この記事の目次 CONTENTS
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セダンの上質さに実用性をプラス
海外では依然として主流
ミニバンとの違いは?
新車で買える7人乗りステーションワゴン
プリウスベースの7人乗り「プリウスα」
BMWの7人乗り「グランツアラー」
6人乗りならホンダ「ジェイド」も
ステーションワゴン風のミニバンも候補に

セダンの上質さに実用性をプラス

ステーションワゴンとはクルマの前方に突き出したボンネットがあり、後方にヒトと荷物を積めるスペースを兼ね備えたクルマです。多くの場合はセダンをベースに開発されており、「セダンのボディに、広いラゲッジスペースが付いたもの」を想像すると分かりやすいです。

その最大の魅力は、セダンのような上質な作りと走行性能を備えていながら、広い荷物スペースも兼ね備えていて実用性も高いこと。サイズも大きすぎないため燃費性能も比較的高く、日本でも駐車場に困ることが少ないサイズ感です。

海外では依然として主流

日本ではあまり展開されていないステーションワゴンですが、実は海外ではかなりメジャーなボディタイプ。例えばメルセデス・ベンツはCクラスやEクラスのステーションワゴンを出しています。

またステーションワゴンの中でも「シューティングブレーク」と呼ばれる、より背が低くスポーティーなスタイルのモデルもあります。「シューティング」という言葉がついているように、貴族が狩猟に出掛ける時に使ったクルマに由来しており、フェラーリやポルシェもこのシューティングブレークを展開しています。

ミニバンとの違いは?

多くのヒトやモノを載せられるクルマとして日本で人気なのがミニバン。「ステーションワゴンとの違いが分からない」という声も聞きますが、形に注目すると見分けやすいです。

ミニバンは「1BOX」や「1.5BOX」と呼ばれるように、大きな一つの箱のような形をしています。車内空間を広く確保するためにボンネットは突き出しておらず、また車高が高いのが特徴です。

それに対してステーションワゴンは一般に「2BOX」と言われています。ボンネットの部分と、ヒトや荷物を載せるところが分かれおり、箱を2つ組み合わせた形に近いです。車高は低く、積載量はミニバンには及びませんが、その代わりに空気抵抗が少なく走行性能が優れていることが多いです。

新車で買える7人乗りステーションワゴン

先述の通り、ステーションワゴン自体が日本ではあまり展開が多くありません。加えて、セダンがベースになることが多いステーションワゴンだけに、3列7人乗りのステーションワゴンというのは数えるほどしかないのです。

プリウスベースの7人乗り「プリウスα」

・全長4,630mm×全幅1,775mm×全高1,575mm

新車で買えるステーションワゴンとして最も身近で手頃なのがプリウスα。その名の通りプリウスをベースに開発され、そのサイズはプリウスより100㎜ほど全長が長くなっています。

このサイズで3列シートを搭載した7人乗りになっているため、3列目シートは広くはありません。子ども用、あるいは予備のシートとして考えておくといいでしょう。
3列目シートを使用している際の荷物スペースは200リットル。これでも日常生活に問題はないですが、3列目を収納すれば505リットルもの積載量が生まれます。

このプリウスαはもちろんハイブリッドカー。1.8リットルのハイブリッドシステムで燃費は26.2㎞/Lという数値をマークしているので、車両代が少し高くても維持費は抑えられるでしょう。新車では200万円台半ばからの展開です。

ちなみにダイハツ「メビウス」はこのプリウスαのOEM車で、ボディサイズなど基本的な作りは共通しています。

BMWの7人乗り「グランツアラー」

・全長4,565mm×全幅1,800mm×全高1,645mm

新車で買えるもう一つの7人乗りステーションワゴンが、BMWの2シリーズから販売されているグランツアラー。厳密には「ミニバン」とカテゴリすべきところですが、その見た目はかなりステーションワゴンに近いため、ここにラインナップしました。

サイズは全長が4,565mmとプリウスよりやや短め。ただし全幅や全高はプリウスよりも大きいため、全体的に丸みを帯びたシルエットに仕上がっています。こちらも3列目は予備のシートという印象ですが、この3列目を収納した時のラゲッジ容量は560リットル。

BMWという高級ブランドではありますが、車両価格は意外にリーズナブルな300万円台から。この値段でBMWらしい上質でスポーティーな走りが楽しめるのも魅力ですが、欧州車は中古車になるとお得さがアップ。そのため年式が新しい中古車も併せて検討することをお勧めします。

6人乗りならホンダ「ジェイド」も

7人乗りではないものの、3列シートを備えたステーションワゴンとしてご紹介しておきたいのがホンダのジェイド。

ハイブリッドモデルのみの展開で、その全高は1,530mmとかなり低め。よりクーペに近い流れるシルエットを備えており、また価格も200万円台前半からと手頃なのも魅力です。日本ではあまり知られておらず、人気もないため中古車価格もかなりリーズナブルです。

ステーションワゴン風のミニバンも候補に

このように新車で買える7人乗りステーションワゴンは数が限られています。そのため検討する時には、以下のように車高が低い「ステーションワゴン風のミニバン」も検討してみることをお勧めします。

・フォルクスワーゲン「ゴルフトゥーラン」
・プジョー「307SW」

また5人乗りのステーションワゴンも候補に入れればBMWの「アクティブツアラー」に加えてトヨタの「カローラフィールダー」やマツダ「マツダ MAZDA6ワゴン」なども選択肢に入ってきます。

ガリバーではメーカー横断でそれぞれのメリットやデメリットなどをご説明しています。ぜひお気軽にご相談ください。