- この記事の目次 CONTENTS
- 転勤する人がお得にクルマに乗る方法
- 具体例① ホンダ「N-BOX」
- 具体例② トヨタ「C-HR」
- 具体例③ トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」
- 困ったらお店で相談を
転勤する人がお得にクルマに乗る方法
もうすぐ4月。すでに異動の内示が出て、引っ越しの準備をしているという人もいるでしょう。転勤がきっかけで「クルマを初めて買う」「クルマを買い替える」という人は多くいますが、転勤がある人だからこそチェックすべき重要なポイントがあるのはご存知でしょうか。
今回は、転勤が多い人が損をしないための、お得なクルマの買い方とおすすめのクルマをご紹介します。
短期で乗り換える可能性があるならリセールバリューをチェック
転勤になった人が、次の職場に異動したり、他の拠点に移ったりするまでの期間は、平均すると数年程度。引っ越し先によっては、今は2台あるマイカーを1台だけにしてしまうこともあるでしょう。都市部に引っ越したら、クルマを全く持たない生活になることも充分考えられます。
環境が変わる可能性が高い人に注目してほしいのが、リセールバリュー。「リセール=再販」「バリュー=価値」という言葉の通り、クルマを手放す時にどの程度の価値があるのかを示す言葉です。
リセールバリューが高いということは、手放す時に高く売れるということであり、つまりそのクルマに乗るのに掛かる費用が実質的に安くなるということです。クルマを乗り潰す人には関係のない話ですが、また引っ越す可能性がある人はぜひ覚えておきたいポイントです。
リセールバリューが高いクルマの条件は?
リセールバリューは、安定した人気があるほど高い傾向があります。人気がある車種はもちろんのこと、ボディタイプやメーカー、さらにはボディーカラーについても、人気があるものを選んだ方がリセールバリューが高くなります。(ただし人気カラーはモディタイプによって異なります)
また新しいモデルのクルマはリセールバリューが高いのに対し、モデルチェンジし次のモデルになってしまうと、旧モデルとなってしまったクルマのリセールバリューは下がってしまいます。
ここからは、具体例を交えながらリセールバリューが高いクルマとその特徴をご紹介します。
具体例① ホンダ「N-BOX」
軽自動車を検討しているなら、リセールバリューが期待できておすすめなのがホンダのN-BOX。スーパーハイト系の軽自動車で新車販売台数が1位の、安定した人気が見込めるクルマです。
2017年9月にモデルチェンジして2代目になったばかりなので、例えば3年後に手放す時にも、まだ現行モデルが販売中である可能性が高いです。現行モデルだと高く買い取ってもらえる可能性が高いので、転勤の可能性がある人には嬉しい一台です。
安全装備も充実で子育て世帯も安心
新しくなったばかりのホンダのN-BOXの注目ポイントは、充実した安全装備。歩行者検知式の自動ブレーキを搭載した「ホンダセンシング」が全てのグレードに標準装備されました。その他にも自動スライドドア、57センチも動かせる助手席スーパースライドなどが用意されており、子育て世帯に優しい設計です。
軽自動車なので税金なども安く済むのは嬉しいポイントですが、車両価格だけ見ると、スーパーハイト系の軽自動車はコンパクトカーを超える価格帯。「新車だとちょっと」という人は、中古車も候補に入れてみましょう。現行モデルの在庫は少ないものの、思わぬ掘り出し物が見つかる可能性もあります。
具体例② トヨタ「C-HR」
単なるブームかと思われていましたが、すっかり市民権を得てきた印象すらあるSUVも、リセールバリューが下がりにくいクルマの一つです。中でも注目なのは、2016年末に誕生したトヨタのコンパクトSUV「C-HR」です。デビュー当初は新車でも納車待ちが続くなど、発売直後から予想以上の人気の一台でした。
発売から1年が経った今もその人気は健在。新しいモデルで、人気のSUV、そして何より中古車市場においては在庫がまだ少ないということもあり、高いリセールバリューが期待できます。
使いやすいサイズ感と安全性も魅力
2016年末に発売されたC-HRは、トヨタが全世界展開を狙って作った世界戦略車。そのため、トヨタとしては意外なほどのスポーティーで洗練されたスタイルを備えています。奇をてらっている訳ではなく、しかしどこか特別感があるスタイルが人気の一因でしょう。
また世界戦略車でありながら日本でも使いやすいサイズ感も嬉しいポイントです。立体駐車場にも停められる全高で、SUVでありながらアクアよりも小回りが利きます。先進安全技術の標準装備化を躊躇することが多いトヨタですが、このC-HRに関しては歩行者検知式自動ブレーキも標準装備されています。
具体例③ トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」
新しいクルマやモデルチェンジのタイミングは、クルマに詳しい人でないと、あまり耳に入ってこないもの。そんな人は、安定した人気を誇るクルマを選ぶというのも1つの方法です。トヨタの高級SUVであるランドクルーザーはその好例ですし、これからご紹介するミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」も長きにわたり人気の一台です。
特に日本において、子どもがいるファミリーに根強い人気を誇るミニバン。中でもアルファードとその兄弟車であるヴェルファイアは、圧倒的なサイズ感やデザインで「憧れの一台」という人も多いクルマです。「新車は手が届かないから、中古で」という人も多いだけに、リセールバリューは常に高めを推移しています。
マイナーチェンジで安全装備も充実
3列ミニバンの中でも大きなボディサイズのアルファード/ヴェルファイア。広々と寛げるため、「高級車といえばセダン」というイメージを覆す、ラグジュアリーなインテリアも用意されている一台です。
3.5リッター車はアイドリングストップ機能付きの新エンジンにバージョンアップ。またこれまでは標準装備ではなかった先進安全装備も、2017年末のマイナーチェンジによって漸く標準装備化されました。「今さら」という印象もありますが、高級ミニバンに相応しい完成度を備えたクルマに仕上がりました。
リセールバリューにこだわって買うなら、ブラックなど落ち着いた色のクルマをお勧めします。特にアルファードは重役向けの高級法人車として使われることも多いため、そういった用途で使いやすい落ち着いたカラーの方がリセールバリューが高めなのです。
困ったらお店で相談を
ここまで、リセールバリューが高いクルマを、具体例を交えながらご紹介してきました。転勤の可能性がある人は、ぜひリセールバリューも意識しながらクルマを検討してみてください。
とはいえ、ライフスタイルに合ったクルマでなければ意味がありません。「うちの使い方の場合はどうしたらいいんだろう?」「このエリアでリセールバリューが高いクルマはどれ?」「どのメーカーが良いんだろう?」など迷ったら、プロに相談してみてください。
新車を扱うディーラーに他社のクルマの話を聞くのは気が引けるもの。そんな人は、中古車買い取り専門店に今のクルマの査定をしてもらいつつ、新しいクルマについても相談するのも良いでしょう。
アルファードのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和5年6月(2023年6月)〜現在
- 新車時価格
- 540.0万円〜559.8万円
アルファードの在庫が現在461件あります
以下車両の保証内容詳細は画像をクリックした遷移先をご確認ください。