ライター紹介

クルマ評論家 CORISM代表

大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員

生誕50周年を祝う期間限定モデル「フェアレディZ 50th Anniversary」登場!

日産は、歴史あるスポーツカー「フェアレディZ」の生誕50周年を記念した「フェアレディZ 50th Anniversary」を設定し、2019年夏に発売を予定している。
この50周年記念車は2020年3月末までの期間限定モデルとなる。

初代S30型フェアレディZは、1969年に登場。
ロングノーズ&ショートデッキの美しいスタイルに優れた走行性が魅力のモデルだ。
高性能スポーツカーの割に、価格が安価だったこともあり、北米を中心に大ヒットモデルとなる。
GT-Rと並び、日産を象徴する歴史あるスポーツモデルとなった。

フェアレディZは、モデルを重ね現行のZ34型で6世代目となった。
この6代目フェアレディZは2008年に登場。
すでに12年目となるロングセラーモデルになった。

歴代フェアレディZの中でここまで長寿命となったモデルは、このZ34型のみだ。
今後、日産がこのフェアレディZをどうするのかにも注目されている。

懐かしさのなかに新鮮さを感じさせるカラーリング

今回投入される「フェアレディZ 50th Anniversary」は、1970年にアメリカのSCCA(スポーツ・カー・クラブ・オブ・アメリカ)のレースで優勝した「Datsun 240Z BRE」のデザインをモチーフにしたものとなった。

ブリリアントホワイトパール(3P)のボディにバイブラントレッド(C)の組み合わせと、ブリリアントシルバー(M)のボディにダイヤモンドブラック(P)の組み合わせで2種類のカラーリングを設定。
年配者には懐かしさを感じさせが、若年者には新鮮さを感じるカラーリングだ。

フロントフェンダーにステッカーを、そしてリヤには50周年記念を象徴するバッジを追加。
ホイールリムにレッドラインを追加した19インチアルミホイールを採用している。

専用のアルカンターラ表皮のステアリングを装備

インテリアには、レーシングカーをイメージさせるセンターストライプを施したアルカンターラ表皮のステアリングホイールを装備。
専用キッキングプレート、専用カラーのシフトノブ、専用ステッチを施したパワーシートやドアトリムを採用した。

また、シート、シフトノブ周りやメーター内に50周年記念ロゴを配し、50周年記念車であることをアピールしている。

価格、スペックなどの詳細は今のところ未発表だ。