エンジンは2000ccの直噴タイプで、最高出力155馬力を発揮する。

センターメーターは走行中の視線移動も少なくて済む。

走りはミニバンとは思えないほど安定している。

タイヤは195/65R15を装着している。

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155馬力エンジンとCVTの組み合わせは◎

 今回試乗したのは、ノアのX。
 搭載エンジンは、直噴タイプの2000ccを搭載している。最高出力は155馬力を発揮する。
 クルマに乗り込んで気づくのは、室内の質感の高さ。ファミリー向けのクルマというよりも、ひとクラス上のイメージだ。
 エンジンをかけて走り出しても、エンジン音はうるさくなく、上級サルーンなみの静かさを持ったクルマと言える。
 今回のマイナーチェンジのポイントとして、ミッションがATからCVTに変更されたところが注目される。燃費向上はもちろん、独特な無段変速の加速フィーリングが特徴とも言える。
 従来のATにあった加速の山がなく、実にスムーズに発進〜加速していくのだ。
 実は、今回のマイナーチェンジで、エンジンの対環境性能を向上させている。それによって、少し最大トルクの数値が下がってしまっているのだ。
 トヨタでは、そのトルクの落ち込みをCVTとの組み合わせで補う狙いがある。
 さらに、走りのフィーリングを向上させる改良として、ステアリング取り付け部周辺の剛性アップがあげられる。これにより、どことなく頼りなかった走りのフィーリングに、しっかり感がプラスされた。

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代表グレード
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,580×1,695×1,850
車両重量[kg]
1,500
総排気量[cc]
1.998
最高出力[ps(kw)/rpm]
155(114)/6,000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
19.6(192)/4,000
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
14.2
定員[人]
8
税込価格[万円]
207.9
発売日
2004年8月
レポート
オートアクセル
写真
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