この記事の目次 CONTENTS
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「速い」には2種類ある
最高速度が速いクルマトップ10
加速が速いクルマトップ10
手が届く「速いクルマ」
最高速度ならレクサス IS F
加速重視なら日産 スカイライン
リーズナブルで速いスバル WRX STI

「速い」には2種類ある

速いクルマというと「最高速度が時速300km」といった最高速度を思い浮かべることが多いのではないでしょうか。最高時速の記録は年々更新されており、最近は時速400kmを越える速度を出すクルマもあります。

ちなみにカーレースの最高峰として名高いF1の最高速度は、2005年にイタリアGPで
ファン・パブロ・モントーヤが出した時速372.6km。これと比較しても、最近の市販車の速さが際立ちます。

しかしクルマの世界ではもう一つ、加速の速さも注目されています。具体的には、停止している状態から時速100kmまでに達するまでに何秒かかるのかという「0-100km加速」の考え方。時速制限がある公道でも体感しやすい「速さ」です。

最高速度が速いクルマトップ10

1位 ケーニグセグ アゲーラRS 最高速度:447km/h
2位 ヘネシー ヴェノムGT 最高速度:435km/h
3位 ブガッティ ヴェイロン 16.4 スーパースポーツ 最高速度:431km/h
4位 ケーニグセグ アゲーラOne:1 最高速度:429km/h
5位 ケーニグセグ アゲーラR 最高速度:420km/h
5位 ブガッティ シロン 最高速度:420km/h
7位 SSC アルティメット エアロ 最高速度:412km/h
8位 9ff GT9-R 最高速度:408km/h(※ポルシェ977をベースにチューニング)
9位 ブガッティ ヴェイロン EB16.4 最高速度:407km/h
10位 ケーニグセグ レゲーラ 最高速度:402km/h

トップ10に数多く名を連ねているのがスウェーデンのスーパーカーメーカーである「ケーニグセグ」。最近はエンジンも独自に開発しており、1位の「アゲ―ラRS」に採用されているエンジンは何とエンジンは5.0L V8のツインターボ、最大出力は1,176psというパワフルさです。

また3位の「ヴェイロン(上記画像)」や5位の「シロン」を製造しているブガッティも「速いクルマメーカー」の代表で、ヴェイロン16.4 スーパースポーツは2010年に30台ほど製造されたと言われています。3億円近い価格のクルマですが、モーターショーに展示されることもあり、多くの人だかりができています。

加速が速いクルマトップ10

最高速度が速いクルマが、どちらかといえば世間では有名ではないメーカーが多いのに対し、「0-100km/h加速」が速いクルマにはフェラーリやランボルギーニなど有名なクルマが多く名を連ねています。

1位 ランボルギーニ アヴェンタドールLP1600-4 MANSORYカーボナードGT 2.1秒
2位 アリエル アトムV8 2.3秒
3位 フェラーリ ラ・フェラーリ 2.4秒
3位 ポルシェ 918スパイダー 2.4秒
3位 ヘネシー ヴェノムGT 2.4秒
6位 ブガッティ ヴェイロン 16.4 スーパースポーツ 2.5秒
6位 ケーニグセグ アゲーラOne:1 2.5秒
6位 ブガッティ シロン 2.5秒
9位 マクラーレン P1 2.6秒
9位 ランボルギーニ アヴェンタドールJ 2.6秒

最高速度を速くするためにはクルマの軽量化が重要で、そのためにハイブリッド車はなかなかランクインしません。それに対し素早い加速にはモーターは非常に有効。そのため3位の「ラ・フェラーリ」や同率の「918スパイダー」は、どちらもガソリンエンジンとモーターを積んだハイブリッドカーなのです。

手が届く「速いクルマ」

ここまでご紹介したような「速いクルマ」はどれもスーパーカーです。最高速度部門で3位のヴェイロン16.4 スーパースポーツは30台ほどしか生産されず価格は3億円。それと比べると加速部門3位の「ラ・フェラーリ」はリーズナブルに見えてきますが、それでも限定500台、価格は1億6000万円ほどと手が届きにくいです。

そこで、それと比べると生産台数も多くリーズナブルなクルマをご紹介します。

最高速度ならレクサス IS F

レクサスIS-Fはその名の通りレクサスISをベースにしたクルマですが、国内外のサーキットを走りこんで、その走行性能を大きく向上。最高出力423馬力、最大トルク505Nmを発生する5.0リットルのV8エンジンを搭載しており、0-100km/h加速は4.8秒、リミッターを解除した際の最高速度は270kmです。

新車価格は700万円台後半からと、まだまだ手が届く価格。国内では流通台数が少ないので、購入を検討する場合は中古車も含めて入荷連絡を貰えるようにしておくことをおすすめします。

加速重視なら日産 スカイライン

1957年に初代モデルが発売されて以来、日産を代表するスポーツカーであるスカイライン。2014年に現行モデルになりましたが、その中でも加速が魅力なのが「スカイライン 350GT」。3.5リットルのV6エンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムは合計出力が374馬力に達するほど。そのモーターの力強い加速で、5秒足らずで時速100kmに達します。

その価格は、3.5リットルエンジン搭載のグレードで約500万円台から。グレードを下げれば400万円台から購入できるので、高速道路などで加速を楽しみたい人には嬉しい一台です。

リーズナブルで速いスバル WRX STI

リーズナブルでありながら優れた加速と最高速度を楽しめるのがスバルのWRX STI。2リットルエンジンとスカイラインやレクサスIS-Fに比べると小さな排気量ながら、その最高出力は308馬力と「国内最強の2リットルエンジン」を搭載。タイプSでは時速100kmまで5.2秒、最高速度は時速266kmと充分に速いです。

タイプSの新車価格は400万円ほどからとリーズナブルでしたが、現行モデルの生産受注は終了してしまいました。ただし中古車市場では200万円ほどから在庫があり、手頃な価格で「速いクルマ」を満喫することができます。