ＭＩＮＩの買取・査定相場

現在では、BMWミニになってから3代目のモデルが作られているが、毎年のように販売台数を伸ばして成長を続けている。2代目ミニの段階では7種類ものボディをラインナップしたのに対し、3代目ミニではラインナップがやや整理されることになると見られるが、基本となる3ドアのほかに、5ドア、クラブマン、コンバーチブルなどがすでに登場しており、今後はさらにラインナップの拡充が図られることになる。
3代目ミニでは、モジュラー化した3気筒1.5Lと4気筒2.0Lのエンジンを搭載するほか、ベースグレードのONEには1.2Lエンジンを搭載する。いずれもダウンサイジング直噴ターボ仕様のエンジンで、電子制御6速ATと組み合わされる。
各モデルともドライブモードの設定があり、効果的な走る喜びのグリーンモード、際立つミニの走る喜びのミッドモード、最高のゴーカートフィーリングのスポーツモードが選択できる。
ミニは各モデルにジョン・クーパー・ワークスと呼ぶ本格的なスポーツモデルもラインナップしている。高価なクルマだが、ミニのパフォーマンスを示すモデルとして人気を集めている。

ミニはディーラーマージンの少ないクルマと言われていて、そのためにディーラーでは極力値引きを抑えて販売している。それによって中古車相場は高値安定を続けており、代替するユーザーには有利な状況にある。
ただ、ミニを買うユーザーの多くがいろいろなオプションを装着するのが普通で、300万円台のクルマに200万円を超えるオプション装着して500万円台のクルマとして購入するユーザーも珍しくないほどだ。このオプション分がどれだけ査定価格に反映されるかは微妙な部分があり、ユーザーはディーラーと買い取り店の査定を比べるなどの努力が必要である。