日常にもキャンプにも嬉しい!4WDハイブリッドミニバンの特徴とオススメ車種

日常にもキャンプにも嬉しい!4WDハイブリッドミニバンの特徴とオススメ車種

 


4WDハイブリッドミニバンのメリット

4WDハイブリッドミニバンは、「4WD」「ハイブリッド」「ミニバン」の良いところを備えたクルマで、以下のようなメリットがあります。

  • 4WDなので悪路でも力強く走れる
  • ハイブリッドなので低燃費で維持費が安い
  • ミニバンなので車内が広く、車中泊ができるクルマも多い

このような条件を備えているため「キャンプなどのアウトドアに使いたいけど、日常的にも使うから燃費が気になる」という人にはピッタリの一台と言えるでしょう。

選択肢が少ないのが最大のデメリット

日常にもアウトドアにも使える利便性を備えている一方で、選択肢が少ないというのが4WDハイブリッドミニバンのデメリットです。

例えばホンダの「ステップワゴン」やトヨタの「ノア」「ヴォクシー」などは、ハイブリッドも4WDもあるのですが、その両方を兼ね備えたグレードはありません。

本格アウトドアには注意が必要

 

本格アウトドアには注意が必要

また「道なき道を行く」というような本格的なアウトドアをしたい人には、ハイブリッドはあまりお勧めできません。ハイブリッドシステムはガソリン車やディーゼル車と比べると繊細で、故障しやすいと言われています。

またミニバンは乗りやすさや車内空間の広さを重視した低床フロアになっていることが多く、ゴツゴツとした道ではクルマの底面が傷ついたり、乗り上げてしまったりする可能性があるのです。

本格アウトドア用ミニバンを考えているのなら、三菱のデリカD:5が良いでしょう。ハイブリッドモデルはありませんが、ガソリン車よりも維持費が安く済むディーゼルモデルが用意されています。

【利用者口コミ】

雪道での走りにはさすが三菱と思われるパワーを発揮!現在はクリーンディーゼル車も販売されましたし、燃料費は元より、燃費もパワーも格段に上がっています。

→デリカD:5の口コミをもっと見る|中古車のガリバー

現在購入できる4WDハイブリッドミニバン

先ほども触れたとおり、4WDハイブリッドミニバンはかなり数が限られています。現在、新車または中古車で購入できるのは以下の4種類のみ。

このうちアルファードヴェルファイアは姉妹車であり、顔つきは異なるものの基本的な構造は同じです。

コンパクトで使い勝手が良い「ソリオ

 

コンパクトで使い勝手が良い「ソリオ」

定員 5人
サイズ 全長3,710mm×全幅1,625mm×全高1,745mm

「プチバン」とも呼ばれる新しい市場を作り出したソリオミニバンとしては非常に小さいサイズですが、コンパクトカーとしてみれば車内は広々としています。車中泊もできる一方で、普段の駐車も負担にならないのが魅力です。

このサイズ感のクルマではかなり珍しいことに、ソリオには「ハイブリッド×フルタイム4WD」が用意されています。減速時のエネルギーを次の加速に活かすマイルドハイブリッドですが、コンパクトなボディも手伝って燃費性能が高いのが大きな魅力です。

【利用者口コミ】

広々とした5人乗りの車が良いなと思っておりました。そんな私の思いを叶えてくれたのは、スズキソリオでした。コンパクトなのに室内が広々しており、選べる2つのハイブリッド機能と言うこともあって非常に大満足でした。

→ソリオの口コミをもっと見る|中古車のガリバー

こなれた価格も嬉しい「エスティマ

 

こなれた価格も嬉しい「エスティマ」

定員 7~8人
サイズ 全長4,820mm×全幅1,810mm×全高1,760mm

「トヨタの天才卵」というキャッチコピーで一世を風靡したエスティマミニバンで初めてハイブリッドを搭載したクルマであり、4WDハイブリッドを展開していた数少ないラインナップの一つです。

2019年に販売終了してしまったため、現在購入できるのは中古車のみ。しかし販売終了してしまったモデルということもあり、価格がリーズナブルになってきているのが魅力です。もちろん燃費性能も高く、車内はLサイズミニバンらしい広さを備えています。

【利用者口コミ】

インテリアは使い勝手を求める人にとってはシンプルで実用性の高いものといえます。室内が広く使えて車中泊も余裕ですし、100V電源もあり、家にいるのと同様の移動生活が楽しめます。(中略)ハイブリッドだけあって燃費は、この重いボディの車にしてはかなり良いです。

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ラグジュアリー感も人気の「アルファード

 

ラグジュアリー感も人気の「アルファード」

定員 7~8人
サイズ 全長4,900~4,950mm×全幅1,850mm×全高1,950mm

ミニバンの中でも屈指のサイズを誇るラグジュアリーなアルファード。広々とした車内だからこそ車中泊はもちろん、寛ぐためのラウンジ空間としても使えます。

ハイブリッド専用に開発された四輪駆動「E-FOUR」を搭載しており、特に雨や雪に濡れた道に強いのも自慢です。ハイブリッドモデルはアルファードの中でも新車価格が高いので、中古車を視野に入れるのも一つの手でしょう。

【利用者口コミ】

ハイブリッド車と言うと走り出しが鈍いイメージがありますが、アルファードの場合には車両重量が2トン以上あるのにも関わらず、前後の両輪にモーターが設置されているため走り出しが非常に軽快です。また静粛性や走行安定性は抜群で運転を楽しむ事ができるミニバンだと感じています。

→アルファードの口コミをもっと見る|中古車のガリバー

姉妹車の「ヴェルファイア

 

姉妹車の「ヴェルファイア」

定員 7~8人
サイズ 全長4,935mm×全幅1,850mm×全高1,950mm

アルファードと姉妹車であり基本的な構造が同じ「ヴェルファイア」。こちらも4WDハイブリッドが用意され、ハイブリッド専用のE-FOURを採用しています。最大の違いは顔つきなので、まずは2つを見比べるところから始めるのがお勧めです。

【利用者口コミ】

ボディが大きいので内側が広く、家族で乗っても広く感じます。座席を倒せばアウトドア用品一式入るほどの広さがあります。車体は大きいですがハイブリットですので、ガソリン車のコンパクトカーよりも燃費がよく、乗り心地も安定しています。

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Supervised by norico編集長 村田創

norico編集長_村田創

中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!