憧れの外車に乗ってみたい方に向けて、価格や性能、日本での人気度(販売台数)を踏まえたおすすめランキングをご紹介しています。ボディタイプ別のおすすめ車種や中古で購入したい高級外車などもご紹介していますので、参考にしてください。
2024年人気外車のおすすめランキング総合TOP10
ここでは、価格(新車価格と中古車相場)と性能のバランス、さらに日本での人気度(販売台数)も踏まえた人気外車のおすすめランキングを作成しました。総合TOP10の結果は以下の通りです。
順位 | 車種名 | 新車時価格 | ボディタイプ |
---|---|---|---|
1位 | MINI「MINI」 | 386万円~ ※5ドア |
コンパクト |
2位 | メルセデス・ベンツ「Cクラス」 | 695万円~ ※セダン |
セダン ステーションワゴン |
3位 | フォルクスワーゲン「ゴルフ」 | 334万円~ | コンパクト |
4位 | フォルクスワーゲン「T-Roc」 | 417.2万円~ | SUV |
5位 | アウディ「A3」 | 336万円~ ※スポーツバック |
セダン コンパクト |
6位 | メルセデス・ベンツ「GLB」 | 638万円~ | SUV |
7位 | BMW「2シリーズ」 | 506万円~ ※アクティブツアラー |
ミニバン クーペ |
8位 | アウディ「Q3」 | 470万円~ | SUV |
9位 | BMW「3シリーズ」 | 568万円~ | セダン ステーションワゴン |
10位 | ボルボ「XC40 Recharge」 | 679万円~ | SUV |
※ランキングは2024年1月23日時点で新車で購入できる主要車種から作成
※新車価格やこれ以降に表記するサイズ、燃費情報などは2024年1月23日時点のメーカー公式サイトより、中古車相場はガリバーの「車カタログ」より引用しています。
最近ではすっかりと市民権を得たSUVが4台ランクインしています。またベンツ、BMW、アウディといったメーカーに並んで、リーズナブルなフォルクスワーゲンが2台ランクインしているのも特徴です。
日本らしい特徴の一つが、ミニバンがランクインしていること。BMWの2シリーズには「グランツアラー」「アクティブツアラー」というミニバンモデルがあります。また3列シート(7人乗り)が欲しい人は、2シリーズのグランツアラーとメルセデス・ベンツのGLBの2台をチェックしましょう。
1位 MINI「MINI」
新車時価格 | 386万円~(5ドア) |
中古車相場 | 8.8万円〜1200万円(MINI全体) |
サイズ ※代表モデル |
全長4,025mm×全幅1,725mm×全高1,445mm |
最高燃費 ※WLTCモード |
19.5km/L(ディーゼル) |
1位は、コンパクトなサイズ感と圧倒的な存在感で人気のミニ。一目で「ミニ」と分かる見た目だけでなく、軽やかでスポーティーな走りも備えた実力派です。SUVタイプのミニクロスオーバー、ワゴンタイプのミニクラブマンなど様々なモデルが用意されています。
ボディカラー、ルーフ、パーツなどの組み合わせで、雰囲気が大きく変わるのもミニの特徴。以下の在庫検索ページでも様々なデザインのミニが見られますので、是非チェックしてみてください。
2位 メルセデス・ベンツ「Cクラス」
新車時価格 | 695万円~(セダン) |
中古車相場 | 19.8万円〜2198万円 |
サイズ ※代表モデル |
全長4,755mm×全幅1,820mm×全高1,435mm |
最高燃費 ※WLTCモード |
18.5km/L(ディーゼル) |
「ベンツの定番」ともいうべきCクラス。ゆったりとした広さを楽しみつつ、日本で使うのにも無理ないサイズ感で長らく人気のモデルです。車内は「ベンツ」というブランドを裏切らない高級感。それでいて外装はアクティブさやダイナミックさもあり、若い人にも受け入れやすいスタイルになっています。
2021年6月にフルモデルチェンジをしたので、新車には最新技術が多く搭載されています。しかし以前のモデルでも安全装備はかなり高いレベルにあり、またモデルチェンジを経て中古車価格もリーズナブルになってきているので「ベンツが欲しいけど値段がちょっと・・・」という人は中古車を検討するのもおすすめです。
【関連記事】2021年新型発表! メルセデス・ベンツCクラス 7年ぶりのフルモデルチェンジを新旧比較
3位 フォルクスワーゲン「ゴルフ」
新車時価格 | 334万円~ |
中古車相場 | 5万円〜434万円 |
