Mクラスミニバンの中でも広さやシートアレンジの豊富さが魅力のステップワゴン。
この記事では、エアーとスパーダの違い、各グレードの価格や燃費、乗車定員、装備を比較し、売れ筋やおすすめの選択肢を解説します。
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- ステップワゴンのグレードの特徴は?
- ステップワゴンのグレード早見表
- エアー/スパーダの違いは?
- ステップワゴン各グレードの特徴は?
- ステップワゴンのおすすめグレードや売れ筋は?
- 購入前のモデル選択チェックリスト
- ステップワゴンは中古車もおすすめ!
ステップワゴンのグレードの特徴は?
6代目ステップワゴンには、以下のように主に4つのグレードが存在します。各グレードの特徴や売れ筋・おすすめモデルは以下の通りです。
- エアー:ガソリン車のみで装備はシンプル
- エアーEX:シンプルなデザインで装備が充実(おすすめ)
- スパーダ:エアロ仕様で装備が充実(売れ筋・おすすめ)
- スパーダ プレミアムライン:最上位グレード(売れ筋)
売れ筋はスパーダ系ハイブリッド車(e:HEV)といわれていますが、現在はe:HEV エアーEXも人気で、おすすめの選択肢です。
また、2026年3月現在は30周年特別仕様車も販売されています。
ステップワゴンのグレード早見表
ステップワゴンの各グレードについて、以下にエンジンや駆動方式、価格、燃費、乗車定員を一覧でまとめました。(福祉車両除く)
| グレード(モデル) | エンジン/駆動方式 | 価格 | 定員 | WLTC燃費 |
|---|---|---|---|---|
| エアー | ガソリン/2WD | 334万8,400円 | 7人 | 13.2km/L |
| エアーEX | ガソリン/2WD | 354万3,100円 | 7人 | 13.1km/L |
| ガソリン/4WD | 376万3,100円 | 7-8人 | 12.2km/L | |
| スパーダ | ガソリン/2WD | 360万3,600円 | 7人 | 12.9km/L |
| ガソリン/4WD | 382万3,600円 | 7-8人 | 12.1km/L | |
| スパーダ PREMIUM LINE |
ガソリン/2WD | 387万3,100円 | 7人 | 12.5km/L |
| ガソリン/4WD | 406万3,400円 | 7人 | 12.1km/L | |
| e:HEV エアーEX | ハイブリッド/2WD | 393万8,000円 | 7-8人 | 19.8km/L |
| e:HEV スパーダ | ハイブリッド/2WD | 399万8,500円 | 7-8人 | 19.6km/L |
| e:HEV エアーEX 30周年特別仕様車 |
ハイブリッド/2WD | 409万8,600円 | 7人 | 19.8km/L |
| e:HEV スパーダ 30周年特別仕様車 |
ハイブリッド/2WD | 415万9,100円 | 7人 | 19.6km/L |
| e:HEV スパーダ プレミアムライン |
ハイブリッド/2WD | 426万8,000円 | 7人 | 19.5km/L |
| e:HEV スパーダ プレミアムライン(ブラックエディション) |
ハイブリッド/2WD | 440万6,600円 | 7人 | 19.5km/L |
グレードは、基本的にエアー/エアーEX/スパーダ/スパーダ プレミアムラインの4展開です。ただし、エンジン(1.5Lターボ/2.0Lハイブリッド)と駆動方式の組み合わせ、特別仕様車の存在により、モデルは全13種類となっています。
駆動方式と乗車定員に関しては、以下のような注意点があります。
4WDを選べるのはガソリン車のみ
坂道走行や高速走行が多い場合に選択したい4WDですが、6代目ステップワゴンではガソリン車にしか設定がありません。
ライバルのノア/ヴォクシーやセレナではハイブリッド車の4WDが存在しますし、デリカD:5は全車4WDのディーゼル車でステップワゴンよりも燃料代を抑えやすいです。
8人乗りの選択肢は限定的
ステップワゴンで8人乗りが選択できるのは、ガソリン車の4WDモデルか、e:HEV エアーEXとe:HEV スパーダ(ともに2WD)に限られます。
8人乗りはライバルでも選択肢が限られるケースが多いですが、セレナはほぼ全車8人乗りモデルで、可動域の広い「スマートマルチセンターシーㇳ」を採用しています。
エアー/スパーダの違いは?
