タイを激走する国沢号!

感が戻ってきたコ・ドラ。タイムもアップ!

タイを激走する国沢号!

 されど国沢光宏だって皆さんが考えているほどオタンコじゃありません。SS3からペースノートを半分しか信じないようにして走る。人生と同じく辛抱しなくちゃならない時だってあります。

 すると、SS6あたりからスコシさんの英語も解るようになってきた。リーディングのタイミングもバッチリ! スコシさん、元々タイじゃ有数の経験を持つコ・ドライバーとあって以前のカンを取り戻してきた様子。何たってモンスター田島のコ・ドライバーだってやってたのだ。となれば徐々にペースも上がっていく。今回のラリーで最も長い25kmのSS7は、楽しく走れるようになってきました。ラリー、楽しく走れるとタイムもキッチリ出るから面白い。

気がつくと6番手! 上出来です。

 1日目の最後のSS8(14km)をスタートすると、いやいや今シーズン初めての「キッチリと攻められてるなぁ〜」という手応え。SS8は路面もフラットだからサスペンションの優劣も出にくい。気持ちよ〜く走ってゴールすると、あらら? 凄く良いタイムじゃないの!

 サービスに戻ってチェックしてみたら6番手! しかも東南アジア地区のチャンピオンであるサラディン選手と1秒差! 世界の新井とも18秒差ときた。

 私の場合タイヤや(今回新品は10本だけ)コンピューター(リーズナブルな100オクタン仕様のSTI製。皆さん航空燃料のオクタン価用にセッティング可能な70万円以上するモーテックを使う)のハンデあるから、望外の成績であります!