どこへでも行ける、何でもできるジープコマンダー
新型グラチェロに採用される今年発表されたもっとも新しいシャシーを使うことで、コマンダーは遮音性の高い堅牢なボディを実現している。静粛性は高くSUVであることを忘れさせるほどだ。
エンジンは5.7LV8 HEMIを筆頭に、熟成させた4.7L V8と現行チェロキーにも積まれる3.7L V6がラインナップされる。日本仕様はまずはふたつのV8エンジンからはじまるそうだ。HEMIはクライスラー300Cで話題となったエンジン。マックスパワー326馬力を発揮しながらも、パワーを必要としないときは4気筒を休止させるMDS(マルチシリンダー休止システム)を持つなど省燃費にも貢献する。
そして4WD性能は、グラチェロにも積まれるクォドラドライブ2とクォドラトラック2が採用され、悪路を思いのまま走る。フィラデルフィア郊外のオフロードコースではその実力を存分に見せつけられたほどだ。
またオンロードでもESPやアンチロールシステム、トラクションコントロールなど多彩な電子デバイスが取り付けられ、安心したドライブを約束する。