トヨタ ハリアーvsマツダCX-8徹底比較!高級SUV対決

自動車ニュース / ガリバー

2020.10.19

トヨタ ハリアーvsマツダCX-8徹底比較!高級SUV対決

※本記事内に安全装備への言及がありますが、安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。

トヨタ ハリアーvsマツダCX-8徹底比較!高級SUV対決

トヨタ ハリアーは、「国内で高級SUVといえばハリアー」といわれるほど、高い人気を誇るSUVだ。
2020年にフルモデルチェンジしたこのハリアーは、現モデルが4代目。
一方、マツダCX-8は、マツダのSUVのフラッグシップモデルだ。
両車とも、人気のSUVの中でも特に高級感のあるモデルとなっている。
今回はそんなハリアーとCX-8を燃費性能、価格、デザイン、車内空間、安全装備、走行性能などさまざまな角度から比較・評価する。

この記事の目次 CONTENTS
ハリアーの特徴
CX-8の特徴
1.燃費比較
2.価格比較
3.購入時の値引き術
4.デザイン比較
5.室内空間と使い勝手
6.安全装備の比較
7.走行性能の比較
8.リセールバリュー比較
9.まとめ・総合評価

2020年にフルモデルチェンジし、4代目となったハリアー。
言わずと知れた高級SUVの代名詞といえるモデルだ。

そんなハリアーの登場は、1997年。
当時はSUVというと、トラックの骨格をベースとしたものがほとんどで、乗り心地や静粛性はあまり褒められたものではなかった。
しかし、初代ハリアーは乗用車の骨格をベースに開発され、ライバル車を遥かに凌駕する静粛性や乗り心地を得た。
まさにエポックメイキングなモデルだったハリアーは、高級SUVのパイオニアとなった。

また、当時、北米で展開されていたレクサスRXと姉妹車関係にあったことも追い風に。
ハリアーの高級SUVイメージは、より強固なものとなっていった。

しかしその後、レクサスRXはよりオリジナリティを追求。
3代目RXからハリアーとの姉妹車関係は断ち切られた。
そのため、2代目ハリアーは、約10年ものロングセラーモデルとなってしまう。
そこで、トヨタは3代目ハリアーを国内専用車としてデビューさせた。
このモデルから、RAV4の基本骨格が使われるようになった。

そして、4代目は2020年6月にデビュー。
基本骨格を共用するRAV4と同じく、最新のGA-Kプラットフォーム(車台)が採用され、運動性能を大幅に向上させている。

4代目ハリアー

対する、マツダCX-8は2017年12月に登場したモデルだ。
マツダが国内で展開するSUVの中で、最上級車種にあたる。
3列シートを備えており、2列目シートは2名のキャプテンシートか3名のベンチシートが選択できる。
ミニバンから撤退したマツダにとって、CX-8は唯一の多人数乗車モデルでもある。

CX-8

デビュー当初は2.2Lクリーンディーゼルのみの設定だったが、2018年10月の改良で2.5Lガソリンエンジン、2.5Lガソリンターボエンジンが追加設定されている。

ハリアーの特徴

4代目ハリアーは「見て、乗って、走り出した瞬間に心に響く感性品質」を重視して開発された。
高級SUVらしく、 「より人生を豊かにするパートナー」という新たな価値を提示している。

ハリアー

基本骨格やパワーユニットは、5代目RAV4と共通。
最新のGA-Kプラットフォームが採用され、運動性能は大幅に向上している。
RAV4との差別化のため、質感や乗り心地、静粛性が高められているのも魅力だ。
パワーユニットは、3代目ハリアーに用意されていた2.0Lターボエンジンは廃止され、2.0Lガソリンと2.5Lハイブリッド2タイプとなる。

CX-8の特徴

CX-8は、マツダが国内において展開するSUVラインナップの中で、フラッグシップモデルにあたる。

目指したのは、「『3列目まで大人がしっかり座れる』パッケージングを備え、上質かつ洗練されたデザイン。日常の運転において街乗りから高速走行までドライバーの意図通りに走り、すべての乗員が安心し、そして楽しめる快適性・静粛性を兼ね備えたモデル」。
上質感あふれるインテリアが魅力だ。

