ジープコマンダー
ジープコマンダー

ジープコマンダーは2005年モデルのジープグランドチェロキーと同じ4WDシステム、サスペンション、パワートレイン、サスペンションが採用されている。

ジープコマンダー

独立懸架フロントサスペンションとラック&ピニオンのステアリングが与えられたジープコマンダー。そのハンドリングの良さはオンロードにおいても確認できる。

ジープコマンダー

ジープコマンダーにはクォドラトラックI、クォドラトラックII、クォドラドライブIIという3種類の4WDシステムが用意されている。

ジープコマンダー

クォドラトラックIにはNV140トランスファーが使われているので、トランスファーレバーが無く、ドライバーの操作を必要とせずに手軽にフルタイム4WDを愉しむことができる。

ジープコマンダー

クォドラトラックIIに使われているNV245トランスファーはフルタイム4WD方式で、幅広い状況において最適なトラクションを発揮させるべく、ホイールのスリップを予期して未然に防ぐという。

ジープコマンダー

クォドラドライブIIはフロント・センター・リアに電子制御式LSD(ELSD)を備え、究極のオフロード性能をもたらしてくれるという。

ジープコマンダー

コマンダーには5.7リッターV8・HEMI、4.7リッターV8、3.7リッターV6という3種類のV8エンジンが用意されている。すべてのエンジンにおいて5速ATが用意されている。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

どこへでも行ける、何でもできるジープコマンダー

 新型グラチェロに採用される今年発表されたもっとも新しいシャシーを使うことで、コマンダーは遮音性の高い堅牢なボディを実現している。静粛性は高くSUVであることを忘れさせるほどだ。
 エンジンは5.7LV8 HEMIを筆頭に、熟成させた4.7L V8と現行チェロキーにも積まれる3.7L V6がラインナップされる。日本仕様はまずはふたつのV8エンジンからはじまるそうだ。HEMIはクライスラー300Cで話題となったエンジン。マックスパワー326馬力を発揮しながらも、パワーを必要としないときは4気筒を休止させるMDS(マルチシリンダー休止システム)を持つなど省燃費にも貢献する。
 そして4WD性能は、グラチェロにも積まれるクォドラドライブ2とクォドラトラック2が採用され、悪路を思いのまま走る。フィラデルフィア郊外のオフロードコースではその実力を存分に見せつけられたほどだ。
 またオンロードでもESPやアンチロールシステム、トラクションコントロールなど多彩な電子デバイスが取り付けられ、安心したドライブを約束する。

代表グレード
リミテッド
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4787mm×1900mm×1826mm(米国仕様)
車両重量[kg]
2236kg(米国仕様)
総排気量[cc]
5700cc(米国仕様)
最高出力[ps(kw)/rpm]
326ps(240kW)/5000rpm(米国仕様)
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
410N・m(369lb.-ft.)/4000rpm(米国仕様)
ミッション
5速AT(米国仕様)
10・15モード燃焼[km/l]
未発表
定員[人]
7人(米国仕様)
税込価格[万円]
発売日
未発表
レポート
九島辰也
写真
ダイムラー・クライスラー日本
取材協力
ダイムラー・クライスラー日本
スタイル インテリア 走り&メカニズム