新車購入から納車日までの期間と必要書類

新車購入から納車日までの期間と必要書類

新車購入から納車まではどう進む? 納車までの期間、必要書類、当日すべきこと

更新日:2022/02/24

新車購入から納車日までは、1~3か月程度が一般的。ただし在庫の有無などによって大きく変動します。この記事では、納車日までの流れ、必要書類やその他の必要なもの、納車当日の注意点をご紹介します。

新車購入から納車日までの期間と流れ

納車までの日数

新車購入から納車までの期間は、1~3カ月ほどが一般的です。ただし、その時々の注文の多さ、在庫の有無、オプションの量によって納車日は大きく変動し、長いと半年や1年以上待つということもあります。

「この時期までに車が必要」という明確な期限がある場合には、早めにその旨をお店に伝えましょう。その時期までに納車できる車種を案内してもらえます。

納車日だけでなく「登録日」にも注意しよう

車を購入する時は納車日ばかり注目されますが、自動車税のことを考えるなら、車両の登録をする「登録日」も重要です。
自動車税は、登録日の翌月から課税されます。月初に登録しても月末に登録しても課税開始は翌月分からなので、自動車税という観点では月初に登録する方がお得なのです。
ただし登録日を遅らせた場合、その分だけ納車日も遅れる可能性が高いことを覚悟しておきましょう。また軽自動車税の場合には翌年度からの課税なので、3月末日を超えない限りは月初登録でも月末登録でも税の負担額に差はありません。

納車までに必要なもの・必要書類

  普通自動車 軽自動車
実印
(認印でも可)
印鑑登録証明書 ✖︎
住民票 ✖︎
車庫証明書(※お店に取得代行を依頼できる場合も多い)
身分証明書類(免許証など)
銀行印(※ローンを組む場合)

新車購入から納車までには、上記のものが必要です。多くが購入契約時に必要なものですが、車庫証明については新車登録までに用意できれば十分です。必要書類は購入する車の種類やお店、支払い方法、車庫がある自治体によっても異なるので、予め確認しておくと安心でしょう。

自動車保険の手続きも忘れずに

車を購入し、車両登録が済んだら、納車までの間に自動車保険の手続きも済ませましょう。新しく保険に入るのであれば申し込み手続きが、今の車の保険がある場合には車両入替手続きが必要です。
保険の手続きには車台番号(車体番号)が必要になります。多くのお店では何も言わなくても連絡してくれますが、念のため車を購入したお店に「車台番号が決まったら教えて欲しい」と伝えておくようにしましょう。

納車当日にやるべきこと~トラブルを防ぐために~

納車されたら、車に乗る前に「必要なものは全て引き渡されているか」「車両の状態に問題はないか」を確認しましょう。「キズや汚れがついていた」「申し込んだオプションがついていない」などのトラブルがないとは限りません。

可能であれば、納車の時に販売店のスタッフと一緒に確認をするのが理想的です。キズや汚れに気付くのが遅くなってしまうと「納車時点で不備があったのか、利用する中でキズや汚れがついたのか」で揉める原因になります。

こうした納車後のキズや汚れによるトラブルを防ぐためにも、納車されたら真っ先に車の状態や必要書類を確認しましょう。以下にチェックリストを用意しましたので、ぜひ活用してみてください。

【書類関係】

  • 車検証の記載内容に不備はないか
  • 自賠責保険証の記載内容に不備はないか

【外装・内装】

  • 塗装のキズやムラはないか
  • 内装にキズや汚れはついていないか
  • ガラスにキズはついていないか

【オプション・備品】

  • 注文書に書かれたオプションは全てついているか
  • エアコン、カーナビ、ETCなどは正しく動作するか
  • 使い方が分からないものはないか

【基本動作】

  • エンジンは問題なく作動するか
  • アクセル、ブレーキ、ハンドルなどに違和感はないか

車は「購入契約を交わしたら終わり」ではありません。納車までは1~3カ月、長いと半年以上は待つこともあるため、その間に必要な手続きや納車に向けた準備を進めましょう。
「すぐに車が必要」という場合は、中古車もあわせて検討してみても良いでしょう。中古車であれば基本的に在庫があるので、車両の登録や最終チェックを済ませれば納車されます。「未使用車が欲しいんだけど」「走行距離が短い車両っていくらくらい?」などのご相談も承っていますので、お気軽にご相談ください。