- この記事の目次 CONTENTS
- 車中泊にはさまざまなメリットが
- クルマ選びのポイント
- その他に必要なモノ
- 軽なら「N-VAN」「エブリィワゴン」がオススメ
- 他の軽やコンパクトカーでもフルフラットに
- 広々使いたいならミニバン
- 普段の使いも便利なフリードとシエンタ
- 他にも車中泊対応のミニバンは多数
- SUVはやや狭い場合も
- 普段の生活にもあったクルマ選びが大事
車中泊にはさまざまなメリットが
窮屈なイメージを持たれがちな車中泊。もちろん、ホテルや旅館に泊まるのと比べると、使えるスペースは遥かに狭くなってしまいます。
しかしデメリットだけではなく、以下のようなメリットもあるのです。
・ホテルや旅館に泊まるのに比べてはるかに経済的
・チェック/アウトの時間に捉われなくて済む
・災害時など、いざという時の備えにもなる
家族で出掛けるとなると何かと物入りですし、レジャーシーズンの道は混雑しがち。夕飯の時間に間に合わせるために予定を切り上げたり、朝も慌ただしく出掛けたり。
その点、車中泊であれば宿泊費もかなり抑えられますし、スケジュールも自由に調整可能。「子どもが飽きてきたから、ここで休憩」「渋滞しているから今日はここまで」「ちょっと仮眠してから、空いている夜に走ろう」など、柔軟に対応できます。
クルマ選びのポイント
いくらメリットが多いとはいえ、窮屈な思いをして体が疲れてしまっては元も子もなくなってしまいます。「災害時にも泊まれるように」ということを考えると、以下のような条件を満たすクルマを選ぶようにしましょう。
・大人が足を曲げずに横になることができる
・クルマの幅が広く、必要人数が寝ることができる
・ほぼ凹凸のないフラットなスペースが作れる
・電源や物置スペースなど便利な機能があれば更に◎
・日常生活でも使い勝手がいい
これからご紹介するクルマでも、上記のポイントを押さえたクルマをご紹介していきます。
その他に必要なモノ
![その他に必要なモノ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220922/20220922103310.jpg)
「車中泊は初めてだしちょっと心配…」という人は、まずはサービスエリアの駐車場など慣れたところで「数時間の休憩」をしてみるのがオススメです。トイレもありますし、飲み物など必要なものも買いに行くことができます。
また車中で快適に眠るために、以下のものを用意しておくことをおすすめします。
・シートの凹凸を減らし、クッション性を高めるマット
・身体を温かく包んでくれる毛布や寝袋
・外から見えないようにするためのカーテンやシェード
・飲み物などを置いておけるミニテーブルやクーラーボックス
車中泊用のオプションパッケージとして必要なものを一通り用意してくれている車種もあるので、検討してみても良いでしょう。
軽なら「N-VAN」「エブリィワゴン」がオススメ
![ホンダ N-VAN_外観](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220922/20220922103142.jpg)
維持費も安く、日常使いの便利さが魅力的な軽自動車。その反面「車中泊には向かない」というイメージがあるのではないでしょうか。
そのイメージを覆すのが、ホンダ「N-BOX」に代表されるNシリーズの軽商用車である「N-VAN」と、スズキの「エブリィワゴン」です。どちらも商用車ベースだけあって、荷物を積むスペースは流石。
![軽なら「N-VAN」「エブリィワゴン」がオススメ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220922/20220922102901.jpg)
シートを折りたたむと凹凸のほとんどないフラットなスペースが生まれ、平均的な身長の男性なら足を曲げずに横になることができます。また「マルチボード」や「ベッドクッション」など車中泊のためのオプションも充実しています。
大人2人であれば充分に並んで眠ることができるので、大人2人でサーフィンやスノーボードに出掛けるという人におすすめの一台です。
他の軽やコンパクトカーでもフルフラットに
「N-VAN」や「エブリィワゴン」までではないにせよ、ほぼフルフラットになり車中泊ができる軽自動車やコンパクトカーは他にもあります。以下は普段使いでも人気で、かつ大人が横になることができるクルマです。
・スズキ「ハスラー」
・スズキ「ワゴンR」
・ダイハツ「ウェイク」
・ダイハツ「タント」
・ダイハツ「トール」
・トヨタ「ルーミー」「タンク」
ただし車中泊を前提としていないため、どうしても凹凸ができてしまいます。またスペースやレイアウトの都合上、多くの荷物を置いたまま寝ることはできないクルマがほとんどです。どちらかというと「仮眠・休憩用」と捉えるとよいでしょう。
広々使いたいならミニバン
