



輸入車が故障しやすいといわれる理由故障リスクを減らす対策を解説
目次
輸入車・国産車メーカーの故障率データ
国土交通省の調査結果に基づく令和6年度のメーカー別不具合発生率(上位6位)と、輸入車・国産車全体での不具合発生率は以下の通りです。
▼輸入車の故障率ランキング
▼国産車の故障率ランキング
※メーカー別保有台数は、令和6年3月末時点における(一財)自動車検査登録情報協会及び(一社)全国軽自動車協会連合会の集計数字(小型特殊自動車及び原動機付自転車を除く)より算出
※出典:国土交通省「令和6年度自動車の不具合情報の統計結果」
国内の保有台数に対する不具合発生件数を見ると、輸入車は国産車に比べて不具合発生率が高い傾向があります。ただし、不具合発生率はメーカーによる差も大きく、また上表は日本国内・令和6年度のデータのみを反映したものです。そのため、これだけでは一概に「輸入車は壊れやすい」とは言い切れません。
「国産車と比べて輸入車が壊れやすい」といわれる理由3つ

輸入車が「壊れやすい」といわれる理由としては、気候や使用環境の違い、車に対する価値観・考え方の違いといった点が挙げられます。それぞれの理由について、以下で詳しく解説します。
1)日本の気候に適さない設計
輸入車で圧倒的に多いのは、欧米の車です。欧米諸国と日本では気候が大きく異なり、欧米での走行を前提に造られている輸入車は、日本では不具合が発生しやすいと考えられます。
たとえば、欧米諸国の夏は日本のように高温多湿ではありません。そのため、日本の環境を前提に造られる国産車と比べると、輸入車は精密機器の傷み、オイル漏れ、腐食の発生率が高く、樹脂部分も劣化しやすい傾向があります。また、夏と冬の激しい気温差が車に与える影響も大きいです。
2)使用環境の違い
欧米諸国では日本と比べて長距離走行をする機会が多く、市街地でのストップ&ゴーも少ないです。そのため、多くの輸入車は郊外や高速道路での長距離走行を前提に開発・製造が行われています。
しかし、日本では短距離走行が多くなりがちで、結果としてエンジン・ミッション関連の部品が早く劣化してしまう傾向があります。
3)価値観とモノづくりの思想の違い
日本人のモノづくりに対する意識は非常に高く、車においても「故障や不具合を発生させないこと」が重視されています。一方、海外では「モノは壊れて当たり前」という考え方が一般的です。そのため、多くの輸入車は定期的に部品交換することを前提に造られています。
輸入車でも整備をしっかり行えば長く乗れますが、国産車と比べると小まめなメンテナンスを要することが多いです。
故障しにくい輸入車はあるの?
輸入車は国産車と比べて「故障しやすい」といわれるものの、近年は品質が大幅に向上し、耐久性の高い車も増えています。その中でも故障しにくい車を選ぶ上では、以下のポイントを押さえると良いでしょう。
- 比較的高年式(5年落ち以内)の車
- 認定中古車(メーカー保証付きの中古車)
- モデルチェンジ直後でない車
- シンプルな装備のモデル
- 日本国内での販売実績が豊富な車
高年式車や認定中古車であれば、全体的に劣化が酷くないケースが多いです。ただし、モデルチェンジ直後の車に関しては、開発段階の思わぬ見落としを抱えていることが少なくありません。
廉価グレードの車など、装備がシンプルな車は造りが複雑でないため「電装系のトラブルが少ない」といわれています。
前章でご紹介したように、日本の気候や使用環境の問題で、輸入車の故障リスクがあることは否めません。しかし、だからといって「輸入車だから故障しやすい」とも言えず、車種ごとの傾向もあります。購入前には、候補車種の情報収集をよく行いましょう。
輸入車の故障を未然に防ぐ方法

