車下取り価格リセールバリューランキング2008年10月

ヴェルファイアとの２トップにより人気を独占！

ランキング１位は２位ヴェルファイアと同率でアルファード。アルファードは今年５月にフルモデルチェンジされ、質感・高級感の向上とエクステリアデザイン 変更。そして3.0リッターは3.5リッターへと排気量がアップされ、2.4リッターモデルと共に燃費性能が向上したモデル。トヨタ最上級のミニバンだけに、見た目の印象よりも変更点が多く、燃費性能向上など現在の市場に即した改良が加えられるなど、人気のポイントをしっかり抑えた改良が加えられている点が人気のポイントです。

アルファードよりも有望株？若い世代にはヴェルファイア

２代目アルファードと共にデビューしたヴェルファイアは、基本コンポーネントはアルファードのままで、エクステリアデザインに大幅な手を加えたことによってより幅広い年代に好評なミニバンです。ヴェルファイアはノアとヴォクシーの関係と同じで、悪っぽい雰囲気を上手くアレンジしたデザインは20代から30代の若いパパに人気。アルファードと顧 客層をずらすことで、安定した高い人気が期待されます。ライバルのエルグランドのモデルチェンジまでは高級クラスではダントツの人気となるでしょう。

エコカーブームに最適なエスティマ・ハイブリッドは人気継続中！

昨年登場とアルファードよりも発売から日が経ちますが、現在唯一のミニバンハイブリッドカー人気は継続中です。ベースとなるエスティマも人気の衰えは見られず、ラージクラスではダントツの人気を誇ります。アルファードなど燃費を改善したモデルも発売されていますが、ハイブリッドモデルと比較するとその差は歴然。長距離ドライブが多いミニバンだからこそ街 中の普段使いで気になる燃費対策も十分。車両価格が高いことで販売台数が少なく、希少性が高い点も高いリセールバリューのポイントです。

キープコンセプト+燃費向上がウリの新型オデッセイ！

Ｘ６はクーペボディを採用するＳＵＶと異質なクルマとして注目です。ＢＭＷがＸシリーズなどに採用する全ての条件での走破性を高めるシステムであるｘＤｒｉｖｅを搭載。クーペボディと合わせてＳＵＶの未来を感じさせるクルマといえます。また、希少性も高く将来的な値崩れも少ないことが予想されます。登場したてのホットなクルマなのでモデルチェンジもまだまだ先。今最も注目したい一台です。

デビュー４年目に突入したセレナの安定した人気に注目！

ホンダ・ステップワゴンと同時期にデビューしたセレナのリセールバリューは３年後で最大59％とオデッセイと僅差の勝負。極限まで車高を低く設定したオデッセイと比較して、車高を維持し室内空間を十分確保しているのが最大の特徴。車格ではひとクラス下になりますが、ノア／ヴォクシー同様安定した人気を維持し、小さな子供がいるファミリー層に高い支持を受けています。ミニバンの標準モデルとしてベンチマークされる１台です。