自動車ローンの有利な選び方 〜種類、特徴、注意など

自動車ローンの有利な選び方 〜種類、特徴、注意など
自動車のローンについて

自動車ローンの有利な選び方 〜種類、特徴、注意など

自動車ローンは、一般に、数十万円単位から百万円単位の借入れになります。
比較的大きなローンを組むことになるため、慎重に選ばなくてはなりません。
まずは、自動車ローンにはどういう種類のものがあるのかご説明いたします。

POINT 1 自動車ローンの種類

自動車ローンの種類について解説いたします。

自動車のローンには大きく分けて以下の種類があります。

A)銀行の自動車ローン 銀行(信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンクなども含む)が提供している自動車ローンのことです。
B)信販会社の自動車ローン 車の販売会社経由で申し込む自動車ローンが主流です。
C)その他、自動車の購入などに利用できるローン 多目的型のフリーローン、大口融資枠付きカードローンなどがあります。

A)銀行の自動車ローン
銀行(信用金庫、信用組合、労働金庫、JAバンクなども含む)が提供している自動車ローンのことです。

B)信販会社の自動車ローン
車の販売会社経由で申し込む自動車ローンが主流です。

C)その他、自動車の購入などに利用できるローン
多目的型のフリーローン、大口融資枠付きカードローンなどがあります。

POINT 2 銀行の自動車ローン

銀行の自動車ローンについて解説いたします。

多くの人が思いつく最初の自動車ローンが銀行の自動車ローンでしょう。

メガバンクから地方銀行、ネット専業銀行、信用金庫や信用組合、労働金庫や農協系のJAバンクまで、多くの銀行が自動車ローンを提供しており、多くの選択肢から選ぶことができます。

では、銀行の自動車ローンのメリット・デメリットを見てみましょう。

メリット
  • 金利が低い
  • 選択肢が多い
  • 給与振込口座や公共料金引落し口座の設定がある場合や、住宅ローンを借りている場合などに、金利優遇を受けられるケースがある
デメリット
  • 審査が比較的厳しい(勤続年数など)
  • 審査に日数がかかることが多い(審査と購入のタイミングの調整が必要)
  • 支店に出向く必要があることが多い
  • 別途、保証料、事務手数料がかかる場合がある

銀行の自動車ローンの特徴は、端的に言うと「審査が厳しく手間もかかるが金利が低い」です。

勤続年数などの点で審査に問題がない人、かつ手間ヒマがかかっても金利が低い方がいいという人には銀行の自動車ローンがおすすめです。

POINT 3 信販会社の自動車ローン

信販会社の自動車ローン(販売会社提携ローン)

信販会社の自動車ローンは、車の販売会社を通して申し込むケースが主流です。

販売会社と提携している関係上、柔軟な対応が期待できます。

では、信販会社の自動車ローンのメリット・デメリットを見てみましょう。

メリット
  • 審査が緩い(勤続年数など)
  • 手続きがラク(販売会社の店頭で手続きが済む、審査と購入のタイミングの調整の必要がない、など)
  • 金利優遇キャンペーンをやっていることがある
デメリット
  • 金利が高い
  • 選択肢が限られる
  • 返済が終わるまで車の所有権が信販会社(あるいは車の販売会社)にあるため、車の売却・買い替えの場合はローンの一括返済を求められる

信販会社の自動車ローンの特徴は、端的に言うと「審査が緩く便利だが金利が高い」ことです。転職・就職したばかりで審査に自信がない人には信販会社の自動車ローンがおすすめです。

もちろん、まず銀行の自動車ローンを申し込んでみて、審査に通らなかったときには、販売会社提携の自動車ローンに申し込むという選択肢もあります。

ただし、ローンにトライする回数は2度か3度までにするべきです。

ローンの申込みをした記録は個人信用情報機関に「照会」記録として6ヶ月残るため、過去6ヶ月の「照会」件数が多いと、「最近この人はお金に困っている」と見なされ、申し込んでも審査に落とされる可能性が高くなります。

POINT 4 まだまだある、自動車の購入などに利用できるローン

その他、自動車の購入などに利用できるローンについて解説いたします。

自動車ローンのほかに、多目的に使えるフリーローンを自動車の購入費用などに利用する方法があります。フリーローンは、銀行(信用金庫なども含む)、信販会社、消費者金融会社などが提供しており、一般に、銀行→信販会社→消費者金融会社の順に金利が高くなります。

また、使用目的を申し込み時に申告するタイプ(必要書類として見積書などを提出する)と、使用目的を問わないタイプとあり、前者の方が金利は低いです。銀行のフリーローンではかなり低金利のものもあり、審査基準も銀行の自動車ローンよりも比較的緩やかです。

さらに、大口融資枠が付いたカードローンでお金を借りて自動車の費用に充てる方法もあります。

数百万円以上の利用限度額のカードローンの場合、金利が5%を切るケースがあります。ただしこの方法は、すでに低金利が適用された大口枠のカードローンを持っている人限定です。

これから借りようとする人は、普通に自動車ローンかフリーローンを申し込んだ方が、審査の点で無難です。

以上見てきたように、自動車ローン、あるいは自動車購入などを目的に利用できるローンにはいろいろあります。
金利、審査に通るかどうか、融資までにかかる所要日数など、総合的に考えてどのローンにするかを決めましょう。

画像:栗田美保

専門家プロフィール
栗田美保

ファイナンシャルプランナー(AFP)、二級ファイナンシャル・プランニング技能士、MBA。アメリカの経営大学院にてMBAを取得後、銀行に入行。預金商品やローン商品、クレジットカード商品のマネジメント業務を経て、現在はウェブサイトなどのマネー関連記事の執筆、個人投資家として活動中。

自動車ローンとはに関する他の記事