストパフォーマンスにも大変優れています。

信号待ちなどで再発進する際の不快な振動や音の発生が無く、乗り心地良い軽自動車です。アクセルペダルを踏み込むとスムーズで、かつパワフルに加速するので、坂道や合流でも他車に遅れることなく、安心して走行できます。

室内には収納スペースが豊富で、使い勝手が良いです。防音対策をしているので、軽と思えない静粛性を実現し、乗り心地が良いです。

ファブリック表皮を使った運転席のシートは体に合わせて高さが調整できるので、快適に運転が楽しめます!

価格帯 1,180,000~1,472,000円
ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高:1,785(2トーンルーフパッケージ装着車)(mm)
JC08モード燃費 26.4~30km/L
排気量 658㏄
燃料 無鉛レギュラーガソリン

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3位 日産/デイズルークス

 

3位 日産/デイズルークス



デイズルークスはスムーズな加速が自慢で、高速道路を走ってもエンジンが唸りをあげません。振動が少ない上、優れた静粛性を発揮し、乗り心地が良い軽自動車です。

車高が高いので室内が広々としており、見通しも良く快適に走行できます。体に合わせて、シートベルトやシートの高さが調整できるのは重宝しますね。

コスパは最高です。グレードXからは、アラウンドビューモニター&リヤシーリングファン(リア天井に送風機常設)が付き、これがなかなかの優れもの。

広い室内では夏場や冬場は大活躍です。センターのエアコンボタンがタッチバネル式で、デザイン性、装備の充実性ともに優秀です

価格帯 1,222,000~1,907,000円
ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高:1,775(mm)
JC08モード燃費 20.4~22.2km/L
排気量 659cc
燃料 無鉛レギュラーガソリン

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4位 ダイハツ/ミラココア

 

4位 ダイハツ/ミラココア



ミラココアのアクセルペダルを踏むと感じるのは、途切れのないスムーズな加速。乗り心地が良い理由は、軽自動車によくありがちな、ガクンガクンといったギアの変速ショックによる加速の途切れがないためです。

軽自動車の中でも車高が低めなので立体駐車場に楽々入り、走行中ハンドルを切っても車体が安定しているため、乗り心地も良くなります。

自分の体に合わせ、運転席やハンドル、シートベルトの高さが調整できるのは、小柄な女性にとっても嬉しいですね。マイナーチェンジ後、室内の防音対策が施されたため、より静かで走りやすくなりました。

もう新車では販売されていないため、中古車でのみ販売されています。他にはない可愛らしいデザインや、ホイールベースの長さと重厚感を兼ね備えた軽自動車です。ガリバーなら登録未使用車の在庫もたくさんあるので選びやすいですよ!

価格帯 1,050,000~1,432,000円
ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高:1,775(mm)
JC08モード燃費 18.6~23.5km/L
排気量 658cc
燃料 無鉛レギュラーガソリン

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5位 スズキ/ワゴンR

 

5位 スズキ/ワゴンR




ワゴン Rの中でもハイブリッドは、低速での不快な振動や音が発生しないため、乗り心地が良い軽自動車です。加速する時はモーターがアシストしてくれるので、パワフルな走りが楽しめます。

さらに、軽ワゴントップクラスの広い室内空間を実現し、全ての搭乗者が快適なドライブを楽しめます。体に合わせて、ステアリングや運転席の高さが調整できるので、好みのドライビングポジションに合わせることができます。

新型は荷室も広く、内装デザインはシンプル。セーフティーパッケージをつければ、レーダーブレーキサポートやヘッドアップディスプレイも付くので、運転の楽しさも倍増。燃費の良さは他車にも負けません。金額も高すぎず◎!