「大人2人だけではスペースが足りない…」「運転しながら、子どもが後ろで寝られると便利」
そんな使い方を考えているのであれば、ミニバンを選ぶことをおすすめします。ミニバンの場合は、2列目3列目を倒してフルフラットにするため、運転しながらでも、残りの人が横になることができます。
また、7人乗りや8人乗りのミニバンがあるように「横に3人が座れる」だけの車幅があるので、やや狭いですが3人で横になることもできます。
普段の使いも便利なフリードとシエンタ
![ホンダ フリード+_外観](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220922/20220922102853.jpg)
そんなミニバンの中で、車中泊はもちろん、日常使いも考えた時に便利なのが以下の2台です。
・ホンダ「フリード+」
・トヨタ「シエンタ FUNBASE」
どちらもベースとなるモデルは3列7人乗りの、5ナンバーサイズのミニバン。ただし「フリード+」「シエンタ FUNBASE」ともレジャーや車中泊を強く意識し荷物スペースを広く確保しているため、2列5人乗りになっています。
![普段の使いも便利なフリードとシエンタ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220922/20220922103304.jpg)
後部座席を倒し、荷物スペースと繋げれば凹凸のないフルフラットスペースが出現。また電源用ソケット、荷物をかけたり置いたりできるフックやスペースなど車中泊に便利な工夫が満載なのがこの2台。車中泊のための専用フロアマットなどオプションも充実しています。
5ナンバーサイズであるため大型ミニバンに比べて燃費も良く、運転もしやすく、駐車もしやすいのも魅力です。
他にも車中泊対応のミニバンは多数
![他にも車中泊対応のミニバンは多数](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220922/20220922102904.jpg)
車中泊に向いているミニバンは、上記の2台だけではありません。むしろ、多くのミニバンで後部座席をほぼフラットにすることができますし、大人2~3人が横になって足を伸ばすこともできるスペースを備えています。
代表的なミニバンは以下のようなクルマです。
・トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」
・トヨタ「ヴォクシー」「ノア」「エスクァイア」
・日産「セレナ」
・ホンダ「ステップワゴン」
・三菱「デリカD:5」
ただしミニバンは価格も高く、また燃費も高くなりがちなので、予算や普段の使い方に合った一台を探すのが重要です。より大きく広々とした空間が欲しいなら「アルファード」や「ヴェルファイア」のような大型ミニバンが、もう少し小さくていいなら「セレナ」のような5ナンバーミニバンを選ぶと良いでしょう。
ガリバーではメーカー横断でアドバイスすることもできますので、お気軽にご相談ください。
SUVはやや狭い場合も
最近は非常に人気があり、かつレジャーのイメージが強いのがSUVです。しかしレジャーのイメージからは意外なことに、車中泊に必要な「大人が横になれるだけのフラットスペース」をしっかりと備えたクルマは多くありません。
・スバル「フォレスター」
・ホンダ「CR-V」
・日産「エクストレイル」
上記のようなSUVは、後部座席とラゲッジスペースを繋げてほぼフラットなスペースを作れます。ただし背が高い男性が横になると少し足を曲げる必要があるため、広さを重視するなら大型ミニバンの方がおすすめです。
![SUVはやや狭い場合も](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220922/20220922103356.jpg)
普段の生活にもあったクルマ選びが大事
車中泊を考えると「横になることができるフラットで広い空間」にばかり注目してしまいますが、普段もそのクルマに乗るのであれば、日常生活での使い方やライフスタイルにも合っていることが重要です。
場合によっては「買うクルマはコンパクトカーにしておいて、レジャーのときだけミニバンを借りる」という選択肢の方が経済的なこともあるでしょう。
ガリバーではお客様の家族構成やライフスタイル、使い道などに合わせた最適なクルマをご提案しています。数多くのクルマを取り扱っているからこそ、メーカー横断でクルマをご案内できるのがガリバーの強み。まずはお気軽にご相談ください。
シエンタのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和4年8月(2022年8月)〜現在
- 新車時価格
- 195.0万円〜323.5万円
シエンタの在庫が現在456件あります
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