CX-8

パワーユニットは、ハイブリッドシステムの設定は無い。
2.5Lと2.5Lガソリンターボエンジンの2タイプと2.2Lクリーンディーゼルの、合計3タイプから選択が可能だ。

1.燃費比較

ハリアーの評価は4.5点
CX-8の評価は3.5点

ハリアーの最新2.5Lハイブリッドが圧倒

ハリアーとCX-8は、パワーユニットのタイプや排気量がまったく異なるため、単純比較は難しい。
単純な燃費値では、ハリアーに搭載された2.5Lハイブリッドシステムには舌を巻く。
21.6㎞/L(4WD、WLTCモード)は、クラス世界トップレベルだ。

ただ、燃料費という視点で見ると、CX-8のディーゼルもハリアーハイブリッドに肉薄する。
CX-8のディーゼル車の燃費は15.4㎞/Lだ。
燃費値を比較すると、大きな差がついているように見える。
ただ、ディーゼル車は燃料に軽油が使われる。
軽油は、レギュラーガソリンより20円/L以上安いケースが多い。
こうなると、燃料費という視点では、CX-8のディーゼル車はハリアーハイブリッドに近くなる。

ガソリン車については、ハリアーは2.0Lのみ。
燃費は14.7㎞/L(4WD、WLTCモード)だ。
アイドリングストップ機能が付いていないのに、なかなか優れた燃費値を誇る。
ただ、ハイブリッド車を売って環境性能をアピールしているのに、ガソリン車にアイドリングストップ機能がないのは矛盾している。
この辺りは、改善が求められる。

ハリアーのエンジン

CX-8のガソリン車は、2.5Lで、排気量は500㏄多い。
燃費値は12.2㎞/L(4WD、WLTCモード)。
まずまずといったところだ。
排気量が違うので単純比較はできないが、ハリアーの2.0Lガソリン車と比べると、2.5㎞/Lほど悪くなる。
ただ、CX-8は排気量が大きいのでパワフルだ。
この燃費差とパワフルさをどう判断するかがポイントといえるだろう。

CX-8のエンジン

なお、CX-8でディーゼル車並みのパワフルさを誇るのが、2.5Lターボ車だ。
このモデルの燃費値は、11.6㎞/L(4WD、WLTCモード)。
意外とガソリン車との差が小さい。
このエンジンは、レギュラーガソリン対応となっている。

2.価格比較

ハリアーの評価は3点
CX-8の評価は4点

強力なブランド力を背景に、強気の価格設定となったハリアー

ハリアーハイブリッドの最上級グレードであるZレザーパッケージ(4WD)の価格は、なんと500万円越えの5,040,000万円だ。
対するCX-8ディーゼル車の最上級グレードXD Lパッケージ(4WD)の価格は、4,670,600円となっている。

両車ともレザーシート仕様。
ハリアーにはニーエアバッグが用意されているが、CX-8には装備されていない。
その他、機能差はあるものの、大きな装備差はない。
むしろ3列目シートのあるCX-8の方が割安なイメージだ。
こうした傾向は、その他のグレードでも同様。
ハリアーは大人気モデルということもあり、かなり強気の価格設定といえる。

3.購入時の値引き術

ハリアーの評価は2点
CX-8の評価は4点

値引きが期待できないハリアー。新型コロナの影響で、値引きの期待が高まるCX-8

4代目ハリアーの販売は好調で、3ヶ月以上の納期になっているという。
これだけ、多くのバックオーダーを抱えると、もはや値引きはあまり期待できない。
ハリアーの値引きは、ほぼゼロベースと考えるべきだ。

ただし、しっかりと競合させれば、わずかな値引きや用品・オプションサービスであれば期待できる。
CX-8など価格帯が近いモデルと競合させるとよいだろう。
国内にはハリアーのライバル車といえるモデルはほとんどないので、BMW X1やメルセデス・ベンツGLA、GLBなどの輸入車と競合させるのもおもしろい。

