早いもので今年もあと少しでウィンターシーズン到来。スキーやスノーボードといった冬のアウトドアスポーツを楽しむ方にとっては、早くも雪が待ちきれないといったところでしょう。そんなオフシーズンの時期こそ、クルマを買い替えて来る季節に備えようと考えている方もいるのではないでしょうか。


クルマの購入に際し、新車だけではなく手頃で納車も早い中古車も選択肢に入れている方も多いと思いますが、同じ中古車ならできるだけ旬でお買い得な良いクルマが欲しいと思われているはずです。


6クルマというのは一定のサイクルでモデルチェンジを行い、その度に様々な性能が良くなっていくものです。2~3年前にフルモデルチェンジしたクルマであれば、性能的にはその車種の最高のクオリティを誇っていますし、価格もある程度は下がっています(ここ最近マイナーチェンジがあれば尚更)ので、「安くて良い」クルマを手に入れるためには、中古車はまさに狙い目だといえます。


そこで今回は、もはやクルマ選びの定番ジャンルとなったSUV(スポーツ用多目的車) の中から、2012~2013年頃に発売またはモデルチェンジを迎えたクルマを中心に、この秋注目のオススメの中古車をご紹介してみたいと思います。


日産 エクストレイル

51032641LF004初代モデルから国内SUVの販売台数トップを走り続け、現在でも根強い人気を誇っているのが日産「エクストレイル」です。エクストレイルは2リッターエンジンを搭載するミドルサイズのSUVで、2000年に初代モデルが登場。2007年に2代目、2013年12月に3代目の新型が登場し、2015年にはハイブリッドが加わり、好調な売れ行きを見せています。

先代モデルの直線的で角張ったデザインと比べ、丸みをおびたスタイリッシュで都会的な外観へと変わったことが3代目の大きな特徴。居住性の進化も新型の特筆すべきポイントで、後席はホイールベース(前輪と後輪の間隔)の拡大で足元空間が広がり、LサイズSUV並みにゆったりと座れるようになっています。荷室に3列目のシート(補助席)を備えた「7人乗り仕様」も設定されているので、多人数での移動も可能です。

また、新型には、衝突回避の支援機能となるエマージェンシーブレーキやクルマを上空からから見たような映像によって周囲の状況を知る「アラウンドビューモニター」も装備され、安全性も高くなっています。それとは別のオプション設定で、後方の車両を検知して警報を発する機能なども装着できます。

「1年間に数回だけしか多人数で移動しないからミニバンを買うのはもったいないかも・・・」という方には、7人乗り仕様が設定されているエクストレイルがオススメです。
これからのスノーシーズンにもぴったりな一台です。

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マツダ CX-5

51055256SP003今年の2月に発表され世界的に需要が高まっているコンパクトSUVのマツダ「CX-3」が話題となっていますが、今回中古車としてオススメしたいのはクロスオーバーSUV「CX-5」です。

マツダ独自の新世代技術「スカイアクティブ・テクノロジー」を全面的に採用したクルマとして2012年2月に発表され、たちまち人気を獲得した「CX-5」。スカイアクティブ技術と言えば、車体の軽量化や6速ATなどいろいろありますが、最大の特徴はエンジンです。

CX-5にはディーゼルエンジンタイプとガソリンエンジンタイプの2種類がありますが、特に注目なのはクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D2.2」搭載車です。
420Nmという4Lガソリンエンジンに匹敵する最大トルクに加え、クリーンな排気ガス、2リッタークラスのSUVとしてはクラストップレベルの燃費18.6km/L(JC08モード)を実現しています(ガソリンエンジン車の燃費性能も優れている)。

CX-5は室内空間も広く、リアシートを前に倒したり、カーゴスペースをフラットにすれば車中泊も可能ですので、家族や友人たちと旅行に出かけることにも適しています。

発売から3年以上経っているCX-5ですが、旧モデルを感じさせない洗練されたボディーデザインとなっているのも注目のポイントといえるでしょう。やや若者向けのデザインでスポーティーな印象ですが、特別に派手というわけではないので、男女問わず幅広い世代の方に似合うクルマです。