価格帯 999,000~1,475,000円
ボディサイズ 全長:3,395、全幅:1,475、全高:1650(mm)
JC08モード燃費 18.6~23.5km/L
排気量 658cc
燃料 無鉛レギュラーガソリン

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軽自動車の乗り心地を改善する方法

軽自動車の乗り心地を改善したい!」と考えている方も多いと思います。ただし、乗り心地に関しては、「安定性重視」と「快適性重視」の二つの考え方があります。

次に、軽自動車の安定性や快適性を決める、タイヤやサスペンションをご紹介します。

タイヤの太さを変更して乗り心地を良くする

人間の体に伝わる振動が少ないと、快適で乗り心地が良く感じます。道路の凸凹などで発生する振動や衝撃を直接受けるタイヤは、乗り心地を大きく左右する部品となっています。

例えば、太いタイヤは安定性があるので、道路の凸凹などで発生する振動や衝撃の影響を受けづらいメリットがあります。それとは逆に、細いタイヤは路面からの振動や衝撃の影響を受けやすいデメリットがあります。

このような点から、細いタイヤから太いタイヤに交換すると乗り心地が良くなります。

サスペンションの調整で乗り心地を良くする

クルマのサスペンションとは、人間の体で例えると、「アキレス腱とふくらはぎの筋肉」に当たる部分です。
道路からクルマが受ける衝撃を緩め、ドライバーや同乗者に伝わりにくくする役割を持っています。

軽自動車のサスペンションは色々な部品で構成されますが、中でも乗り心地を大きく左右する部品は、

  • コイルスプリング
  • ショックアブソーバー

この2つです。

コイルスプリングは、コイルのようにぐるぐる巻いたバネのことです。路面からタイヤに伝わった衝撃や振動を受け止めます。

ショックアブソーバーは、コイルスプリングの伸縮を抑える役割があります。コイルスプリングはバネ状になっているため、そのままだと伸縮を繰り返し、かえって乗り心地が悪くなってしまいます。
ショックアブソーバーは、この動きを止めるための部品です。

このような理由から、コイルスプリングやショックアブソーバーを交換すると、乗り心地が改善するのです。

乗り心地の良さを実感する瞬間とは

乗り心地が良いと感じる瞬間は次の通りです。

  • 未舗装の道路で、路面の凸凹から発生する振動や衝撃が室内に伝わらない瞬間
  • ルーフが高く、揺れても頭周辺に圧迫感が感じない瞬間
  • シートのクッション性がよく、振動や衝撃が体に伝わらなかった瞬間
  • 自動車が傾いた時に、シートが程よく体を支えてくれ、楽だった瞬間
  • 急ブレーキを踏んだ際に、車体の揺れが少なかった瞬間

乗り心地が良いことは運転疲れの軽減にも好影響

昔の軽自動車は非力なエンジンを積んでいたため、普通車と同等に走るためにアクセルを全開にすることがよくありました。加えて、狭い室内に大きなエンジン音が響き、振動も大きく、乗り心地が悪かったので、運転で疲れを感じやすいことも。

しかし、今日の軽自動車のエンジンは改良が重ねられ、技術も向上してパワーアップし、進化を遂げています。

さらに、軽自動車の室内は広くなり、エンジンルームなどには防音対策が施されるようになったため、エンジンの振動や騒音が室内に伝わりづらくなり、運転による疲労が軽減されています。

乗り心地の良い軽自動車をチョイスして、快適なドライブを楽しみましょう!

スライドドアの魅力とは?コンパクトカー&ミニバン人気7車種も紹介

 

スライドドアの魅力とは?コンパクトカー&ミニバン人気7車種も紹介

スライドドアと聞くとミニバンなどの大きな車を想像する人が多いと思いますが、実は小さいタイプの車でもスライドドア付きの車種は多く存在しています。

そこで本コラムでは、スライドドアがどういったシーンで役に立つかはもちろんのこと、スライドドア付きコンパクトカーの人気車種もご紹介します。このコラムを読めばあなたのライフスタイルに適した車がわかります!

スライドドアはなぜ人気?どんなシーンで役立つの?

スライドドア付き自動車のメリットを、いくつか挙げてみます。

まず、左右のスペースが狭いガレージ・駐車場でも乗り降りがとてもラクです。車の脇のスペースに余裕がなくてもドアを全開にできるため、乗り降りする際に無理な体勢を取る必要がなく、体に負担がかかりません。

さらに、ドアの開閉で隣の車のボディを傷つけたり、壁にぶつけたりといったこともないので、後部座席のお子様が勢いよくドアを開けてしまったとしても安心です。 また、床が低いことから乗り降りの際に、体への負担が少ないのもポイントです。小さなお子様はもちろん、高齢者の方・体の不自由な方の乗り降りも比較的安心に行え、介助もスムーズにできます。