ハリアーで一定の値引きが期待できるようになるには、早くても6ヶ月以上はかかるだろう。
慌てて買う必要がなければ、しばらく様子をみるとよい。
バックオーダーが無くなり、納期が1ヶ月前後になった頃が値引きのチャンスだ。

一方、CX-8は大幅値引きが期待できる状況だ。
現在、新車マーケットは、新型コロナウイルスの影響で販売台数が激減している。
少ない顧客を奪い合っている中にあって、特にCX-8の販売は低迷している。
2020年1~6月の販売台数は7,064台で前年比47.8%。
かなり厳しい状況だ。

マツダは値引き抑制戦略を行っているが、もはや背に腹はかえられない状態。
さらに、人気モデルであるハリアーと競合すれば、大幅値引きに出てでも買ってもらいたいと思うのは当然だ。
ハリアーと競合させれば、CX-8は大幅値引きが期待できるだろう。

4.デザイン比較

ハリアーの評価は4.5点
CX-8の評価は4.5点

甲乙つけがたい個性派デザイン

新型ハリアーは、クーペのような流麗なルーフラインが美しい造形となった。
こうしたクーペルックのSUVは、流行りのデザインだ。
やや張り出しフェンダーが、流麗さに加えてたくましさもプラスしている。
前後のライトも、ハリアーのオリジナリティを高めている。

フロントフェイスは、シャープで睨みの効いたデザイン。

ハリアーのフロントフェイス

そしてリヤコンビネーションランプは、細く一直線にボディサイドまで広がり、ワイド感を強調している。
両ランプともに、夜間に点灯すると個性的に光り、ひと目でハリアーであることを認識させてくれる。
こうしたランプ類の個性化は、最近の高級車デザインでは非常に重要だ。

ハリアーのリヤビュー

一方、CX-8は、マツダのデザインテーマである「魂動(こどう)デザイン」を採用している。
そのうえで、「TIMELESS EDGY(タイムレス・エッジ―)」をキーワードに掲げてデザインされた。
本物の素材による質感表現にこだわっており、マツダの国内最上位SUVに相応しいといえる。
ただ、フロントフェイスとリヤビューは、1クラス下のCX-5に酷似しており、パッと見ただけではCX-8とCX-5の区別がつきにくい。
もう少し差別化が必要だ。

CX-8のフロントフェイス

ただ、3列目シートとなったCX-8は、ホイールベースが長くなったことでルーフも長くなっている。
横から見ると、その伸びやかなシルエットは、CX-5にはないエレガントさを感じさせる。

CX-8の外装

ハリアーとCX-8のデザインは、どちらも秀逸。
それぞれが、高級SUVらしさを追求し、エレガントなスタイルにまとめ上げている。
もはや甲乙がつけ難く、あとは好みで選ぶしかない。

ハリアーのインテリア
CX-8のインテリア

5.室内空間と使い勝手

ハリアーの評価は3点
CX-8の評価は2.5点

ボディの大きいCX-8が有利

新型ハリアーのボディサイズは、全長4,740×全幅1,855×全高1,660mm、ホイールベース2,690mm。
CX-8は、全長4,900×全幅1,840×全高1,730mm、ホイールベース2,930mmとなっている。

3列目シートをもつCX-8の方が、ボディサイズはひと回り大きい。
当然、室内の広さはCX-8が上回る。

とくに、3列目シートを格納して2列目シートを最後端まで移動させれば、ラグジュアリーSUVらしい広大なスペースとなる。

CX-8の3列目シート
CX-8の2列目シート

ただし、マツダは「大人でもしっかりと座れる3列目シート」というが、やはり大人だとかなり窮屈な乗車姿勢になる。
あくまで、短距離用と考えるべきだろう。

ハリアーの後席

荷室については、ハリアーは409L。
デザイン優先のためか、同じクラスのモデルと比べても、少々小さい。
たくさんの荷物を積載して移動、といった使い方はあまり得意ではないだろう。

