【2023年版】トヨタのミニバン全車種一覧&おすすめ人気ランキング

トヨタのミニバン全車種一覧&おすすめ人気ランキング

ライター紹介

CAR-TOPICS編集長

村田 創 氏

大学卒業後新車ディーラーにて5年勤務。その後、中古車のガリバーへ入社。車一筋20年以上のベテランが新車から中古車まで幅広く解説します。

トヨタのミニバン全車種一覧

2023年1月現在、トヨタから販売されているミニバンは以下の7車種です。以前は5ナンバーサイズのエスクァイアも販売されていましたが、2021年12月末に生産終了となりました。

コンパクト
(全長4,200mm前後)
ミドルサイズ
(全長4,700mm前後)
ラージサイズ
(全長4,900mm前後~)
・シエンタ ・ノア/ヴォクシー ・アルファード/ヴェルファイア
・グランエース
・ハイエースワゴン

※トヨタ公式ページでは、ミニバンは上記のうちグランエースとハイエースワゴンを除く5車種としています
※「/」で区切っている車種は姉妹車です。サイズや性能はほとんど変わりません。

トヨタのミニバンの特徴は?

トヨタのミニバンには、以下のような特徴があります。

  • ハイブリッドモデルの高い燃費性能
  • 充実した予防安全装備

最近は日産ならe-POWER、ホンダならe:HEVと各社が低燃費技術の向上に力を入れています。そんな中でもトヨタのハイブリッドモデルは優れもの。コンパクトミニバンのシエンタは最高燃費28.8km/L(FF、WLTCモード)、大型ミニバンのアルファードでさえ最高燃費14.8km/L(4WD、WLTCモード)を誇ります。

予防安全装備では各車「トヨタセーフティセンス」を装備。2022年1月にモデルチェンジしたヴォクシーとノアの安全性能は国産車トップクラスです。モデル末期のアルファードも、定期的な改良で安全装備を充実させています。

トヨタのミニバンおすすめランキング

2023年のトヨタのミニバンおすすめランキングは以下の通りです。

順位 車種名 新車時価格 中古車相場 最高燃費
(WLTCモード)
1位 ノア 267万円~389万円 5.8万円~489万円 23.4㎞/L
2位 ヴォクシー 309万円~396万円 6万円~496万円 23.0㎞/L
3位 アルファード 319.8万円~1514.1万円 39.8万円~1507.3万円 14.8㎞/L
4位 シエンタ 195万円~310.8万円 5万円~379.5万円 28.8㎞/L
5位 ハイエースワゴン 226.8万円~403.9万円 20万円~503.9万円 8.8㎞/L
6位 ヴェルファイア 319.8万円~1514.1万円 35.8万円~1299万円 14.8㎞/L
7位 グランエース 620万円~650万円 549万円~750万円 10.0㎞/L

※各車種の情報はガリバーが集計し自動車カタログページに掲載しているものです。情報は作成時点のものであり、今後変動する可能性があります。

1位 モデルチェンジで人気急上昇「ノア」

ノア

  • 新車時価格:267万円~389万円
  • 中古車相場:5.8万円~489万円
  • 全長4,695㎜×全幅1,735㎜×全高1,895-1,925㎜

1位は2022年1月にモデルチェンジしたノア。ヴォクシーの姉妹車です。ノアの方が若干ながら燃費性能に優れ、2022年度上半期の販売台数でもヴォクシーを上回ったため(トヨタのミニバンで1位)、順位に差を付けました。
実際の人気はほぼ互角のようですが、モデルチェンジ前はヴォクシーの方が圧倒的に人気だったため、人気が一気に高まっているのは間違いありません。顔つきは以前の柔らかい雰囲気から一変し、逞しくなっています。

先代モデルで課題とされていた安全装備は、今や国産車トップレベルです。好きな角度で止められるバックドアや、ハンズフリーのスライドドアなど「痒いところに手が届く」一台に仕上がっています。

<関連記事>顔つきはどう変わった?「ヴォクシー」「ノア」の新旧モデル比較

2位 迫力を増した顔に実力も伴う「ヴォクシー」

ヴォクシー

  • 新車時価格:309万円~396万円
  • 中古車相場:5万円~496万円
  • 全長4,695㎜×全幅1,735㎜×全高1,895-1,925㎜

ノアと姉妹車の関係にあるヴォクシー。人気のミドルサイズミニバンに分類されるクルマで、ライバルには日産「セレナ」やホンダ「ステップワゴン」がいます。そんな中でもヴォクシーは迫力のある顔つきで人気がありました。モデルチェンジ後はさらに押し出し感の強い顔つきになっています。

ハイブリッド車を選べば軽自動車とほぼ同等の燃費で走ることができ、それでいて走りの力強さも増しています。安全装備も充実し、ドライブの頼れる相棒になることは間違いありません。

<関連記事>新型車対決!トヨタ「ヴォクシー」「ノア」VSホンダ「ステップワゴン」徹底比較

3位 モデル末期でも不動の人気「アルファード」

アルファード

  • 新車時価格:319.8万円~1514.1万円
  • 中古車相場:39.8万円~1507.3万円
  • 全長4,945-4,950㎜×全幅1,850㎜×全高1,935-1,950㎜

2023年にモデルチェンジする予定のアルファード。今やモデル末期でありながら、2022年度上半期の新車販売台数はホンダ「フリード」とノアに次ぐ第3位。上品で高級感漂う内外装は他にない魅力です。

現行モデルは2018年のマイナーチェンジで予防安全装備を充実させているものの、自動ブレーキが夜間の自転車や自動二輪車に対応していない点が惜しいところ。しかし次のモデルチェンジで安全装備も充実するはずです。「安全装備もトップクラスがいい」という人はモデルチェンジを待ちましょう。一方、「少しでも安くアルファードを手に入れたい」という人は中古での購入も検討してみてください。

<関連記事>「ヴォクシー」と「アルファード」、中古で買うならどっち?

