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家族のお出掛けに便利なミニバン
トヨタの新車ミニバンは全7種類
トヨタのミニバンの選び方

ライター紹介

CAR-TOPICS編集長

村田 創 氏

大学卒業後新車ディーラーにて5年勤務。その後、中古車のガリバーへ入社。車一筋20年以上のベテランが新車から中古車まで幅広く解説します。

家族のお出掛けに便利なミニバン

ファミリーカーとして、またお出掛けのお供として便利なミニバン。メリットも多いですが、デメリットもあります。

ミニバンのメリット

  • 3列シートの6~8人乗りも選べる
  • 子どもの友達、祖父母など、一時的に乗る人が増えても対応できる
  • 床が低く乗り降りしやすいクルマが多い
  • シートアレンジ次第で、自転車、キャンプ道具なども積める
  • 運転席を残したまま、後ろ2列で車中泊できるクルマも多い

ミニバンのデメリット

  • コンパクトミニバンだと、3列目シートは大人には窮屈
  • ミドルサイズ以上だと、特に後方の視界が狭い
  • ボディサイズが長めなので切り返しがしにくい

トヨタの新車ミニバンは全7種類

2021年まで、トヨタのミニバンは全8種類でした。

しかし2022年1月にノアとヴォクシーはモデルチェンジし、そのタイミングでエスクァイアは販売終了。これにより現在のラインナップは以下の計7種類です。

  • アルファード
  • ヴェルファイア
  • ノア
  • ヴォクシー
  • シエンタ
  • グランエース
  • ハイエース

ここからはその計7種類をサイズ、新車・中古車相場、特徴と共にご紹介していきます。

人気No1の大型ミニバン「アルファード」

アルファード_外観

・新車時価格(税込):319.8万円〜1514.1万円
・中古車相場:38万円〜959.9万円
・全長4950 mm、全幅1850 mm、全高1950 mm

トヨタを代表するミニバンともいえるアルファード。ラージサイズミニバンとも呼ばれ、3列目シートでもゆったりと座れるサイズ感です。存在感のある顔つき、高級感のある内装や豪華な装備が人気の理由でしょう。

安全装備も充実しており、ガリバーが選定した2021年の安全なクルマランキング(ミニバン編)でも1位にランクインしています。

最大のデメリットは価格が高いことでしょう。中古車価格も高止まりしていますが、裏を返せば「高く売れることが見込めるクルマ」とも言えます。
またミニバンの中でも最大級のサイズなので「ミニバンの運転になれていない」という人にはお勧めできません。

デザイン違いの大型ミニバン「ヴェルファイア」

ヴェルファイア 外観

・新車時価格(税込):319.8万円〜1514.1万円
・中古車相場:29万円〜1199万円
・全長4695 mm、全幅1730 mm、全高1895~1925 mm

アルファードの姉妹車、ヴェルファイア。そのためサイズ感や主要な性能に差はありません。しかし人気という意味では、アルファードに大きく水をあけられています。
その最大の理由は、見た目の差だと言われています。しかしこれは好みの問題なので、比較した上で、自分が「好き」と思える一台を選ぶと良いでしょう。

またアルファードに比べると人気で劣るため、新車の値引き交渉がしやすく、また中古車の相場もやや低くなりがち。「見た目は気にしないから安く買いたい」と思うのであれば、アルファードよりはヴェルファイアが良いでしょう。

ミドルサイズでファミリー志向な「ノア」

ノア 外観

・新車時価格(税込):218万円〜344.3万円
・中古車相場:5.8万円〜385.6万円
・全長4695mm、全幅1730mm、全高1895~1925mm
(※上記画像はモデルチェンジ前のものです)

アルファード/ヴェルファイアよりも一回り小さい、ミドルサイズミニバンのヴォクシー。2022年1月にモデルチェンジを果たし、最新の装備を身に着けました。

アルファードやヴェルファイアを上回る最新の安全装備に加え、好きな角度で止められるバックドアや、ハンズフリーのスライドドアなど「かゆいところに手が届く」気遣いも流石です。

