6人乗りの車は2列目がキャプテンシートになっており、3列目へのアクセスが良いのでファミリーカーにおすすめです。また7人乗りや8人乗りに比べてコンパクトな車種もあり、使い勝手の点でも優れています。ここでは新車・中古車で手に入る6人乗り一覧と各車種の特徴を解説しています。
中古車在庫情報
6人乗りの国産車一覧
現在新車や中古車で手に入る6人乗りの国産車は、主に以下の8車種です。
※注釈がない場合、燃費はWLTCモード
新車・中古車 | 車種名 |
燃費 |
ボディタイプ |
---|---|---|---|
新車① | ホンダ「フリード」 | 15.6~20.9km/L | ミニバン |
新車② | トヨタ「グランエース」 | 10.0km/L | ミニバン |
中古① | トヨタ「シエンタ(2代目)」 | 14.0~22.8km/ | ミニバン |
中古② | トヨタ「ウィッシュ」 |
14.4〜16.0km/L ※JC08モード |
ミニバン |
中古③ | ホンダ「ジェイド」 |
17.4~24.2km/L ※JC08モード |
ステーションワゴン |
中古④ | マツダ「CX-8」 |
12.0~12.4km/L ※ディーゼル15.8km/L |
SUV |
中古⑤ | マツダ「プレマシー」 |
10.0~16.2km/L ※JC08モード |
ミニバン |
中古⑥ | レクサス「RX(450hL)」 | 14.7km/ | SUV |
上記車種の詳細情報は、この記事の後半でご紹介しています。
Q. 外車に6人乗りはないの?
外車では、ジープの「グランドチェロキー」とBMWの「X7」、テスラの「モデルX」などで6人乗りモデルを購入できます。どちらも新車時価格が1,000万円前後と非常に高価な車なので、中古車で探してみても良いでしょう。
6人乗りの車のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・2列目が快適 ・3列目へのアクセスが良い ・コンパクトな車種も選べる ・コンパクトカーより広い |
・荷室が狭くなりがち ・選択肢が少ない |
6人乗りの車は2列目がキャプテンシートで、快適性に優れています。2~3列目がウォークスルーになっており、3列目にアクセスしやすいのも魅力です。「4人家族で時々3列目を使う」といった場合には非常に便利でしょう。
ただし3列目が生じることで、荷室のスペースが狭くなってしまう車種もあります。
Q. 6人乗りの選び方のポイントは?
6人乗りの車を選ぶ際は、以下のポイントを検討すると良いでしょう。
- 3列目を使う頻度
- 求める車のサイズ感
- 3列目の格納のしやすさ
「普段は4人以下」という場合は、コンパクトで3列目を格納しやすい車種が便利です。一方、普段から5~6人乗る場合は3列目の居住性も踏まえて少し大きめの車を購入すると良いでしょう。
新車で手に入る6人乗り国産車
現在新車で手に入る6人乗りの国産車は、フリードとグランエースの2車種のみです。
※新車時価格は2024年2月20日時点の各メーカー公式サイト、中古車相場はガリバーの車カタログより引用しています。
新車① ホンダ「フリード」
- 新車時価格:233.1万円~333.3万円
- 中古車相場:5万円〜341.9万円
- サイズ:全長4,265-4,295mm×全幅1,695mm×全高1,710-1,735mm
- 燃費性能:15.6~20.9km/L
フリードは6人乗りができる車種の中でもボディサイズが小さく、都市部に住む人や運転に自信がない人におすすめです。中古ではライバルのシエンタも6人乗りを選択できますが、フリードはシエンタに比べて室内空間が広く、3列目の居住性が優れています。また初代シエンタより安全性能も優秀です。
ただしハイブリッド車の燃費性能は、初代シエンタに軍配が上がります。
新車② トヨタ「グランエース」
- 新車時価格:642.1万円~672.1万円
- 中古車相場:489万円〜772.1万円
- サイズ:全長5,300mm×全幅1,970mm×全高1,990mm
- 燃費性能:10.0km/L
グランエースはアルファード以上の大きさを誇り、6人乗りと8人乗りを選択できるクルマです。内装も非常に豪華で、個人用というよりはホテルの送迎車両などに使われています。
予算に余裕があり、且つ駐車場や近隣の道路状況を考えても問題ない場合は検討すると良いでしょう。
中古で手に入る6人乗り国産車
中古まで視野に入れると、6人乗りの選択肢はもう少し広がります。
※中古車相場はガリバーの車カタログより引用しています。
中古①トヨタ「シエンタ(2代目)」
- 中古車相場:5万円〜383万円
