新車を買うメリット・デメリット

新車購入には、メリットとデメリットの両方があります。それぞれを確認して、自分に合った車を選びましょう。

新車であれば、自分が最初のオーナーです。真新しい車というだけでなく、グレード、色、装備などを全て自分好みにできるので、更に車に愛着が湧きます。これは、中古車では味わえない新車ならではの楽しみです。
また一般に3年～5年程度の保証がついているので、安心して乗ることができるのも嬉しいポイントです。

上記の他に、エコカー減税の対象となりやすいのも新車です。エコカー減税の対象となるような環境性能が高い車は中古車市場での流通量が少ないためです。エコカー減税については、実質的に新車購入の場合のメリットと考えて良いでしょう。

新車購入の最大のデメリットは、何といっても価格が高いことです。一般に、「3年後に車を手放した場合の価格（=リセールバリュー）」の平均は新車の50~60％程度といわれており、少し年式が落ちるだけで価格は大きく変わります。
また通常でも納車まで1～2か月程度、人気車種や部品不足などの事情がある場合は半年以上も待つことがあるのもデメリットと言えるでしょう。

メリットとデメリットが分かると、新車と中古車のどちらが向いているのかが分かってきます。
自分はどちらを購入すべきなのか、具体的に考えてみましょう。

中古車の場合、グレードや色・装備を自分好みにオーダーしていくことはできません。在庫の中から、自分に合うものを選ぶことになりますが、完全に自分好みのものを見つけるのは難しいこともあるでしょう。そのためグレード、色や装備に強いこだわりがある人には、新車をおすすめします。

「誰かが乗った車はイヤ」というだけなら、新車に加えて登録済み未使用車^※（→解説を参照）という選択肢もあります。※登録済未使用車とは、初度登録された車両で、かつ使用または運行に供されていない中古車です
ただしこの場合も、車種、グレード、色などが限られてしまうので、こだわりが強い人はやはり新車が良いでしょう。

• 新車購入の値引き術

スーパーカーなど一部の例を除き、中古車の方が新車よりもリーズナブルです。そのため出費を抑えたい人には中古車をおすすめします。「運転が苦手だから高い車を買っても勿体ない」という人も、中古車の方が気安く乗ることができるでしょう。
加えて「すぐにでも車が欲しい」という人にも、早ければ数日程度で納車される中古車がおすすめです。

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