前述の通り、輸入車は定期的な部品交換を前提に造られている車が多いです。そのため、小まめなメンテナンスや消耗品の交換を行うことで、故障のリスクは軽減できます。
また、整備にあたってディーラーや輸入車に詳しい整備工場を利用することもポイントです。輸入車の整備をよく行っているお店なら車種に合ったメンテナンスをしてもらえますし、部品交換もスムーズに行える可能性が高いでしょう。
そうは言っても、故障を完全に防ぐことは難しいです。車の修理・部品交換費用は高額になりがちなので、万が一の場合のために長期保証への加入をお勧めします。
輸入車を選ぶ際のポイントと注意点
「国産車より故障や不具合が多い」といわれるからこそ、輸入車の購入では車両状態やアフターサービス、保証に注目することが重要です。以下で、特に重要なポイントや注意点について解説します。
コンディションの良い車を購入する
輸入車の購入では、新車か比較的高年式の中古車でコンディションの良い車を選ぶと良いでしょう。当然ながら、新しい車のほうが部品の劣化が進んでおらず、耐久性も高い傾向があるからです。
また、中古車の場合は点検整備記録簿などをチェックし、過去の整備がしっかりされている車を選ぶと、故障リスクを大きく下げることができます。
もちろん、購入後も定期的な点検と整備を行うことが重要です。
アフターサービスが充実している販売店で購入する
輸入車は、国産車以上にアフターサービスの充実度が重要です。普段の点検・整備から故障・不具合発生時の対応まで、迅速かつ適切に対応してもらえる販売店で車を購入しましょう。
なお、アフターサービスの受けやすさという点で、店舗数の多い自動車メーカーの車を選ぶと良いでしょう。店舗数が多ければ、外出時の突然のトラブルでもお店に駆け込みやすいです。
延長保証に加入する
一般に、新車のメーカー保証は3年です。しかし、3年目以降も同じ車に乗り続けるのであれば、延長保証の加入をお勧めします。輸入車の延長保証料は決して安くありませんが、年数や走行距離が伸びるほど故障リスクは高くなるので、いざという時のために加入しておくと安心です。
従来の延長保証の期間は、5年目までが一般的でした。しかし、近年は6年目や7年目まで保証してくれる商品を販売している自動車メーカーもあります。
メンテナンス費用が比較的高い点に注意
輸入車は、国産車と比べて部品交換や修理の費用が高い傾向があります。これは、輸入車を修理できる技術者が限られており、また輸送コストも含めて部品代が高くなってしまうからです。同じ理由から、車検費用も国産車より高い傾向があります。
また、修理によっては部品を本国から取り寄せなければいけないケースもあり、修理期間が数週間〜数ヶ月になることもゼロではありません。このように、修理期間が長くなりがちな点も留意しましょう。
輸入車は中古での購入もおすすめ
輸入車は国産車と比べて整備費用が高くなりがちで、さらに車両価格も高い傾向があります。しかし、中古車に関しては車両価格が国産車より値下がりしやすく、高年式で格安の車両が手に入ることも少なくありません。
ガリバーでは多数の輸入中古車を扱っており、お客様に安心して車に乗っていただけるよう、修復歴の有無なども確認しています。また、最大19項目の部品交換・補充をするケアパック(有償)や、最長10年の有償保証※もお選びいただけます。
一台ずつ状態の異なる中古車だからこそ、選択肢は幅広く持ちたいもの。ガリバーでは豊富な在庫のなかからお客様に合う一台をお探しします。まずはお気軽にご相談ください。
※長期保証を付帯できる車両には条件があります。
※保証の付帯、期間、範囲、内容、適用には一定の条件がございます。また、Brat・ガリバーFC・じしゃロン各店では、輸入車の最長保証は5年となります。ガリバーFC店舗の詳細はコチラ詳しくは店舗スタッフまでお問い合わせください。
※GT-Garage、Brat店舗など一部店舗では修復歴車/保証の対象外/返品対象外の中古車も販売しています。




