ハイブリッド車とは？ガソリン車とどちらがお得か、メリットやデメリットを解説ガリバー八王子みなみ野店のスタッフのつぶやき G012711648634929079

ハイブリッド車とは「走行に複数のエネルギーを用いているクルマ」のことで、その大半は電力モーターとエンジンを使用しています。主な特徴は以下の通りです。

• ガソリン等でエンジン走行し、補助的に電力を使用
• ガソリン車より排気ガスが少ない
• ガソリン車より燃費が良い

現在は多くの自動車メーカーでハイブリッドモデルが販売されており、ガソリン車よりもハイブリッド車の方が人気となっている車種も多くあります。

ハイブリッド車のメリット

• ガソリン車よりもガソリン代が安く済む
• ガソリン車よりも税金などその他の維持費も安い
• 運転時がとても静か

最大のメリットは、燃費性能が高く、燃料代を抑えることができる点でしょう。

【例えばアルファードの場合】

●ガソリン車の燃費は9.9km/L（Executive Lounge、4WD、7人乗り、 WLTCモード）

●ハイブリッド車の燃費は14.8km/L（HYBRID Executive Lounge4WD、7人乗り、 WLTCモード）

同じガソリン代でハイブリッド車なら約1.5倍の距離を走ることができる計算。同じ距離を走るためのガソリン代は、ハイブリッド車なら約2/3で済む。

低速走行時にエンジン音が発生せず静かなのも「乗ってみて初めて気付く」メリットといえるでしょう。

ハイブリッド車のデメリット

• ガソリン車より車両本体価格が高い
• 修理費が高くなることがある
• 走行音が小さいため、事故のリスクがやや高め

ハイブリッド車は費用面での課題が多いです。車両本体価格はガソリン車に比べて数十万円以上高いです。ハイブリッドシステムが故障した場合も、高い修理費がかかります。

また走行音が小さくクルマが近づいてきていることに気付かれにくいため、結果として歩行者や自転車との事故が起こりやすいというのもデメリットの一つといえるでしょう。

どんな人にオススメ？

ハイブリッド車に向いているのは、以下のような人です。

• エコカーに乗りたいが、クルマ選びもこだわりたい
• 車に乗る時間・距離が長い
• 一台を長く乗りたい

最近ではハイブリッド車よりもエコなクルマも出てきていますが、選択肢が少ないのが現状です。その点、ハイブリッド車は多くのメーカーで展開されるようになっており、幅広いメーカーやボディタイプから選ぶことができます。

また車両代が高いため、その「元を取る」ことができるくらいの距離を走る人の方が向いているでしょう。車内が静かというメリットもあるため、車に乗る時間が長い人ほど快適さを感じることができます。

ハイブリッド車とその他の違いを、以下の表で確認しましょう。左側にあるほどガソリンを利用し、右に行くほど電気を使うクルマです。

このように見ると、ハイブリッド車は「ガソリン車と電気自動車の間」にあることが分かります。

車両価格はやや高いものの、税制優遇も利用できる可能性があり、それなりにエコで、スタンド数にも不自由しないのがハイブリッドです。

プラグインハイブリッドや電気自動車のような更にエコな選択肢もありますが、車両価格が高いなど大きなデメリットもあるので使う人を選びます。

現在はガソリンモデルとハイブリッドモデルの双方を展開している車種も多いです。どちらの方が安く済むのか、いくつかの項目を比較してみましょう。

• 本体価格…ガソリン車の方が数十万円～100万円程安い
• 税金…ハイブリッド車はエコカー減税等の対象になることも。数万円安い
• ガソリン代…ハイブリッド車の方が安い。年間数万円以上の差になることも

ガソリン車とハイブリッド車、どちらがお得なのかはその人の走行距離によって変わってきます。年間8000～1万kmを一つの目安に、それを超える場合には、ハイブリッドも積極的に検討することをお勧めします。

以下の記事では具体的な車種を取り上げて、ガソリン車とハイブリッドの維持費をシミュレーションしていますので、参考にしてみてください。

ガリバーでは、メーカー横断でクルマを評価し、オススメを紹介しています。2022年版のハイブリッドおすすめトップ10は以下の通りです。

ハイブリッド車を選ぶ時は、燃費性能はもちろんのこと、ボディタイプ、定員、サイズ、運転しやすさ等も踏まえて「その人にピッタリの一台」を選ぶのが重要です。