ハリアーの荷室

CX-8は、ボディサイズが大きいため、3列目シートを畳めば荷室は広い。
サブトランクを含めると572Lを超える。
ハリアーと比べると広く感じるが、このサイズのモデルとしては、少々小さめ。
これも、ラグジュアリーSUVらしい、2列目シートの居住性重視ということになる。

CX-8の荷室

狭い道などでのクルマの扱いやすさの指標である最小回転半径は、ハリアーの19インチホイール車が5.7m、18インチホイール車が5.5mとなった。
対するCX-8は5.8mと、やや大きい。
ハリアーの5.5mは、まずまずといった最小回転半径だが、5.7mになると狭い道や狭い駐車場が多い日本ではやや扱いにくい。
CX-8は、ボディサイズが大きいとはいえ、最小回転半径5.8mだと運転に不慣れな人だと苦労しそうだ。

6.安全装備の比較

ハリアーの評価は4点
CX-8の評価は3.5点

最新のハリアーがやや優位。だが、エントリーグレードなどは両車ともに物足りない

ハリアーの自動ブレーキは、昼夜の歩行者と昼間の自転車が検知できる。
対して、CX-8は昼夜の歩行者のみで、自転車検知機能がない。
また、ハリアーのリヤクロストラフィックオートブレーキ[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)]は、駐車場から後退する際に、接近してくる車両をレーダーで検知。
ドライバーに注意喚起し、ブレーキ制御を行うことで衝突被害軽減を支援する。
CX-8にはリヤクロストラフィックアラートと呼ばれる似た機能があるが、ハリアーのようにブレーキ制御は無く、警報のみとなる。
さらに、ハリアーにはニーエアバッグが標準装備されているが、CX-8には装備されていない。
微妙な違いなのだが、性能面ではハリアーが上回る。

ただ、両車ともにエントリーグレード系の安全装備がやや簡素化されている。
そもそも、同じクルマなのにグレードにより安全装備の格差をつけるのは疑問が残る。
まして高級SUVなのだから、すべてのグレードに最高の安全装備を標準装備化すべきだ。
ハリアーでは、GとSグレードでリヤクロストラフィックオートブレーキとブラインドスポットモニターがオプション設定。
CX-8では、全車速追従式のレーダークルーズコントロールがオプション。
車線維持を支援するレーンキープアシストは非装備となっている。
どれも、ハイテクで高額な装備ではない。
高級SUVを標榜するのであれば、これくらいは標準装備が当然だろう。

7.走行性能の比較

ハリアーの評価は4.5点
CX-8の評価は4.5点

両車ともに、柔らかめの上質な乗り心地

まず、フットワークについては、ハリアー、CX-8ともに柔らかめのサスペンションセッティングで快適な乗り心地を披露する。
ただ、乗り味は異なる。
ハリアーは細かい凹凸を見事に吸収し、滑るように走る。
CX-8は、ゆったりとした重厚感ある動きでショックを吸収する。

ハンドリングも、乗り心地と同様にハリアーとCX-8で異なる。

ハリアーのハンドリングは、意外とスポーティ。
ドライバーのイメージ通りのラインを、軽快に走り抜けていく。
ハイブリッドの4WD機能であるe-Fourは、アクセルをグッと踏み込むと後輪側にトラクションがしっかりとかかり、後方から押される感覚が面白い。
システム出力222psは伊達ではなく、かなり速い。
アクセルレスポンスもよく、気持ちよく走れる。
ベーシックなガソリン車のFF(前輪駆動)モデルが、最も軽快。
ただ、さすがに2.0Lガソリン車なので、出力は171ps&207Nm。
必要十分だが、パワフルとはいえない。

ハリアーの運転席

一方、CX-8は、まさに重厚なハンドリング。
軽快感はないが、ゆったり正確に動く。
これがなかなか良い。
高速道路などでの直進安定性もよく、クルマがゆったりと動くため、リラックスして長距離を走ることができる。
とくに、自然吸気ガソリンエンジン4.5L級レベルの最大トルク450Nmを誇る、2.2Lディーゼル車はとても力強い。
余裕あるクルージングが楽しめる。
また、2.5Lガソリンターボエンジンは、230ps&420Nmと非常に力強い。
高回転域では、ディーゼル車以上のパンチのある加速力を誇る。
自然吸気の2.5Lエンジンの出力は、190ps&252Nm。
街中中心であれば十分な出力といった印象だが、さすがに高速道路や3列目シートを使って多人数乗車した場合は、ちょっとアンダーパワーに感じるかもしれない。

