この記事の目次 CONTENTS
記事トップ
ニューモデル好きならチェックしたい!
トヨタブースの「FSC」、その実体は・・・!?
マークX ジオとFSCを見比べてみれば・・・

ニューモデル好きならチェックしたい!

 あと1ヶ月で、2年に1度のお楽しみ、クルマ好きの祭典「東京モーターショー」が開幕となります。華やかなブース、きれいなコンパニオン・・・そんな楽しみも「もちろん!」良いけれど。
 しかし!クルマ好きとしたら、近未来の市販車の姿に注目したいところ。実はそこかしこに、明日のニューモデルがこっそり展示されている事実、気付いていました!?

トヨタブースの「FSC」、その実体は・・・!?

 05年の東京モーターショートヨタブース。その中で、ちょっと変わったコンセプトカーが展示されていました。その名は「FSC」。低車高のフォルムは、ミニバンとセダンのイイトコ取りをしたというそのモデル。華やかさこそ控えめながら、妙に現実的なフォルムが市販間近であることを匂わせていました。

05年東京モーターショーに出品されたコンセプトカー「FSC」。

こちらは市販モデル「マークX ジオ」のサイドフォルム。

TOPの画像と見比べると、思いのほか「そのまんま」なことが判る。

マークX ジオとFSCを見比べてみれば・・・

 それから丸2年。トヨタから遂にデビューしたのが「マークX ジオ」でした。ロールーフ、6シーターのコンセプトからエクステリアに至るまで、今改めて見比べてみると、びっくりするくらいそっくり!

 今思うとFSCは、新コンセプトの「マークX ジオ」が、ユーザーにスムーズに受け入れられることを目的に誕生した戦略的ショーモデルなのかな、と想像。
 実は、そういうマーケティング活動の一環として、モーターショーの場を利用したと思われる事例も、毎回各社で見かけます。そのあたりの将来像を(好き勝手に)想像するのもまた、クルマ好きには楽しいものです。

 これこそが、東京モーターショーのもうひとつの見どころ。コンパニオンの笑顔に見とれてないで、今年はそんなところもチェックしてみてはいかがでしょう。