最近では、犬を家族としてお迎えする方も多いですよね。犬も人間と同様、病気や老化で脚力がだんだん落ちてきます。中・大型の老犬となれば、通院は飼い主にとって頭の痛い問題です。スライドドアなら乗り降り介助が容易なので、飼い主の負担も少なくなります。

子育て中の方には、お子様を抱っこしたままドアを開閉可能なのも嬉しいメリット。電動スライドドアであれば、キー操作だけでドアの開閉可能。お子様を抱いたまま片手の指先だけでドア操作ができるので、抱っこが必要な小さなお子様連れの外出時のストレスがかなり軽くなります。 スライドドア付きの車は、さまざまなシートアレンジができるのも魅力です。 アレンジで室内のスペースを広げれば、ほとんどの車種はベビーカーを折りたたまずにそのまま載せることもできます。

スライドドア付きのコンパクトカー・コンパクトミニバン 人気7選

norico編集部がおすすめする、スライドドア付き車種をボディタイプ別にご紹介します。

ボディタイプ:コンパクトカー

コンパクトカーと言われてもピン来ない方が多いかもしれません。

明確な定義はないのですが、一般的には軽自動車より大きく、普通自動車より小さい、文字通りコンパクトなボディの車です。 「小型乗用車(5ナンバー)」で「1,000~1,500cc程度の排気量」のちょっと小さめの車と考えてよいでしょう。

トヨタ/ルーミー

 

トヨタ/ルーミー

背が高い箱型ボディでは、広い視野としっかりとした車内空間がキープされています。 X/X“S”を除く全グレードにワンタッチ、で開閉可能な両側電動パワースライドドアを標準装備。ステップの高さは366mm。
ドアには大型の乗降用アシストグリップ(大人用グリップ+子供用グリップ)が装備されているため、高齢者の方からお子様まで安心して乗りこむことができます。

ボディサイズ(高さ、幅、長さ) 1,735mm×1,670mm×3,700〜3,725mm
エンジン 1,000cc
JC08モード燃費 21.8〜24.6Km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
開口部の幅
(スライドドアを開いたとき広さ)
幅540mm
高さ1,355mm(室内)
乗り込み高さ 366mm

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スズキ/ソリオG

 

スズキ/ソリオG



コンパクトカーの中でもサイズは最小クラスです。後部座席左側は、ワンアクションパワースライドドア採用。スイッチひとつでスライドドアを自動解錠&自動オープンすることが可能です。
ドアハンドルなどのスイッチを操作することで好きな位置でドアを止められる「一時停止機能」を使えば、雨の吹き込みを避けられ、ドアを全開せずにちょっとした荷物の出し入れができます。

ボディサイズ(高さ、幅、長さ) 1,710〜1,735mm×1,695mm×4,265mm
エンジン 1,496cc
JC08モード燃費 17.6〜27.2Km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
開口部の幅
(スライドドアを開いたとき広さ)
幅665 mm
高さ1,160mm(室内)
乗り込み高さ 400mm

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トヨタ/シエンタ

 

トヨタ/シエンタ

コンパクトカーながら3列シート採用を採用しており、8人まで乗車可能です。スマートキーを使えば、ワンタッチスイッチを押すだけでドアの開閉ができます。
乗り込み口のフロアは地上から330mmで、3列シートの車の中でもトップクラスの低さです。床面がフラットなので、車内の移動も苦になりません。

ボディサイズ(高さ、幅、長さ) 1,675〜1,695mm×1,695mm×4,235mm
エンジン 1,496cc
JC08モード燃費 15.4〜27.2Km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
開口部の幅
(スライドドアを開いたとき広さ)
640mm
高さ1,280mm(室内)
乗り込み高さ 330mm

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ボディタイプ:ミニバン

コンパクトカー同様、明確な定義はありませんが、スペース効率を上げるために着座姿勢が立ち気味で、全長に対して室内長と室内高が比較的大きい車種を指します。
基本的に3列シートでバックドアまで座席が設けられ、セダンと比較して高い全高が特徴です。

トヨタ/ヴォクシー

 