姉妹車のヴォクシーと比べると、落ち着きがある顔つきが特徴。カラーバリエーションによっても雰囲気が変わるので、選ぶのが楽しい一台です。

モデルチェンジしたミドルサイズ「ヴォクシー」

・新車時価格(税込):218万円〜344.3万円
・中古車相場:5.8万円〜404.3万円
・全長4695mm、全幅1730mm、全高1895~1925mm
(※上記画像はモデルチェンジ前のものです)

ノアと同時にモデルチェンジをした、ヴォクシー。モデルチェンジ前も、姉妹車であるノアやエスクァイアよりも人気もモデルでした。

人気の理由だった顔つきは、モデルチェンジによってさらに押し出し感アップ。迫力のある見た目は好みが分かれますが、ダークなボディカラーと合わせた「カッコいい」系のスタイリングは街で目をひくこと間違いなしです。

コンパクトカーサイズで人気「シエンタ」

シエンタ_外観

・新車時価格(税込):169万円〜258万円
・中古車相場:5万円〜289.8万円
・全長4260 mm、全幅1695mm、全高1675 mm

トヨタのミニバンでアルファードに次ぐ新車販売台数を誇るのがシエンタ。コンパクトカーサイズながら、2列5人乗りだけでなく3列7人乗りを選ぶこともできます。

3列目はかなり狭いので「非常用」「子ども用」と割り切る必要がありますが、普段は折りたたんで格納しておけば広い荷物スペースになり非常に便利。
コンパクトカーサイズなので「ミニバンは初めて」という人でも抵抗なく乗ることができます。価格が手頃なのも魅力的。

商用車ベースで最大4列「グランエース」

・新車時価格(税込):620万円〜650万円
・中古車相場:494.8万円〜750万円
・全長5300 mm、全幅1970 mm、全高1990 mm

商用車ベースでありながら、色によっては高級感もあるグランエース。安全装備も充実しているので「大人数で乗る機会がある」という人は検討してみても良いでしょう。
ただし駐車場など苦労することも多いので注意が必要です。

商用車ベースで最大10人乗り「ハイエースワゴン」

・新車時価格(税込):226.8万円〜401万円
・中古車相場:24.9万円〜501万円
・全長4840 mm、全幅1880 mm、全高2105 mm

最大10人まで乗ることができるので、送迎車としても使われることが多いハイエースワゴン。厳密にはミニバンではないのですが、大人数が乗れる便利な一台です。
家庭で普段使いをするには大きすぎて使いづらいことが多いですが、送迎や大荷物の運搬をする業務用のクルマとしては唯一無二の価値を持つクルマです。

トヨタのミニバンの選び方

全7種類あるトヨタのミニバン。「色々と迷ってしまう」と思いがちですが、商用車を除き、また姉妹車をまとめて考えると、実は3つの選択肢とシンプルになります。

  • 選択肢① 高級感と広さなら「アルファード」「ヴェルファイア」
  • 選択肢② 新型で程よい広さの「ノア」「ヴォクシー」
  • 選択肢③ コンパクトで使い勝手が良いのは「シエンタ」

8人が広々と乗りたいならアルファードやヴェルファイアしかありません。またコンパクトカー感覚で乗りたいならシエンタ一択でしょう。

「ミニバンの運転には慣れているし、そこまで大きくなくても良い」という人は、新しくなったノアとヴォクシーから選んでください。夜間の歩行者も検知できる自動ブレーキなど、安全装備も充実していて総合力が高い一台です。

未使用車という選択肢も

ノアやヴォクシーと姉妹車であったエスクァイア。ミドルサイズミニバンでありながら高級感があり「小さなアルファード」とも呼ばれていましたが、2021年で新車販売が終了してしまいました。

しかし諦めるのは未だ早いです。
モデルチェンジ前後は、未使用のまま中古車となる「登録済み未使用車」が流通することが多いのです。ガリバーでもエスクァイアに加えてノアやヴォクシーの未使用車も取り扱っています。(※2022年1月18日時点在庫。在庫状況は日々変化します)

中古車でありながら圧倒的に状態が良いのが未使用車ですので、ぜひ検討してみてください。