車下取り価格リセールバリューランキング2005年8月

ランクルの血を引く高級ＳＵＶに新型登場。ランキングもトップを獲得

これまでプラットフォームを共有して来たハイラックスサーフと併売されていたため、このプラドは質実剛健、オフロードのイメージを全面に押し出してきましたが、ハイラックスサーフの国内販売中止に伴い、こちらもタウンユースをメインに考えたクルマ作りに変化。室内の高級感などが向上し、高級セダン然としたインテリアはスーツでもカジュアルでも似合う作りのためオールラウンドに活躍できるでしょう。ランクルの血を引き、海外でも人気が高いところが高いリセールに繋がっています。

メルセデス・ベンツの新コンセプトがＲａｎｋｉｎｇ２位！！

メルセデス・ベンツＣＬＳは、ＥクラスとＳクラスの中間に当たる価格帯で、スポーティさと高級感を併せ持つ４ドアクーペスタイルの斬新なモデルです。今年登場したばかりというのに加え、そのコンセプトからレクサスともライバル関係となるためレクサス登場によりこちらも注目度は高い。高級セダンの代名詞といえばメルセデス・ベンツ。高級感の演出は群を抜いており、質の高いウッドパネルや革シートなど必要な高級要素は全て搭載済み。また、新型のＶ型3.5リッターDOHCエンジンにより走りもパワフルになっています。

９月登場が決定したレクサスのエントリーモデル。

レクサスＩＳはアルテッツアの後継モデルで、レクサスのエントリーモデルともいえます。しかし、高級感はレクサス品質へと変わっており、アルテッツアとは一線を画したモデルへと生まれ変わっています。ＧＳとのリセールバリューの差は販売台数にあり、ＧＳが月販目標1100台に対し、ＩＳは1800台と多い。ＩＳはエントリーモデルであるため市場でも多く見かけることになります。その結果中古車の台数も将来的に多くなり、希少性の差でＧＳに軍配が上がるでしょう。

Ｆ１テクノロジーのＶ型10気筒エンジンは507馬力を発揮！

レクサス同様今年登場のＢＭＷ・Ｍ５は、Ｆ１と同じＶ型１０気筒エンジンを搭載し、最高出力507馬力、ミッションもＦ１と同じ７速シーケンシャルのＳＭＧが装備されるスーパースポーツセダンです。走りの面では高級セダンの中でも群を抜いていますが、専用レザーシートに２種類から選べるウッドパネルの内装は、やはり高級セダン。1290万円という価格も、他のスーパースポーツと比べたら安いともいえるのではないでしょうか。数が少ないクルマだけに、リセールバリューも高めと、注目の１台です。

2月登場のオシャレなセダン、アウディＡ４。

アウディＡ４のライバルはズバリ「レクサスＩＳ」「メルセデス・ベンツ　Ｃクラス」「ＢＭＷ３シリーズ」です。輸入車の中でも売れ筋モデルが対抗にあるなどライバルは強力ですが、Ａ６同様のシングルフレームグリルが迫力を増し、旧モデルよりも注目が高くなっているようです。また、伝統のクワトロシステムは健在で、どんなシチュエーションでも安全に走行できる点もアウディの強みです。