4位 かわいいコンパクトミニバン「シエンタ」

シエンタ

  • 新車時価格:195万円~310.8万円
  • 中古車相場:5万円~379.5万円
  • 全長4,260㎜×全幅1,695㎜×全高1,695-1,715㎜

シエンタはコンパクトカーサイズの5ナンバーミニバンで、2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを選択できます。このサイズで7人乗りを選べるのはシエンタと、ライバルのホンダ「フリード」しかありません。

2022年夏にフルモデルチェンジするまでは、フリードに一歩劣る存在だったシエンタ。しかし一足先にモデルチェンジし、燃費性能や安全性能でリードしました。ハンズフリーのスライドドアをオプション設定できるなど、実用性も増しています。ただし7人乗りを検討する場合は「3列目が狭い」ということも留意しておきましょう。

<関連記事>小型ミニバン対決!トヨタ「シエンタ」VSホンダ「フリード」徹底比較

5位 大人数での利用に人気「ハイエースワゴン」

ハイエースワゴン

  • 新車時価格:226.8万円~403.9万円
  • 中古車相場:20万円~503.9万円
  • 全長4,840‐5,380㎜×全幅1,880㎜×全高2,105‐2,285㎜

ハイエースワゴンは、厳密にはミニバンでなくワンボックスカーです。しかし大人数で乗れるクルマとして根強い人気があることから、今回のランキングに含めました。10人乗れる普通車は、国産車ならハイエースワゴンと日産「キャラバン」しかありません。そのため非常に貴重な存在です。

燃費は決して良くありませんが、大人数で乗るからこそ重視したい安全装備は充実しています。予防安全装備「トヨタセーフティセンス」を全車標準装備している他、前後の静止物を検知するパーキングサポートブレーキも標準装備です。

6位 アルファードの顔違い「ヴェルファイア」

ヴェルファイア

  • 新車時価格:319.8万円~1514.1万円
  • 中古車相場:35.8万円~1299万円
  • 全長4,935㎜×全幅1,850㎜×全高1,935-1,950㎜

アルファードと姉妹車にあたるヴェルファイア。アルファードの方が圧倒的に人気が高かったため、現在は7人乗りの1モデルのみを販売している状態です。
大きさや性能はほとんどアルファードと変わらないので、迷った場合はデザインの好みで判断しましょう。また「8人乗りモデルが欲しい」といった場合は中古車で探してみてください。

7位 プレミアムな車内空間「グランエース」

グランエース

  • 新車時価格:620万円~650万円
  • 中古車相場:549万円~750万円
  • 全長5,300㎜×全幅1,970㎜×全高1,990㎜

アルファードよりさらに大きく、6人乗りと8人乗りの2モデルだけを展開しているグランエース。商用車ベースのクルマですが、新車時価格の高さから分かるように、車内は高級感のあるプレミアム空間が広がっています。あまりの価格の高さから需要はやや少ないですが、贅沢なクルマが欲しい人は、アルファードの上級モデルと比較して検討してみましょう。 

トヨタのミニバンの選び方

全部で7車種あるトヨタのミニバン。色々と迷ってしまいそうですが、商用車ベースのグランエースやワンボックスカーのハイエースワゴンを除き、姉妹車をまとめると、実はシンプルな3択になります。

  • 選択肢① 高級感と広さで選ぶなら「アルファード」「ヴェルファイア」
  • 選択肢② 運転のしやすさと快適さのバランス重視なら「ノア」「ヴォクシー」
  • 選択肢③ コンパクトなサイズ感で選ぶなら「シエンタ」

大人数で広々と乗りたい場合はアルファードやヴェルファイア、できる限り小型で運転しやすいクルマが良いならシエンタを選びましょう。「ミニバンの運転には慣れているし、そこまで大きくなくても良い」という人は、ノアかヴォクシーがおすすめです。

乗り換えを急ぐなら未使用車も選択肢

2022年にはノア、ヴォクシー、シエンタがモデルチェンジしました。高い安全性能や燃費性能を重視するなら、新型車がおすすめです。一方で現在は新車の納期が長期化しており、納車まで半年以上待つケースもあります。

「車検もあるから早めに乗り換えたい」といった場合、中古車で探すのも一つの手段です。モデルチェンジ後は型落ちモデルを中心に、車両登録を済ませていても未使用の「登録済み未使用車」が出回っています。ガリバーでも各車種の未使用車を扱っていますので、まずはどのような在庫があるのかを検索してみてください。

アルファードのカタログ情報

現行モデル
令和5年6月(2023年6月)〜現在
新車時価格
540.0万円〜559.8万円

アルファードの在庫が現在438件あります

以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。

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