中古軽自動車スーパーハイト系 おすすめランキング2016冬

コリズム編集長で車評論家の大岡氏に、この冬おすすめの中古車・軽自動車スーパーハイト系を聞きました。
しかも今回は、中古車選びの醍醐味でもある「知名度が低く新車では人気薄のため、実は非常に良いクルマなのにお買い得!」な安くて良いクルマも、「裏車種」として厳選してもらいました。

  • RANKING BEST 1スズキ スペーシア

    スズキ スペーシア

    軽自動車の中古車は、あまり値落ちしないのが特徴。そのため、中途半端に古い中古車だと、故障などのリスクが高くなるだけで、あまりメリットが無い。できるかぎり高年式のモデルを選択したほうがよい。
    スペーシアは、年式によりパフォーマンスが若干異なるが、燃費・自動ブレーキなど、クラストップレベルの実力をもつモデル。スペーシアの価格は、ライバル車に比べやや安めの傾向なの買い得感もある。

  • RANKING BEST 2ダイハツ タント

    ダイハツ タント

    軽自動車は、進化のスピードが早い。そのため、予算の中でできる限り新しいモデルを選んだ方が良い。タントも同様で現行モデルがお勧め。
    タントは、とにかく使い勝手に優れる。その使い勝手の良さを支えているのが、ミラクルオープンドアだ。センターピラーが無いので、助手席からのアクセスは自由自在。この機能は、タントだけのモノで年式問わず装備されている。

  • RANKING BEST 3ダイハツ ウェイク

    ダイハツ ウェイク

    2014年11月に登場したばかりのモデルだが、新車販売台数が思ったほど伸びていない。その影響を受けてか、高年式の中古車も随分と買い得感のある価格となっている。ウェイクは、優れた収納能力でアウトドアなどに使えるクルマとして開発された個性派。軽自動車の王道ではないことや、買い得感があることから裏3位とした。

中古車オススメランキングの3台を比較

燃費・経済性
  • スペーシア

    どの年式のモデルでも、優れた燃費値を誇る。モデル途中から、マイルドハイブリッド機能を搭載した。このマイルドハイブリッド機能搭載車は、なんと32.0㎞/Lを達成。今でもライバルを圧倒的にリードする。スズキは、単にマイルドハイブリッド機能で燃費を向上させている訳ではない。車両の軽量化技術により、N-BOXと比べると約100㎏も軽い。
    中古車相場もやや安め傾向で、燃費も良いので経済性は高い。

  • タント

    使い勝手を高めているミラクルオープンドアは、ドアにピラーを内蔵し安全性やボディ剛性を確保している。しかし、ドアを開ければピラーが無い状態なので、それなりに補強は必要。そのため、スペーシアに比べ、車重はやや重い。そのため、最新モデルで燃費は28.0㎞/Lに止まる。それでも、N-BOXよりは燃費がいい。タントは中古車でも人気が高く、価格も高めを維持。リセールバリューは良い。ただ、これだけ相場が高いと、ほぼ新車の未使用車という選択がお勧めだ。

  • ウェイク

    とにかく、全高でナンバー1になりたかったようで、クラストップとなる1,835㎜という全高を誇る。背が高ければ空気抵抗も大きく、車重も重くなるので燃費は悪くなる。
    ウェイクの燃費は、タントと同じパワーユニットを使いながら25.4㎞/Lとなっている。タントより随分高価な価格帯のクルマだったが、現在では140万円くらいの予算があれば色々と選べるようになっていて、中古車らしい買い得感が出てきている。

装備・使い勝手
  • スペーシア

    2015年5月に投入されたばかりのスペーシアには、自動ブレーキ関連の安全装備デュアルカメラブレーキサポートが用意された。なんと、軽自動車初となる歩行者検知式の自動ブレーキ。そして、対車両では約100㎞/hから自動ブレーキが作動する。スペーシアを買うなら、この装備がついたモデルがおすすめ。まだ、流通量が少ないので、未使用車の中から探すと見つかりやすいだろう。ただ、スペーシアはサイドエアバッグの設定がない。これは、少々物足りない状況だ。

  • タント

    現行のタントで、どのモデルを選んでもミラクルオープンドアは装備されている。助手席からのアクセスは、非常に便利。ベビーカーごと後席にアクセスできるほどなので、高齢者の乗り降りにも優しい仕様となっている。より使い勝手の良さを求めるのなら、右側スライドドアが、パワースライドドアになっているものがお勧めだ。
    オプション設定されているグレードが多かったので、購入時はしっかりと確認したい部分だ。

