猛者たちに迫る ラリージャパン特集 WRCの基礎知識 WRCデータベース
CITROEN
クラサWRC
<シトロエンチーム名>
シトロエン・トタル
<マシン名>
クラサ WRC
セバスチャン・ロウブフランソワ・デュバル

2003、2004年シーズンのマニュファクチャラーズタイトル連覇、2004年にはS・ロウブもドライバーチャンピオンに輝くという完全優勝を果たしたシトロエン。
2005年はロウブとともにフォードから移籍したF・デュバルの超実力派ドライバー2人を擁する。
第4〜9戦はロウブの6連勝と、ミシュランタイヤとともに、もはや無敵ともいえる強さを誇る。
チャンピオンにもっとも近いチームであり、ラリージャパンでも当然注目の的だ。

かつてはNAエンジン・FFのクサラ・キットカーでスポット参戦、98年のターマック・ラリー2戦では4WDターボ勢を押さえ優勝。
コルシカ島の古い街道で、WRカーには決して真似のできない鋭い走りを見せるその姿に、興奮したファンも多いことだろう。
NA好きにはたまらない光景であった。

タイトル連覇も目前、
しかしプジョーに続き撤退を表明している・・・


 
SKODA
ファビアWRC
<シュコダチーム名>
シュコダ・モータースポーツ
<マシン名>
ファビア WRC
アルミン・シュバルツヤンネ・トゥオヒノ

シュコダは日本ではなじみが薄いが、VWグループに属するチェコの自動車メーカーだ。
ファビア WRCは03年のデビュー。昨シーズンは欧州圏内のイベントのみ参戦していたのだが、今シーズンは1年ぶりに全戦フル参加を果たしている。
しかし成績は芳しくなく、かなりの苦戦続き。
ドライバーは大ベテランのA・シュバルツと、メキメキ頭角を現しつつある若手のJ・トゥオヒノ※の二人。初のラリージャパンでどんな走りを見せてくれるのか期待したい。

苦しい状況が続き、シュコダの走りを日本で直接目にする機会は、最初で最後かもしれない。
多種多様なクルマが走るのもWRCの魅力の一つ。ファンとしてはその姿をぜひ目に焼き付けておきたい。

※補足
9/20現在のRALL JAPAN公式エントリーリストにおいては、ミッコ・ヒルボネン(No.12)がエントリーしています。
RALLY JAPANオフィシャルサイトhttp://www.rallyjapan.jp/

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