ステップワゴンの「エアー」と「スパーダ」の主な違いはデザインです。また、サイズや燃費、価格も若干ながら異なります。
※この章では、基本的にエアー/エアーEXをまとめて「エアー」、スパーダ/スパーダ プレミアムラインをまとめて「スパーダ」と表記しています。
違い①外装
エアーとスパーダの最大の違いは外装、特にフロント部分です。
- エアー:クリーンでシンプルなデザイン
- スパーダ:力強く品格あるデザイン
エアーのフロントグリルは横一線のシンプルなデザインで、クリーンで上品な印象です。
ボディカラーは、爽やかな「フィヨルドミスト・パール」や落ち着きある「シーベッドブルー・パール」を選べます。
一方、スパーダはワイドなフロントグリル、ボディ下端にはメッキモールを装備。重厚感あるデザインです。
ボディカラーは、黄昏時を連想させる「トワイライトミストブラック・パール」や深みのある「プレミアムクリスタルガーネット・メタリック」を選べます。
違い②内装
エアーとスパーダの内装では、シートやインパネの一部の素材・色が異なります。
- エアー:ファブリック素材で色はグレー/ブラック
- スパーダ:プライムスムース(合皮)も採用し、色はブラック
エアーはファブリック素材を採用し、やさしく安らげる空間となっています。撥水・撥油素材のため、ファミリーも安心して使えます。
一方、スパーダはファブリックまたは合皮を採用して高級感ある空間に仕上がっています。
違い③サイズと燃費
エアーとスパーダでは、実は以下のように全長や燃費が異なります。
| グレード(モデル) | 全長 | WLTC燃費 |
|---|---|---|
| e:HEV エアーEX | 4,800mm | 19.8km/L |
| e:HEV スパーダ | 4,830mm | 19.6km/L |
全長が異なるのは、バンパー形状の違いによるものと考えられます。スパーダでは、伸びやかさを強調する前後バンパーを採用しています。
また、スパーダは車重がエアーよりわずかに重い傾向があり、燃費にも若干の差があります。
エアーEXとスパーダはほぼ同じ装備
2022年5月の6代目ステップワゴン登場時は、エアー系のグレードが「エアー」一択であり、スパーダとは装備に大きな違いがありました。
しかし、2025年5月に新グレード「エアーEX」が投入され、このグレードは「スパーダ」とほぼ同様の装備を備えています。同じエンジン/駆動方式の場合、両者の価格差は6万500円(エアーEXのほうが安い)です。
ステップワゴン各グレードの特徴は?