サイズ ※代表モデル |
全長4,295mm×全幅1,790mm×全高1,475mm |
最高燃費 ※WLTCモード |
20.1km/L(ディーゼル) |
完成度の高さから、世界中のメーカーがコンパクトカーのベンチマークとしているゴルフ。使い勝手が良いサイズ、乗り心地の良さ、力強い走りと隙がありません。飽きのこないデザインで「実物は写真よりも上質感があった」という人もおり、ぜひ実際の車両を見て欲しい一台です。
またリーズナブルな価格もゴルフの魅力。新車が200万円台から購入できるので、国産車メインで考えつつ「ゴルフも候補に入れる」という人も少なくありません。中古車も候補に入れれば、200万円以下でも安全装備が充実したモデルを購入できます。
【関連記事】意外とコスパよし!200万円以下のオシャレな輸入コンパクトカー5選
4位 フォルクスワーゲン「T-Roc」
新車時価格 | 417.2万円~ |
中古車相場 | 169万円〜626万円 |
サイズ ※代表モデル |
全長4,250mm×全幅1,825mm×全高1,590mm |
最高燃費 ※WLTCモード |
18.6km/L(ディーゼル) |
2023年、日本で最も売れた外車SUVがT-Rocです。2022年夏にマイナーチェンジした新型が登場し、内外装のデザインや質感が向上しました。逞しさを感じられる外観と先進性のあるインフォテイメントディスプレイを備えた内装、使い勝手の良いサイズ感や視認性の高さなど、日本でも使いやすい一台です。
フォルクスワーゲンでは一回り小さいサイズの「T-Cross」も販売しており、こちらは新車でも車両価格300万円台から販売されています。価格等で悩んだ場合は両車種を試乗して決めると良いでしょう。
5位 アウディ「A3」
新車時価格 | 336万円~(スポーツバック) |
中古車相場 | 16.8万円〜485万円 |
サイズ ※代表モデル |
全長4,345mm×全幅1,815mm×全高1,450mm (スポーツバック) |
最高燃費 ※WLTCモード |
17.9km/L(ハイオク) |
アウディなら「A4が王道」と考える人も多いですが、日本でより人気があるのはA3です。コンパクトで使いやすいサイズ感、手の届きやすい車両価格が人気の要因と考えられます。現行A3はA4より1年後の2021年にフルモデルチェンジしており、モデルとしても新しいです。
外観にもアウディならではの上質感があり、走りも軽快です。ただしセダンの場合、静粛性の高さや乗り心地の快適さはA4が勝ります。また走りの楽しさを重視したいのであれば、同じA3でも「スポーツバック」がおすすめです。
6位 メルセデス・ベンツ「GLB」
新車時価格 | 638万円~ |
中古車相場 | 339万円〜840万円 |
サイズ ※代表モデル |
全長4,640mm×全幅1,835mm×全高1,700mm |
最高燃費 ※WLTCモード |
15.9km/L(ディーゼル) |
GLBは2020年に登場したベンツのコンパクトSUVです。全長4,650mmと扱いやすいサイズながら7人乗りを実現しており、日本でも高い人気を誇ります。3列目は「緊急用や子ども用」と言われることが多いものの、160cm程度までの小柄な人なら足元にも余裕を持てます。
穏やかで重厚感のある走りは好みが分かれるところですが、疲れにくく、高級感を大事にする人にはピッタリの乗り心地です。
【関連記事】7人乗り/3列シートSUVの人気オススメランキング10選
7位 BMW「2シリーズ」
新車時価格 | 506万円~(アクティブツアラー) |
中古車相場 | 52万円〜689万円 |
サイズ ※代表モデル |
全長4,385mm×全幅1,825mm×全高1,580mm |
最高燃費 ※WLTCモード |
18.4km/L(ディーゼル) |
BMWの2シリーズにはクーペとミニバンがあり、中でも人気なのは「アクティブツアラー」「グランツアラー」という2つのミニバンです。ミニバンとはいえ、BMWらしい走りは残しているので「普通のミニバンは嫌だ」という人にも人気があります。
アクティブツアラーは2列シート(5人乗り)、グランツアラーは3列シート(7人乗り)なので、人数に応じて選べるのも嬉しいポイントです。なおグランツアラーは生産を終了しているため、7人乗りが欲しい場合は中古で探しましょう。
8位 アウディ「Q3」
新車時価格 | 470万円~ |
中古車相場 | 65万円〜538.8万円 |
サイズ ※代表モデル |
全長4,490mmm×全幅1,840mm×全高1,610mm |