  • ウェイク

    とにかく使い勝手にこだわったウェイクなので、シートアレンジは多彩。さらに、ラゲッジルームの下には、約90Lものラゲージアンダートランクがある。収納をアシストするオプションもたくさんディーラーオプションで用意されているので、中古車で購入した場合でも用途に合わせて色々な楽しみ方ができる。

走行性能
  • スペーシア

    マイルドハイブリッド機能を搭載したモデルは、アイドリングストップ時からの再始動がとても静かで振動もほとんど感じない。もはや、高級車並みだ。市街地では、何度もアイドリングストップを繰り返すので、この機能のありがたみが分かる。
    しかし、かなり新しいモデルになるため、どうせ買うなら未使用車から選びたい。また、スペーシアは、最も軽量なボディをもつ。そのため、ライバルを上回る力強さが魅力だ。

  • タント

    ボディ外板パネルに樹脂製パーツを装備し、低重心化と軽量化を施している。そのため、背が高い割にはクルマの傾きを抑えて意外なほどシッカリと走る。ただし、軽量化を施したとはいえ、車重は重いので街乗り以外でも使うのであれば、やはりターボモデルがお勧め。カスタムは高価になり過ぎるので、標準モデルのXターボ SAIIがお勧めだ。

  • ウェイク

    約1トンと、最も背が高いウェイクは一番重い。そのため、自然吸気エンジンでは街中でも物足りなさを感じるほど。ダイハツもそうした状況を理解していて、4グレード設定の内2グレードがターボモデルとなっていて、ターボ車を推奨している。
    ターボ車なら、高速道路も苦にならない動力性能をもつ
    が、燃費は23.8km/Lと他のライバル車より悪い。足回りは、ライバルの中で最もかため。横転するような不安感は無いが、横風には弱い。

デザイン
  • スペーシア

    スズキ スペーシア

    中古車マーケットでも、スペーシアの価格が比較的安めなのはデザインだと言われている。標準車のスペーシアは、やや可愛いらしいデザインでクリーンな印象なのだが、良くも悪くも個性が無いということなのだろう。また、スティングレーも同様。ダイハツのカスタム系はやり過ぎな感じがする人や、高齢の人はスティングレーくらいがちょうど良い。

  • タント

    ダイハツ タント

    標準車は、スペーシアと同様クリーンなイメージが強い。こちらもそれほど強い個性は感じないが、売れているのはやはりミラクルオープンドアの魅力。ちょっと優しい感じのフェイスは、子育て層ユーザーにピッタリ。対して、子育て層ファミリーがこの顔を好むのか? と、思うほどLEDを駆使し強烈に顔の大きさをアピールするカスタム。最近では、子育て層ではない若年層もこうしたスーパーハイト系を選ぶ傾向があるので、そうした顧客向けだ。

  • ウェイク

    ダイハツ ウェイク

    アウトドアでも注目を浴びる個性的なデザインにしたいと思ったのだろう。しかし、個性的を軽く通り過ぎ妙な違和感があるデザインになっている。良く言えば、愛嬌があるともいえるが・・・。ヘッドライトはLEDが使われ、LEDクリアランスランプ付となかなか豪華だ。

中古車値引き交渉術

今回お勧めする軽自動車は、現行車の高年式モデル。昔は、かなり高額で取引されていたので、高年式モデルは中古車として旨みも少なく、あまりお勧めできなかった。
しかし、現在は多くの未使用車が流通し、ほぼ新車状態のコンディションを保つ未使用車が安く売られている。この影響で、高年式モデルは価格を下げるしかなく、全般に高年式モデルも中古車らしい買い得感が出てきている。とはいえ、お勧めは未使用車。新車価格より大幅に安いので、中古車を狙う人だけでなく新車を考えている人にもお勧めだ。
まずは、未使用車を中心に探すといい。未使用車は、中古車ほどコンディションに差が無いので、競合させやすい。タントは人気が高いので値引き交渉は厳しいかもしれないが、販売店が違うタント同士と競合させるといいだろう。スペーシアやウェイクは、やや人気が無い傾向なので、同じ車種だけでなくタントなども加え競合させれば一定の値引きが期待できそうだ。
こうした未使用車は最初から安いので値引きできない、という営業マンがいるが、だまされてはいけない。同じようなクルマなので、安い方で買うという姿勢でのぞもう。高年式の中古車も、基本的には未使用車と同様な商談でOK。ただし、3年落ち以上経過したモデルの場合、新車保証が切れているので、販売店が独自に決めている保証制度なども比べて購入するといい。

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クルマ評論家 CORISM代表 大岡智彦 氏
クルマ評論家 CORISM代表
大岡智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

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