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ミニバンは他の車とどう違う?初めて車を購入する際の疑問を解決!

ミニバンとはどのような車なのか、初めて購入を検討している人には難しい質問かもしれません。セダンやワゴン、SUV、スポーツ、コンパクトカー、軽自動車といった数々な種類があるなかで、ミニバンとは一体どのような車なのでしょうか?詳しく解説します。

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「ミニバン」と聞いてどんな車を想像しますか?車に詳しい人や、すでにミニバンに乗っている人なら簡単な質問ですが、車に詳しくない人にとっては少し難しいかもしれません。

セダンやワゴン、SUV、スポーツ、コンパクトカー、軽自動車といった数々な種類があるなかで、ミニバンとは一体どのような車なのでしょうか?その特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

小さいからミニバンと呼ぶのではない?

海外において「バン」とは、ボディサイスが全長5m以上、全幅2m以上、エンジンも5,000~8,000cc超の大排気量の車を指すことがほとんどです。

こうした大きさの車はアメリカ国内では一般的なモデルなので、このスペックでも大きすぎることはなく、現地の感覚としてはスタンダードなサイズです。

一方、日本のミニバンは全長が2.5~3.3mほど、全幅が1.45~1.6mほどが主流なので、いかにアメリカのバンが大きいかが分かります。アメリカのサイズ基準による呼称が持ち込まれたことにより、小さいバンは「ミニ」という呼ばれ方になったようです。

実際のサイズは日本国内では大きめなのに、名前に「ミニ」が付くのは、このような経緯があるからなのです。

そもそもミニバンと他の車種との違いは?

ミニバンは日本では「サイズがミニ」ではないことがわかりました。

それではミニバンにはどのような特徴があるのでしょうか。ミニバンと見た目も近い、ワンボックスという車種があります。ミニバンとこのワンボックスの違いを例に説明しましょう。

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「ワンボックスカー」は、エンジンと乗員空間と荷室空間がひとつの空間にまとめられた車です。四角い形でボンネットがないのが大きな特徴です。

一方、ミニバンは、ワンボックスカーに小さなエンジンルームが付いた短いボンネットの1.5ボックス形状の車。通常ボンネット付き3列シート車を指します。

2ボックスの車は乗員空間と荷室空間がひとつの空間にまとめられ、エンジンルームが分けられており、ステーションワゴンと呼ばれる車がこれにあたります。さらにエンジンルーム、乗員空間、荷室空間がすべて分けられた車は3ボックスと呼ばれ、セダンなどがこれにあたります。

ミニバンのメリットは?

ここで、ミニバンのメリットを挙げてみましょう。

  • 高さ・幅ともに余裕を持った室内空間。通常7~8人まで乗ることが可能です
  • シートアレンジのバリエーションが多彩で、シーンに合わせて使い分けられ、アレンジ次第で大きな荷物も載せられます
  • 収納が豊富で、荷物が増えても困りません
  • シートが高いため視野が高くて広く、安心して運転できます

上記のようなメリットがあることから、ミニバンは子どもの多いご家族や、キャンプやアウトドアに大人数で出かける機会が多く、たくさんの荷物を積み込みたい人に向いている車です。

燃費について

数年前までは、ミニバンやワンボックスカーは車体重量がかさむため、燃費が良くありませんでした。

しかし、近年はハイブリッドシステム搭載モデルなど、燃費を考慮したモデルが増え、選択肢の幅が増えています。

室内の居住性/収容能力について

室内の居住性の高さこそ、ミニバンの大きな魅力です。

たとえば、トヨタエスティマのようにシートが自在にアレンジでき、荷室空間に十分な容量が確保されている車種もあります。

荷室の使い勝手は、車種それぞれの個性を発揮するポイントです。自分のニーズに合った利便性が備わっているかをチェックしましょう。

日産セレナは、2名乗車時は自転車2台を積載できるだけでなく、床下に設けられたラゲッジアンダーボックスにはベビーカーも収納できる広さを持っています。どのようなシーンで車を使うかを想定して、目的に合う特徴を持った車種を選ぶのがポイントです。

安全性について

近年の安全機能への高まりに合わせて、ミニバンの多くに安全のためのさまざまな機能が搭載されています。例を挙げていきましょう。

日産セレナで採用された歩行者検知式自動ブレーキ、ホンダステップワゴンの路外逸脱抑制機能、トヨタヴォクシーに搭載されたサイドエアバッグ/カーテンエアバッグ。

そのほかにも、誤発進抑制機能、ブレーキ踏み間違い衝突防止アシスト、さらには車線逸脱警報や車線維持支援、後側方車両検知警報や後退時後方車両接近警報など安全性機能は多彩です。

2019年安全なミニバンランキングはこちら

走行性について

ミニバンは車高があるので基本的に重心は高めで、走行性が課題でした。しかし最近では、走行性能改善のため、低床低重心の車種が開発されています。

たとえばトヨタエスティマは、ホイールベース内に重たいエンジンを配置するミッドシップレイアウトを採用したため、重心が低くなり、走行安定性を向上させました。

このように、現在は他の車種と比べても遜色のない走行性能を持ったミニバンが数多く登場しています。

クルマ選びはライフスタイルと好みにピッタリなボディタイプ探しから

いかがでしたか?ミニバンの意味と特徴をお解りいただけたでしょうか?

最近は、従来のミニバンの課題を克服したスタイリッシュなデザイン重視モデル、走行性向上モデル、燃費改善モデルなど、さまざまなタイプのミニバンが発売され、数年前と比べて格段に選択肢が増えました。

これから車を購入する方は、ぜひ室内空間が充実したミニバンに注目してください。おすすめランキングなどでお好みのタイプを見つけるのも良いですね。