株式会社IDOM(旧社名:ガリバーインターナショナル)が2016年上半期(2016年3月〜8月)の車種別中古車販売ランキングを発表しました。
中古車市場で実際に売れている車種はどういった特徴があるのか、今後の動向とあわせて解説します。

〈まずはTOP10〉
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1位のダイハツ タント
タント
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上半期1位のタントをはじめとするスーパーハイト系軽自動車は、現行モデルからひとつ前のモデル(先代モデル)までの比較的新しいモデルが人気です。室内空間が広く、機能も充実している高年式のスーパーハイト系の軽自動車は、かつてのセカンドカーという役割から、メインの車として活用されるていることが窺えます。
2位にランクインしているワゴンRなど歴史の長いハイト系軽自動車は、やや古いモデルが主力となっていることから、値ごろ感のある車が多く、買いやすい状況を作り出しています。

3位の日産 セレナ
セレナ
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8月末に発売された自動運転技術で話題の新型セレナの影響もあり、先代のセレナが好調です。
また、先代よりも前のモデルの人気も顕在であるため、販売ランキングでは常に上位を維持しています。
同様に新型モデルが発売されたプリウスも先代モデルがよく売れていますが、プリウスは歴史が長く流通量が多いため、販売台数を押し上げる要因となっています。全体的にはミニバンやコンパクトといった実用的な車種が多い状況が続いています。

〈11位から20位のランキング〉
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〈人気車の傾向〉
全体的に売れ筋のポイントとしては、実用的(室内空間が広い、小回りがきく、低燃費)であることと、安全技術、自動運転技術面などに代表される新しい技術を搭載していることと、デザインの新しさの3つが挙げられます。
また、今後注目したいのは5位にランクインしているホンダのフィットです。3世代目のフィットが登場してから今年で3年目を迎えるため、中古車市場に出回る台数が増え、値ごろ感のある中古車に人気が集まりそうです。

5位のホンダ フィット
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〈21位から30位まで〉
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20位のBMW MINI
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輸入車で唯一TOP30入りしたのは、根強い人気のMINIでした。