ここからは、ステップワゴンの各グレードと特別仕様車の特徴を紹介します。
ガソリン車のみの「エアー」
- 新車時価格:334万8,400円
- エンジン/駆動方式:ガソリン2WDのみ
- WLTC燃費:13.2km/L
- 乗車定員:7人
エアーはステップワゴンの廉価グレードであり、ガソリン車のみの展開です。
装備面では、シートヒーターやトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー(※)、後席のUSBチャージャー、2列目オットマン、パワーテールゲートといった快適装備が搭載されていません。
※運転席/助手席/後席を分けて調整できるエアコン
後席に大荷物を載せて移動したい方におすすめです。
装備充実の新グレード「エアーEX」
- 新車時価格:ガソリン車354万3,100円~376万3,100円、e:HEV車393万8,000円
- エンジン/駆動方式:ガソリン車2WD/4WD、e:HEV車2WDのみ
- WLTC燃費:ガソリン車12.2~13.1km/L、e:HEV車19.8km/L
- 乗車定員:7-8人(モデルにより異なる)
エアーEXは2025年5月に投入された新グレードで、スパーダとほぼ同じ装備を備えています。
前席シートヒーターやトリプルゾーンコントロール・フルオートエアコンディショナー、全列USBチャージャー、2列目オットマン、パワーテールゲートなどを搭載しています。また、本革巻きステアリングホイールも標準装備です。
デザインにこだわりがなく、コストパフォーマンス重視の方におすすめします。
重厚感ある見た目の「スパーダ」
- 新車時価格:ガソリン車360万3,600円~382万3,600円、e:HEV車399万8,500円
- エンジン/駆動方式:ガソリン車2WD/4WD、e:HEV車2WDのみ
- WLTC燃費:ガソリン車12.1~12.9km/L、e:HEV車19.6km/L
- 乗車定員:7-8人(モデルにより異なる)
スパーダは、ワイド感あるフロントグリルやメッキパーツを採用し、伸びやかで力強いデザインに仕上がっています。
快適装備の充実度はエアーEXとほとんど変わりません。タイヤの大きさは、ガソリン車は16インチ、e:HEV車は17インチ(エアー系はすべて16インチ)です。
エアーEXとの価格差は6万円と大きくないため、重厚感あるデザインを求める方におすすめします。
最上位グレード「スパーダ プレミアムライン」
- 新車時価格:ガソリン車387万3,100円~406万3,400円、e:HEV車426万8,000円
- エンジン/駆動方式:ガソリン車2WD/4WD、e:HEV車2WDのみ
- WLTC燃費:ガソリン車12.1~12.5km/L、e:HEV車19.5km/L
- 乗車定員:7人
スパーダ プレミアムラインはステップワゴンの最上位グレードであり、エアーEX/スパーダ以上に安全装備や快適装備が充実しています。スパーダとの価格差は約30万円です。
安全装備では、ガソリン車/ハイブリッド車の双方でアダプティブドライビングビームや後退出庫サポート、マルチビューカメラシステム、オートレベリングのフルLEDヘッドライトを装備しています。
快適装備では、2列目にもシートヒーターを搭載。シート素材もスエード調表皮×合皮を採用し、より高級感があります。
外観も、専用のプラチナメッキクローム加飾を採用して高級感を演出しています。
【限定】ブラックエディション
- 新車時価格:440万6,600円
- エンジン/駆動方式:e:HEV / 2WDのみ
- WLTC燃費:19.5km/L
- 乗車定員:7人
ブラックエディションは、スパーダ プレミアムラインに設定された特別仕様車です。2025年5月に投入されました。
フロントグリルガーニッシュやアルミホイールなどにブラック加飾を施し、専用の17インチアルミホイールを装着するなどプレミアム感を演出しています。スパーダ プレミアムライン(e:HEV)との価格差は、約14万円です。
【限定】30周年特別仕様車
- 新車時価格:エアーEX409万8,600円 スパーダ415万9,100円
- エンジン/駆動方式:e:HEV / 2WDのみ
- WLTC燃費:エアーEX19.8km/L、スパーダ19.6km/L
- 乗車定員:7人
30周年特別仕様車は、ステップワゴン発売から30年を記念して2025年12月19日に発売されました。e:HEVのエアーEXとスパーダ限定のモデルで、標準車よりも約16万円高いです。
標準車では搭載のないアダプティブドライビングビームやマルチビューカメラシステム、後退出庫サポート、LEDルームランプ、2列目シートヒーターが標準装備されています。
また、デザイン面では専用のタグやエンブレムが装着され、特別感ある一台に仕上がっています。
エアーEXやスパーダにもう少し安全装備や快適装備を加えたい方におすすめです。
Q. ガソリン車とe:HEV車の装備の違いは?
ステップワゴンは、同じグレードでもガソリン車とe:HEV車(ハイブリッド車)で装備が一部異なります。ここでは、エアーEX/スパーダにおける代表的な違いを紹介します。
【e:HEV車のみ装備】
- オートレベリングのヘッドランプ
- 車両接近通報装置
- PTCヒーター
- センターコンソールボックス
- 電動サーボブレーキシステム
- エレクトリックギアセレクター
- 減速セレクター
なお、ガソリン車とe:HEV車では走行性能や燃費性能も大きく変わります。特に走り心地は、試乗して比較するのがおすすめです。
ステップワゴンのおすすめグレードや売れ筋は?