- サイズ:全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,675mm
- 燃費性能:14.0~22.8km/L
シエンタは2022年にフルモデルチェンジして5人乗りと7人乗りのみの展開となりましたが、2代目では6人乗りの選択が可能です。
フリードよりもコンパクトなサイズで、燃費性能も優れています。ただし3列目の居住性は低く、子ども用・非常用程度にしか使えません。そのため「普段は4人以下で乗る」という人におすすめです。
中古②「トヨタ「ウィッシュ」
- 中古車相場:5万円〜240万円
- サイズ:全長4,600mm×全幅1,745mm×全高1,600mm
- 燃費性能:14.4〜16.0km/L(JC08モード)
2017年に生産終了となったウィッシュ。ミドルサイズミニバンより少し短い程度のボディサイズながら高い走行性能を誇り、スポーティーなミニバンを求める人におすすめの一台です。6人乗りと7人乗りの選択肢があります。
新しい車両を購入するとしても7年落ちとなるため低価格で購入できますが、車両状態もよく見極めましょう。なお3列目の居住性は低いので、注意が必要です。
中古③ホンダ「ジェイド」
- 中古車相場:45.5万円〜269万円
- サイズ:全長4,660mm×全幅1,775mm×全高1,530-1,540mm
- 燃費性能:17.4~24.2km/L(JC08モード)
ジェイドは2020年に販売を終了した車種です。小さめのミドルサイズミニバン程度のサイズ感で、全高も抑えられています。機械式駐車場にも問題なく駐車できる高さです。5人乗りと6人乗りの選択肢があります。
日本ではほとんど宣伝をされることがないまま販売を終了しましたが、クルマの出来は非常によく、インテリアも上質感があります。
中古④マツダ「CX-8」
- 中古車相場:123万円〜499.8万円
- サイズ:全長4,925mm×全幅1,845mm×1,730mm
- 燃費性能:12.0~12.4km/L(ディーゼル15.8km/L)
CX-8は2023年12月まで新車で販売されていましたが、今後投入予定のCX-80の発売を前に生産終了となりました。グレードによって6人乗りと7人乗りの選択があります。
国産SUVの中で最も3列目の居住性に優れたクルマで、「常時5~6人乗れるSUVが欲しい」という場合におすすめです。ただしフルサイズSUVでサイズが大きく、その割にノア/ヴォクシーなどミドルサイズ以上のミニバンと比べれば3列目の居住性が劣ります。
中古⑤マツダ「プレマシー」
- 中古車相場:5万円〜208万円
- サイズ:全長4,585mm×全幅1,750mm×全高1,615mm
- 燃費性能:10.0~16.2km/L(JC08モード)
プレマシーはマツダ最後のミニバンで、2018年に生産を終了しました。スライドドアを搭載しており、乗り降りがしやすいです。また2列目中央のシートを格納できる仕組みになっており、6人乗りとしても7人乗りとしても使うことができます。
フリードやシエンタに次いでコンパクトなサイズのため運転しやすいですが、3列目の居住性は低めです。
中古⑥レクサス「RX(450hL)」
- 中古車相場:67.8万円〜1001万円
- サイズ:全長5,000mm×全幅1,895mm×全高1,725mm
- 燃費性能:14.7km/L
現行のRXには5人乗りしか存在しませんが、2022年夏までは6~7人乗りモデルとして450hLが販売されていました。当時の新車時価格が約800万円で、現在は3年落ちの中古車相場価格が500万円前後です。
高級感ある内外装と優れたハイブリッド性能が魅力で、3列目にもエアコンパネルが設置されています。ただしサイズが大きい割に3列目の居住性は優れていません。
迷うなら7人乗りも含めた検討を
1世帯当たりの人数が少なくなっている現在、6人乗りは居住性重視の魅力的な選択肢と言えます。しかし上記のラインナップで悩むのであれば、7人乗りも検討しましょう。ミニバンとSUVを中心に多くの選択肢があります。
7人乗りで予算が厳しい場合も、中古なら自分に合った金額でクルマを探すことができます。ぜひ一度希望の車種で良い条件の車両がないか探してみてください。
フリードのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和6年6月(2024年6月)〜現在
- 新車時価格
- 250.8万円〜343.8万円
フリードの在庫が現在129件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。