クルマのわからないことぜんぶ|車初心者のための基礎知識

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満タンは損?ガソリンは腐る?クルマの給油ベストタイミング

給油ベストのタイミング

給油タイミングに関する「よくある質問」

お得な給油タイミングを理解するには、よくある質問や誤解を確認することから始めましょう。それが分かると、自ずとガソリンを入れる理想的なタイミングが見えてきます。

Q&A① 満タンにすると燃費が悪くなる?

ガソリンスタンド

回答) 確かに、ガソリンを満タンにすると、その重さの分だけ燃費が悪くなります。ただし、だからといって「小まめに給油」の方が得とは限らなので注意しましょう。

第一にガソリンの重さが燃費に与える影響はそれほど大きくありません。
例えば軽自動車の燃料タンクは平均30リットル程度入ります。そのタンクを満タンにした場合のガソリンの重さは約22kg、半分の15リットルしか給油しなかった場合のガソリンの重さは約11kgなのです。通常の軽自動車の重量が600kg~1000kgであることを考えても、ガソリンの重さが持つ燃費への影響が小さいことが分かります。

第二の理由は、小まめに給油しに行くのにもガソリンを使うからです。生活導線上にガソリンスタンドがある場合は問題ないでしょうが、「値段が安いあのガソリンスタンドまで」と何度も通う場合には、満タンにして給油頻度を下げた方がお得な可能性があります。

Q&A② ガソリンの使用期限は?腐るって本当?

給油キャップ

回答)ガソリンも放っておくと腐るので、数か月以内に使い切るのが理想です。

クルマのタンクに入れられるガソリンに明確な使用期限はありませんが、劣化するまでの期間は半年程度といわれています。温度が高いとガソリンの劣化が進むのが早いので、夏場はもう少し早く使い切った方が良いでしょう。

これを考えると、給油する時には「2~3か月以内に使いきれる程度の量」を一つの目安とすることをお勧めします。また不純物が入って劣化したり腐ったりといったことを防ぐために、給油キャップはしっかりと閉めましょう。

(※長く使う予定がない場合は、ガソリンを使い切ってタンクを空にしておくか、あるいはガソリンを抜いておくことをお勧めします)

Q&A③ 給油ランプが点いても少しは走れるの?

給油ランプ

回答)給油ランプは、ガソリンの残量が5~10リットルになった時に点灯するように設定されていることが多いです。通常、給油ランプが点いてからも50km前後は走れることが多いです。

そのために給油ランプが点灯したからといって慌てることなく、近くのガソリンスタンドを探しましょう。高速道路でも、通常はサービスエリアが50kmほどの間隔で配置されていることが多いです。

車種によって給油ランプの点灯タイミングも燃費も異なるので、まずはクルマの取扱説明書を確認してみてください。

理想の給油タイミング

ここまでのよくある質問からも分かるように、ガソリンを入れる理想のタイミングや注意点は以下の通りです。

  • 日常的にクルマを利用するなら満タンでもそれほど損ではない
  • ただしガソリンは劣化するので、2~3か月で使いきれる分だけ
  • ガソリンを入れる時は、きちんとキャップを閉めることを忘れない
  • 給油ランプが点いても少しは走れるので、過剰な心配は不要

少し余裕があると何かと安心

給油ランプが点いても少しは走れますが、「ガス欠になったらどうしよう」と不安を抱えながら走るのは嫌なもの。

また災害や停電が起こった時など、ガソリンがあれば、一時的にクルマの中で電気や空調を使いながら過ごすことができます。特に災害時はガソリンが売り切れてしまうことも多いので、そんな時に少しでもクルマに入っていると助かるでしょう。

走らせる予定がないクルマにガソリンを置いておくのは危険ですが、普段から使っているクルマであれば、少し余裕を持ってガソリンを入れておいた方が「いざという時」の備えにもなり安心です。