トヨタ/ヴォクシー

車高が低いため乗り降りがスムーズで走行性が安定しています。急発進・急加速をコントロールする機能は燃費を気にする方には嬉しいですね。
スマートエントリーシステム+プッシュスタートシステム装着車の場合、スマートキーを携帯していればワンタッチスイッチを押すだけで解錠&ドアオープンすることができます。

ボディサイズ(高さ、幅、長さ) 1,825mm×1,695〜1,735mm×4,695〜4,710mm
エンジン 1,797〜1,986cc
JC08モード燃費 16〜23.8Km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
開口部の幅
(スライドドアを開いたとき広さ)
850mm
高さ1,260mm(室内)
乗り込み高さ 360〜410mm

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ホンダ/ステップワゴン

 

ホンダ/ステップワゴン

現在人気のミニバンの先駆者的存在です。上位モデルには両側電動スライドドアが標準装備。ドアハンドルやスマートキーに付いているスイッチを操作すれば、スライドドアを自動で開閉することができます。

ボディサイズ(高さ、幅、長さ) 1,840〜1,855mm×1,695mm×4,690〜4,760mm
エンジン 1,496〜1,993cc
JC08モード燃費 15〜25Km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
開口部の幅
(スライドドアを開いたとき広さ)
780mm
高さ1,260mm(室内)
乗り込み高さ 390mm

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トヨタ/スペイド

 

トヨタ/スペイド

助手席側に電動スライドドアを採用しており、スマートキー、車内2カ所のスイッチ、ドアハンドル(内側・外側)と、あらゆる場所から簡単にドアを開閉できます。

ボディサイズ(高さ、幅、長さ) 1,690〜1,720mm×1,695mm×3,995mm
エンジン 1,496cc
JC08モード燃費 16〜22.2Km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
開口部の幅
(スライドドアを開いたとき広さ)
1020mm
高さ1,250mm(室内)
乗り込み高さ 300mm/td>

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日産/セレナ

 

日産/セレナ

7人乗りにも8人乗りにもなる多彩なシートアレンジと、5ナンバークラスのミニバンの中でもトップクラスの居住性が魅力。スライドドアは、運転席、ドアハンドル、3列目シートのスイッチ、スマートキーで開閉ができるので便利です。

ボディサイズ(高さ、幅、長さ) 1,875mm×1,740mm×4,770mm
エンジン 1,997cc
JC08モード燃費 15Km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
開口部の幅
(スライドドアを開いたとき広さ)
1,020mm
高さ1,250mm(室内)
乗り込み高さ 420mm

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スライドドアを備えた軽自動車もおすすめ!

ここまでは普通車でご紹介しましたが、軽自動車にもスライドドア付きタイプは豊富に揃っています。 普通車に比べて購入価格・税金・保険料・維持費など経済的に大きなメリットがあるので、予算によってはこちらを検討するのもおすすめです。

関連記事:スライドドア付き軽自動車おすすめ5選~安全で機能的な軽をプロ目線で厳選~

スライドドア車を購入する際に注意したいこと

スライドドアには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。横開きドア車と比較して確認しましょう。

注意点
  • 車体価格が割高
  • スライドドアが故障した際の修理費が高い
  • ドアの開閉に時間がかかる
  • 横開きドア車よりも車重が重く、燃費が悪くなる
  • ドアが開いていることを他車から気づかれにくい

まず、車体価格が割高です。構造が複雑でパーツも多くなることから、スペックが同等の他車より高めになっています。故障した場合の修理も、ある程度の費用が必要です。

また、ドア用レールがあるため、同等クラスの他車より重量が重くなり、その分燃費も悪くなります。他にも、ドア開閉が遅く、ある程度の時間がかかります。

さらに、ドアが開いていることが他車から認識されにくいため、不安な場合はドアオープン時に他車からもわかりやすくなるよう、ドア付近を照らすLEDバルブ等を取付けるのが賢明でしょう。

魅力たっぷりのスライドドア車で快適なカーライフを

スライドドア車は確かにデメリットもありますが、便利なメリットをたくさん備えた車です。スライドドア車が自分のライフスタイルを快適にすることが確信できたら、ぜひ購入を検討してみてください。

車種によって、外観以外にも細かな性能の違いがあります。ガリバーなら、あらゆるメーカーのスライドドア車を比較できるほか、ファミリーカーの知識を備えたスタッフがおりますので納得がいくまで相談してみてください。

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