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ホンダ オデッセイ

51048413LF0011994年に初代モデルが発売されてから今日まで、日本のミニバン界をリードし続けているホンダ「オデッセイ」ですが、今回オススメするのは、2013年11月に発売された、現行型の5代目オデッセイです。

現行モデルではスライドドアが採用され、車高が15cm上がったことにより、もともと十分なスペースを確保していたものが、頭上にも余裕が生まれ、さらに広くて快適な室内空間を作り出しています。3列目のシートを床下に収納し、2列目のシートを後端まで下げれば広大な空間が出来上がるためかなり多くの荷物を積むことが可能で、レジャー用のクルマとしても最適です。

また、オデッセイの場合、超低床設計のうえスライドドアも装備しているので、小さいお子さんや高齢者の方などが乗り降りがしやすく、大きな荷物の積み下ろしもラクに行えるのが特徴です。オデッセイはミニバンとしては車高が低いのですが、非常に安定性があり、小回りが利き、カーブでも安定した走りを見せます。

運転性能が高くスポーティー志向のクルマですので、家族を持っていても走りを楽しみたいという若いパパ世代の方にオススメのクルマだと思います。

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スバル フォレスター

51040766SP007新しいタイプが販売される度に人気が高くなってきているスバルのクロスオーバーSUVの「フォレスター」。現行型モデル(4代目)は2012年の11月に発売され、先代モデルより、ボディの全長、全幅、全高が少しずつ大きくなりましたが、SUVの割には小回りが利き、スポーティーな走行が可能です。水平対向エンジンがもたらす低重心によって、未舗装道路やアイスバーンといった悪路やカーブでも走りが安定しているので、レジャーや街乗りの両方で便利に使えるクルマだといえます。

また、アイドリングストップを搭載していますので、クルマが停車すると自動的にエンジンが停止し、無駄な燃料消費を抑えることができます。そして、スバルの運転支援システム「アイサイト」は、カメラで前方を監視して必要に応じて自動ブレーキを発動したり、操作ミスによる急な前進を防ぐなど、ドライバーをアシストしてくれる安全装置です。

より安全で快適な走行ができるよう様々な工夫がされているフォレスターは、どのような家族構成・生活スタイルの方にもオススメのクルマといえるでしょう。

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ホンダ フィット(フィットハイブリッド)

51049946SP004ホンダが発売しているクルマの中でも高い人気を誇っている「フィット」は、使い勝手を追求したコンパクトカーで、ハイブリッド車もラインナップされています。

小回りが利いて燃費が良いといった、コンパクトカーとしての魅力が満載のフィットですが、一番の魅力は車内の広さです。フィットはコンパクトカーの車内に大型の荷物の積載を可能にする「センタータンクレイアウト」を採用しており、それを活かした多彩なシートアレンジが最大の特徴です。後席を倒すことで、すでに十分なスペースを確保している荷室がさらに拡大し、スノーボードや自転車といった大きな荷物も積み込めます。コンパクトカーとは思えない広い室内空間は、快適な長距離ドライブを約束してくれるでしょう。

女性や年配の方にも運転がしやすく、カラーバリエーションも豊富で若者にも人気のフィットですが、家族の人数によっては、ファミリーカーとしても十分に活躍してくれるクルマです。

2013年9月に発売された現行型の3代目は、それまでのフィットと比較すると、デザイン、安全性、経済性など全面的に改良されているのでオススメです。中古車市場にも多く出回っており、2013年モデルの価格相場は50~200万円くらいですので、安くてお得なフィットをぜひ探してみてください。

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「車検あり」も「車検切れ」も交渉次第!

さて、2012~2013年頃に発表された新車を中心にご紹介してきましたが、2~3年前の新車ということは、車検があとわずかしか残っていなかったり、車検が切れてしまっているということが考えられます。

その場合、「車検あり」と「車検切れ」のクルマではどちらを購入するのがお得なのか悩まれるかもしれませんが、一概にどちらがお得とは言えません。

ただ、車検が数ヶ月も残っていない場合は、交渉次第では車検サービス込みの価格で購入できることがありますし、車検切れの場合ですと、交渉次第で2年の車検付きで同じ価格で購入できることもありますので、試しにディーラーに交渉してみると良いでしょう。


ご自分の目的に適ったクルマを見つけ出し、お買い得な値段でマイカーを手に入れましょう。