CX-8の運転席

ハリアーとCX-8の走行性能は、方向性が異なるので評価が難しい。
重厚な乗り味を高級SUVとするのであれば、CX-8ということにある。
高級SUVであってもキビキビ気持ちよく走りたいと望む人は、ハリアーだ。
購入する側の好みで評価は大きく変わるので、必ず乗り比べてみて、しっくりくる方を選ぶとよい。

8.リセールバリュー比較

ハリアーの評価は4.5点
CX-8の評価は4点

価格が下がらないリセールバリューの超優等生がハリアー

とにかく査定価格が下がらない、超優等生といえるのがハリアーだ。
3年落ちとなる2017年式でも、中古車価格は新車価格より少し安い程度を維持している。
新型ハリアーの発売に伴い、下取りに入った先代ハリアーがこれから中古車マーケットに多く流通するようになれば、若干価格が下がるだろうが、それでも非常に高いリセールバリューになる。

より高値になっているのは、ハイブリッド車の最上級グレード、レザーシートやサンルーフ、高級オーディオなどのオプション装備。
ボディカラーは白・黒系が必須条件となる。

新型ハリアーも同様の傾向になることが予想できる。
リセールバリューが非常に高いモデルなので、短期の乗り換えにも向く。

CX-8も人気SUV、かつ数少ない3列目シートということもあり、高めのリセールバリューとなっている。
ただ、比較相手がハリアーだと、分が悪い。
さすがに、ハリアーほどの高額査定は期待できないだろう。
ただ、逆に中古車としてはお買い得感がある。

高値が期待できるのは、人気のディーゼルエンジンを搭載したXD系。
最上級グレードとなるLパッケージ、贅沢仕様のエクスクルーシブモードが高値傾向だ。
オプション類でプラス査定になるのは、サンルーフやボーズオーディオなど。
マツダ車というと赤系のボディカラーの人気が高いが、CX-8は高級SUVということもあり、ダークカラー系もしくは白系の人気が高い。

9.まとめ・総合評価

ハリアーの総合点は30点/40点
CX-8の総合点は30.5点/40点

同じ高級SUVでも、キャラクターがまったく異なる

ハリアーとCX-8は、高級SUVとしての価値を追求したモデルだ。
高級感あるデザインや質感の高いインテリアなどは共通。
しかし、クルマの乗り味は、まったく異なる。
ハリアーは、ハイブリッドシステムによる超低燃費性能をもつ。
さらに、新開発のGL-Kプラットフォームが採用されたこともあり、運動性能は飛躍的向上。
柔らかめで乗り心地重視のセッティングながら、軽快な走りがウリだ。

CX-8は、ハリアーより一回り大柄なボディサイズをもつ6~7人乗りの高級SUV。
450Nmという大トルクを誇る2.2Lディーゼル車を中心に、大きく重いボディを感じさせない力強さを誇る。
その走りは、軽快感のあるハリアーとは対照的。
重厚感のある走りで、ドッシリとした安定感ある高速クルージングを得意とする。

こうした乗り味の差は、どっちがよいのか? という問題ではなく、欧風カレーが好きか?インドカレーが好きか?という好みの差だ。
こうした味の差は、試乗してどちらが好きかチェックする必要がある。
どちらを選んでも満足できる高級SUVだ。

ハリアー CX-8
総合得点(40点満点) 30点 30.5点
1.燃費 4.5点 3.5点
2.価格 3点 4点
3.購入時の値引きしやすさ 2点 4点
4.デザイン 4.5点 4.5点
5.室内空間と使い勝手 3点 2.5点
6.安全装備 4点 3.5点
7.走行性能 4.5点 4.5点
8.リセールバリュー 4.5点 4点

クルマ評論家 CORISM代表

大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員