自動車ローンの金利相場・総支払額と選ぶときの注意点

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自動車ローンの金利の相場自動車ローンの金利の相場

自動車ローンの金利相場、金利ごとの総支払額、選ぶ時の注意点

更新日:
自動車ローンの金利は約1~10%と幅があり「どこから借りるのか」によっても大きく変わります。実例を見ながら金利の相場を確認しましょう。また「固定金利と変動金利の違い」「金利による総支払額の差」「低金利のローンを選んだ時の注意点」もご紹介します。

目次

自動車ローンの金利目安と特徴

自動車ローンの金利は「どこから借りるのか」によって異なります。金利だけでなく審査の厳しさや審査機関なども差があるので、金利と一緒にチェックしましょう。


 

金融機関のローン
(銀行、信用金庫など)

信販会社のローン
(ディーラー、自動車販売店など)

金利の相場

約1~5%

約3~10%

審査の難度

比較的きびしい

比較的通りやすい

審査期間

やや時間がかかる
(数日~1週間程度)

早い
(即日~数日)

メリット

金利が低い
車の購入以外にも使える

審査は通りやすい傾向
結果が出るまでが早い
店員が申込手続きを手伝ってくれる
車とローンの相談が1か所で済む

デメリット

審査は厳しめで時間がかかる
自分主体で手続きをする
平日しか申し込めない場合も

金利はやや高め
ローン完済は車の売却に制約
車検や修理には使えないことも


ちなみにガリバーでも、車の購入に使えるローンをご用意しています。
車の検討とローンのプランニングが一緒にできるので、「この車だと月々いくら」と考えることができるので非常にスムーズです。またガリバーでは5種類のローンを用意しているため「支払い回数を増やして月々の支払いを抑えたい」「数か月ローンの支払い開始を待ってほしい」など様々な要望に応えることができるのが特徴です。

ローン金利の具体例


ローン金利はそれぞれの金融機関や信販会社、更には商品によっても異なります。具体例を確認しながら相場の目安を確認していきましょう。


種類

ローン名

金利

変動/固定

金融機関のローン

横浜銀行マイカーローン

0.90% ~ 2.40%

変動

三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン

1.50% ~ 2.45%

変動

ほくぎんWebでマイカーローン(北陸銀行)

1.50% ~ 2.0%

固定

マイカーローン・エコカーローン(愛知銀行)

1.50% ~ 2.90%

固定

とちぎんマイカーローン(栃木銀行)

2.80% ~ 5.80%

変動

信販会社のローン

トヨタのディーラーローン(トヨタファイナンス)

最大7.8%

固定

日産のディーラーローン(日産ファイナンス)

4.90%

固定

ホンダのディーラーローン(ホンダクレジット)

3.50%

固定

スズキのディーラーローン(スズキファイナンス)

2.9~3.9%

固定

マツダのディーラーローン(マツダクレジット)

2.99%

固定

ダイハツのディーラーローン(ワンダフルクレジット)

販売会社によって
異なる

固定

※ 2022年12月1日確認時点。条件は変わる可能性がありますので詳しくは直接各金融機関・信販会社等にお問い合わせください。


金融機関によっては、インターネット限定で金利が安いローン商品を用意しているところがあります。また「住宅ローンの取引があれば金利が低くなる」といったキャンペーンが用意されていることもありますので、既に取引がある金融機関がある場合は問い合わせてみても良いでしょう。

Q

変動金利と固定金利で何が違うの?どっちが得?

A

固定金利とは「返済期間中、ずっと金利が変わらない」ということ、変動金利とは「市場の金利変動に合わせて金利が上下する」ということを意味します。
固定金利は金利が一定なので返済プランを立てやすいのがメリットですが、申込時の金利は変動金利よりもやや高めに設定されていることが多いです。変動金利は半年ごとに金利が見直されるため、金利が高くなれば返済額が増えてしまいますが、金利が低くなれば金利が低くて済むのがメリットです。
一般に金利は景気に連動するので、不景気・低金利が続く場合は変動金利の方が総支払額が少なくて済むでしょう。他方でこれから好景気・高金利になれば、今のうちに固定金利を選んでおいた方が得になると考えられます。

Q

金利に幅がある場合、どうやって決まるの?

A

ローン商品によっては「金利2.80% ~ 5.80%」のように金利に幅があります。この場合、審査によって自分に適用される金利が決まります。
自分で選ぶことができる訳ではないので、比較する時は「一番高い場合の金利」に注目しておくと安心でしょう。

金利が高いことによる支払額への影響

金利が高いローンを選ぶことのデメリットは「利息額が増えてしまうこと」ですが、具体的にどれくらいの差になるのでしょうか。「200万円の車を60回払いで購入した」と仮定して、月々の返済額や総支払額への影響を試算してみましょう。


借入額

月々の返済額

支払総額(うち利息の総額)

金利1%

200万円

34,187円

2,051,245円(51,245円)

金利3%

35,937円

2,156,240円(156,240円)

金利5%

37,742円

2,264,545円(264,545円)

金利7%

39,602円

2,376,140円(376,140円)

金利9%

41,516円

2,491,000円(491,000円)

※5年(60回)払い、元利均等返済、ボーナス返済なし、頭金0、という条件にて試算


このように金利が1%の時と9%の時だと、月々の返済額は5000円以上、総支払額は40万円以上の差があります。借入金額が大きいほど利息も増えますので、特に高額のローンを組む時は利息額をしっかり計算しましょう。

低金利ローンを選ぶ時の注意点

低金利ローンであれば支払う利息が少なくて済むというメリットがありますが、以下のような点に注意が必要です。
  • 審査が厳しい傾向がある
  • 最低金利が適用されるとは限らない
  • 対象者が限られている場合がある
  • 別途保証料や手数料がかかる場合がある
  • 車の購入に間に合うように準備する

審査が厳しい傾向がある


低金利なローンは、審査が厳しい傾向があります。必要書類が多く、職場への在籍確認など含めて詳しく審査されるので、審査期間も長くなりがちです。

最低金利が適用されるとは限らない


ローン商品によっては金利に幅がありますが、必ずしも最低金利が適用されるとは限りません。金利は審査によって決まるので、最低金利だけ見て「金利が安い」と飛びつかないようにしましょう。

対象者が限られている場合がある


金融機関・信販会社やローン商品によっては、対象者か限られていることがあります。例えば信用金庫の場合は、特定地域に住んでいることが条件になっていることも多いです。また「給与振込口座があること」などが条件になっていることもあります。

別途保証料や手数料がかかる場合がある


ローンの中には、別に保証料や手数料がかかる場合があります。せっかく金利が低くても手数料が高くては意味がないので、予め保証料や手数料についても確認しておきましょう。

車の購入に間に合うように準備する


一般に、銀行や信用金庫といった金融機関の自動車ローンの方が金利が低いため利用する方も多いです。
ただ「車の購入はディーラーや販売店、ローンの申し込みは金融機関」と手続き先が分かれるため、注意が必要です。必要書類を揃えたり、ローンの審査にかかる時間も考えて、余裕を持って手続きするようにしましょう。

ガリバーでは、お店で車の購入もローンの相談もワンストップで承っています。ローンの組み方やシミュレーション、必要な書類や提出のタイミングなどスタッフがサポートしていますので、まずはお気軽にご相談ください。



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