最高燃費 ※WLTCモード |
15.5km/L(ハイオク) |
SUVでありながらシンプルで上品なスタイルを備えたアウディのQ3。「SUVが欲しいけれどゴツゴツとした感じはちょっと違う」「穏やかな雰囲気が理想」という人におすすめです。
アウディのSUVの中ではQ2に次いで2番目に小さいサイズで、日本でも使いやすいサイズ感。快適な乗り心地も魅力です。
【関連記事】「スタイルを備えたミニマムSUVなら?」BMW X1vs アウディQ3比較対決
9位 BMW「3シリーズ」
新車時価格 | 568万円~ |
中古車相場 | 9.8万円〜859.9万円 |
サイズ ※代表モデル |
全長4,720mm×全幅1,825mm×全高1,440mm |
最高燃費 ※WLTCモード |
15.5km/L(ディーゼル) |
運転好きの人、クルマ好きの人に根強い人気を誇るBMWの3シリーズ。2位のベンツCクラスと同じサイズ感ですが、BMWの3シリーズは「運転を楽しむための一台」です。スポーティーな走りや見た目はもちろんのこと、充実した安全装備も備えた一台です。
10位 ボルボ「XC40 Recharge」
新車時価格 | 679万円~ |
中古車相場 | 398万円〜618万円 |
サイズ ※代表モデル |
全長4,440mm×全幅1875mm×全高1,650mm |
一充電走行距離 ※WLTCモード |
590 km |
XC40 Rechargeは電力のみで走行する電気自動車(BEV)で、一充電航続距離は590kmを誇ります。洗練された北欧デザインで、内外装には品性を感じられます。またアクセルの操作性が非常に高く、先進性も抜群です。車両価格は安くありませんが、実力を考えれば魅力的な一台と言えます。
Q. 日本で一番売れている外車は何?
2023年の新車登録台数を車種別に見ると、日本で最も売れているのはMINI「MINI」です。一方、メーカー別ではメルセデス・ベンツが最も売れています。
ボディタイプ別おすすめ外車TOP5
ここからは、ボディタイプ別のおすすめ外車TOP5をご紹介します。
コンパクトカーのおすすめTOP5
順位 | 車種名 | 新車価格 |
---|---|---|
1位 | MINI「MINI」 | 386万円~ ※5ドア |
2位 | フォルクスワーゲン「ゴルフ」 | 334万円~ |
3位 | アウディ「A3スポーツバック」 | 336万円~ |
4位 | フィアット「500」 | 262万円~ |
5位 | フォルクスワーゲン「ポロ」 | 273.9万円~ |
コンパクトカーであれば、外車でも200~300万円台で販売されている車種が多く存在します。走行性やデザイン性を重視する場合には、外車コンパクト(ハッチバック)が特におすすめです。ただし日本の一般的なコンパクトカーよりサイズが大きいことも多いので、その点は注意してください。
【注目車種】フィアット「500」
デザイン重視のコンパクトカーでMINIと並んで人気なのがフィアット「500(チンクエチェント)」シリーズ。200万円台から手に入る4人乗りコンパクトで、全長も3,570mmと軽自動車と殆ど変わりません。3ドアのコンパクトカー以外にも、5ドアのSUV「500X」などが存在します。
セダンのおすすめTOP5
順位 | 車種名 | 新車価格 |
---|---|---|
1位 | メルセデス・ベンツ「Cクラス」 | 695万円~ |
2位 | アウディ「A3セダン」 | 355万円~ |
3位 | BMW「3シリーズ」 | 568万円~ |
4位 | ボルボ「S60」 | 679万円~ |
5位 | メルセデス・ベンツ「Eクラス」 | 894万円~ |
国産車より人気の高い傾向がある外車セダン。特に人気なのは、やはりベンツやアウディ、BMWなどの王道セダンです。また洗練されたデザインと先進性を備えるボルボも魅力的な選択肢と言えます。
【注目車種】メルセデス・ベンツ「Eクラス」
※上記画像はフルモデルチェンジ前
Cクラスでも充分な高級感を味わうことができますが、より上質さを求めるのであれば全長5m弱のEクラスがおすすめです。2023年夏にフルモデルチェンジしていますが、元々完成度が高い車種のため、中古で値下がりしている先代モデルを買っても充分な満足感を得られるでしょう。
SUVのおすすめTOP5
順位 | 車種名 | 新車価格 |
---|---|---|
1位 | フォルクスワーゲン「T-Roc」 | 417.2万円~ |
2位 | メルセデス・ベンツ「GLB」 | 638万円~ |
