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13年超の低年式車は約15%増税へ
排気量ごとの年式が古い車1台にかかる税金の早見表
重量ごとの年式が古い車1台にかかる税金の早見表(一部)
低年式車が増税になる理由
新車を売りたい自動車メーカーも加担している可能性が
表向きは排ガス抑制のため?古いものを大切にする心を蝕み、 自動車文化を貶めるおかしな税制
自動車税増税はいつから?

13年超の低年式車は約15%増税へ

平成27年5月から年式の古いクルマに対して税金を重くする政策がとられ始めた。これは環境性能に優れたクルマに対するエコカー減税の導入に合わせて税収の均衡を図るために設定されたものである。各排気量区分毎に、概ね15%も多い負担が課されている。
具体的な課税金額は、以下の表の通り。

排気量ごとの年式が古い車1台にかかる税金の早見表

また、自動車税だけではなく、自動車重量税についても、低年式車に対する重課が課されるようになった。13年経過と18年経過の2段階にわけて重い税金が課税されるようになっている。

重量ごとの年式が古い車1台にかかる税金の早見表(一部)

低年式車が増税になる理由

低年式車に対する自動車税と自動車重量税の重課税には、新車を売りたい自動車メーカーの意向が反映されているのかどうかわからないが、今回の低年式車への重課税は、税制を使ってマーケットを力ずくで変えようという意図も感じる。

新車を売りたい自動車メーカーも加担している可能性が

直近のマーケットは、どんどん使用年数が増え12.38年、バブル期の平成元年では9.09年だった。こうした数値から見ても、自動車メーカーも商売的にはメリットのある税制といえる。

表向きは排ガス抑制のため?古いものを大切にする心を蝕み、 自動車文化を貶めるおかしな税制

低年式車が重課税され姿を消せば、低所得者でどうしてもクルマが必要な人の負担も増える。また、古いクルマに愛着があり大切に乗り続けたいと思う人や、旧車を楽しみたいという人にも負担が増える。クルマ文化を楽しむことができるのは、高所得者のみになってしまう。

新車もたしかに優れているが、どうしても料金がネックになってしまう。多くの人が、車を大事に使っているからこそ、むやみに新車を買うのではなく、税がかからない、優良な中古車を購入することで、最もコストパフォーマンスの良い選択ができるのではないだろうか。

自動車税増税はいつから?

増税は、平成27年5月1日から適用となる。課税対象となる前に、乗り換えも視野に入れて今の車の買取価格を確認しておくと良いだろう。
メーカーで新車を買うときは下取りを打診されることも多い。特に増税前の駆け込み消費の際は、メーカーも売れることがわかっているから強気だ。
そんな時に安い下取り額を押し切られないよう予め査定を受けて、中古車買取額を把握しておくと賢い乗り換えができるだろう。