



一般的な新車の納期はどれくらい?納車が早い・遅い車種、早めるための対策
目次
新車の納期の目安

新車の納期は、一般に1〜3ヶ月程度が目安とされています。
新車は売買契約が結ばれてから製造されるため、基本的に中古車と比べて納期が長いです。特に人気の車種やグレードでは、納車に半年〜1年以上かかることもあります。
ただし「キャンセル車両を購入する」など在庫がある場合は。納期が2〜3週間程度と短いです。
上記の情報はあくまで目安のため、実際の納期は各メーカーの公式サイトを見たり、自動車販売店に問い合わせたりして確認しましょう。ただし正規販売店でも正確な納期を把握するのは難しく、契約時に伝えられた予定から納期が遅れることもあります。
国内メーカーの納期が早い車種・遅い車種
ここでは、2025年6月時点での国内メーカーの新車の納期目安をご紹介します。
メーカーによっては公式サイトで納期の目安を公表していない車種もあるので、より具体的な情報を知りたい場合は自動車販売店で直接確認しましょう。
※出典:各メーカー・ディーラー公式サイト、業界メディアなど参照
トヨタなどでは、公式サイトに「詳しくは販売店にお問い合わせください」と表記しているケースがあります。こうした車種は、納期が遅い可能性が高いです。
マツダは比較的納期が早い傾向があり、スバルはどの車種も概ね2か月程度です。
納期が遅くなるデメリットと早めるための対策

納期が遅れると、買い替え予定の愛車の車検が切れたり、乗っていた車の査定額が下がったりするリスクがあります。できるだけ早く車を手に入れたい人は、併せてご紹介する対策も参考にしてください。
今の車の車検切れや査定額ダウンに注意
車の買い替えのタイミングとして、車検前を選ぶ人は少なくありません。しかし購入した車の納期が遅れると、愛車の車検期限に間に合わない可能性があります。この場合、車検を通すか愛車を売却するか、選ばなければいけません。
車検を通せば公道を走行できますが「直に売却する」と考えると、車検費用がもったいないです。また、売却予定の車に乗り続けると、査定額が契約時点での提示金額より下がる可能性もあります。
一方、新車が届く前に売却すれば、車が使えなくなるので不便です。
納車遅れが原因で車検切れになりそうな場合は、お店が代車を無料で貸し出してくれるといったケースもあります。まずはディーラーに相談してみましょう。
納期をなるべく早めるための対策
メーカーの生産自体が遅れている状況では、納期を短縮するために対策できることが少ないです。しかし車種やグレードの選び方、購入時期、準備の進め方によっては納期を短くできる可能性があります。
- 対策1) 在庫のある車種を選ぶ
- 対策2) 納期の短いグレードや色を選ぶ
- 対策3) 3月などの繁忙期を避けて購入する
- 対策4) 契約前に希望納車日を伝える
- 対策5) 早めに書類準備やローン審査を済ませる
納期をとにかく短くしたい人は、店舗にある在庫車両や、発注済みでキャンセルが出た車両などを選ぶと早く納車できます。また、納期はグレードや色、オプションの付け方によっても変わります。
発注が立て込みやすい繁忙期を避けたり、納車希望日を伝えたりするのも重要です。納車の希望日を伝えれば「どういった車種やグレードなら希望日に間に合いそうか」「早めに納車するために、いつまでにどの書類が必要か」といった情報を教えてもらえることが多いです。
なお、新車購入から納車までの流れや必要書類は以下の記事で詳しく解説しています。
納期遅れを避けたい人は「登録済み未使用車」という選択肢も
ここまでご紹介したように、新車の納期は1〜3ヶ月程度が一般的ですが、なかには納車に6ヶ月以上かかるケースもあります。契約前に予定納期を確認しましょう。
「納期が遅いと困る」という場合は、中古車の検討もお勧めします。特に登録済み未使用車なら、運輸支局に車両登録されているものの、実際に使用・運行には使われていないので走行距離が極めて短く、状態も良い車です。製造済みの車両なので、納期も2週間〜1ヶ月程度で済みます。
ガリバーでは、登録済み未使用車も扱っています。ぜひご希望の車種で在庫がないかチェックしてみてください。