3位 | アウディ「Q3」 | 470万円~ |
4位 | ボルボ「XC40 Recharge」 | 679万円~ |
5位 | BMW「X1」 | 604万円~ |
外車SUVには走行性重視のモデルが数多く存在します。また外車SUVは国産車に比べてPHEVや電気自動車も多めです。
【注目車種】BMW「X1」
※上記画像はフルモデルチェンジ前
X1は2023年2月にフルモデルチェンジしました。BMWで最も小型なSUVながら、車両価格は600万円超えと高めの設定です。しかし実力は折り紙付きで、新型X1は2023-2024年インポート・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。BMWらしい高い走行性能と日本でも使いやすいサイズ感が魅力の一台です。
ミニバン(MPV)のおすすめTOP5
順位 | 車種名 | 新車価格 |
---|---|---|
1位 | BMW「2シリーズ」 | 506万円~ |
2位 | ルノー「カングー」 | 384万円~ |
3位 | シトロエン「ベルランゴ」 | 413万円~ |
4位 | メルセデス・ベンツ「Vクラス」 | 926万円~ |
5位 | フォルクスワーゲン「トゥーラン」 | 443.5万円~ |
欧州では、日本でいうミニバンのようなクルマを一般に「MPV=Multi Purpose Vehicle(多目的車)」といいます。3列シートでなかったり、スライドドアを搭載していなかったりと日本のミニバンとは異なる特徴の車種も多いので、欲しい機能をよく考えて選びましょう。
【注目車種】シトロエン「ベルランゴ」
ベルランゴはフランス車らしいユニークなデザインで、2列シート5人乗りと3列シート7人乗りを選ぶことができます。スライドドアも搭載しており、日本のミニバンに比較的近い特徴を有しているのがポイントです。また2列目シートの中央も独立した座席になっており、2列目に3人がゆったり座れる点も魅力です。
中古で買いたい憧れの高級外車TOP5
順位 | 車種名 | 新車価格 |
---|---|---|
1位 | メルセデス・ベンツ「Gクラス」 | 1,598万円~ |
2位 | ランドローバー「ディフェンダー」 | 836万円~ ※5ドア |
3位 | メルセデス・ベンツ「Eクラス」 | 894万円~ |
4位 | BMW「5シリーズ」 | 798万円~ |
5位 | ポルシェ「カイエン」 | 1,198万円~ |
外車では、車両価格が800万円以上するような高級車も多いです。こうした予算オーバーの車種、或いは新車での納期が長い車種は中古での購入を検討しましょう。
今回のTOP5では、人気の大型SUVと上級セダンがランクインしています。
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【関連記事】ランドローバーとレンジローバーの違いとは?人気SUVの特徴と価格相場
Gクラスは納車数年待ちも!
憧れの高級外車TOP5で1位にランクインしたGクラスは、現在新車での入手がかなり困難になっています。納期は3~4年になる可能性もあると言われており、乗り出し価格も大よそ1,800万円超えとされているため、中古での購入をお勧めします。
外車購入で注意すべきポイント
外車は国産車と異なるデザインや走行性を楽しむことができ、魅力的です。ただし購入時は、以下の3つのポイントに注意しましょう。
- サイズ
- 使用燃料
- ディーラーや整備工場までの距離
外車は国産車と比べてサイズの大きいモデルが多いです。「たとえ全長が短くても、全幅が大きい」というケースが多々ありますので、気を付けましょう。また日本ではレギュラーガソリンを使うクルマが主流ですが、外車ではハイオクやディーゼルが主流です。
もう一つ気を付けたいのが、修理時のサポート体制です。近くにディーラーや整備工場がないメーカーのクルマは、購入をお勧めしません。外車は一般的なカー用品店で修理などの対処をしてもらえないこともあるからです。
外車を買うなら中古も確認!
ここまでおすすめの外車をご紹介してきましたが、全般的に国産車より高価な外車だからこそ、購入時は中古もチェックしてみてください。外車は国産車と比べて中古車相場が値下がりしやすいため、希望の予算に収まる車両があるかもしれません。
特に高級外車は、もとの所有者も大切に扱っているケースが多いです。そのため中古でも、年式の割に状態の良いクルマを見つけられる可能性が充分にあります。