ここでは、グレード選びで気になりがちな売れ筋(人気)グレードやおすすめグレードについて解説します。
売れ筋は「e:HEV スパーダ」系
これまで販売台数が多いといわれてきたのが、e:HEVのスパーダ系モデルです。特に人気なのはe:HEV スパーダと考えられ、装備が充実し、かつデザイン性が高い点が評価されてきました。
現在はe:HEV エアーEXも人気ですが、約6万円プラスでスパーダに変えられると考えると、決して高くはないでしょう。
おすすめは「e:HEV エアーEX」など
売れ筋はe:HEV スパーダ系ですが、おすすめグレードは以下の2種類です。
- e:HEV エアーEX(乗り潰す)
- e:HEV スパーダ(デザイン性・リセール重視)
e:HEV エアーEXは若干ながらe:HEV スパーダより価格が安く、デザインを気にしないのであればコストパフォーマンスに優れています。また、燃費もスパーダよりわずかによいです。
一方で、スパーダはエアーEXと6万円差でデザイン性を楽しめます。また、リセールバリューも少し高い傾向があります。
なお、走行距離が短い場合はガソリン車を選んだほうが総費用を抑えられる可能性があります。
安全性重視なら30周年記念モデルも
e:HEV エアーEXやe:HEV スパーダで安全装備を充実させたい場合は、30周年記念モデルもおすすめです。
スパーダ プレミアムラインよりも価格を抑えながら、装備を充実化できます。
購入前のモデル選択チェックリスト
ステップワゴンのグレード選択で失敗しないためには、以下の5項目を踏まえて選ぶのがおすすめです。
- ①2WDか4WDか
- ②ガソリンかハイブリッドか
- ③コスト重視か快適性重視か
- ④エアーかスパーダか
- ⑤求める安全装備の充実度
チェック①2WDか4WDか
坂道走行や高速走行が多い場合は、4WDモデルを検討しましょう。ステップワゴンで4WDというと、選択肢はガソリン車一択となります。
チェック②ガソリンかハイブリッドか
ガソリンとハイブリッド(e:HEV)のどちらが得かは、その時のガソリン価格などによって異なります。
大まかな目安として、年間1万kmも走らない場合は、ガソリン車のほうが車の総費用を抑えやすい可能性があります。
チェック③コスト重視か快適性重視か
「とにかくコスト重視で快適性は二の次」という場合は、ガソリン車のエアーで十分です。特に、自転車など「荷物を積むツール」として選ぶ場合はエアーをおすすめします。
チェック④エアー系かスパーダ系か
先にご説明したように、エアー系とスパーダ系の基本的な違いはデザインです。数万円かけて重厚感あるデザインにしたい場合は、スパーダ系を選びましょう。
チェック⑤求める安全装備の充実度
ステップワゴンは、廉価グレードのエアーを除いて快適装備が充実しており、安全装備も整っています。ただし、以下の装備は一部グレードやハイブリッド車のみの搭載です。
- アダプティブドライビングビーム
- 後退出庫サポート
- オートレベリングのヘッドライト
- 車両接近通報装置
安全性が気になる場合は、こうした安全装備の有無をよく確認しましょう。
ステップワゴンは中古車もおすすめ!
ステップワゴンは、ファミリー利用や趣味での購入が比較的多いです。
中古車は、新車に比べて「子どもの食べこぼしや飲みこぼし、ちょっとしたキズなどを気にしにくい」というメリットがあります。
また、新車よりも少しでも価格を抑えやすいので、購入を検討している場合はぜひ中古車の在庫もチェックしてみてください。