日産のSUVのうち、現在新車で購入できるのはエクストレイル、アリア、キックス、ノートオーテッククロスオーバーの4車種。しかし販売終了したモデルの中には、ジュークのような人気モデルもあります。そこで新車・中古車で購入可能な日産SUVを、サイズ、価格、定員などと共にご紹介します。
中古車在庫情報
日産SUVの一覧(現行、過去人気モデルまとめ)
SUVは日本でも人気があるボディタイプで、最近ではサイズ、定員、価格の幅も広くなっています。日産でも以前からSUVを販売しており、現在販売されているモデル、および過去の主要車種は以下の通りです。
新車価格 | 中古車相場 | 定員(最大) | サイズ | |
エクストレイル | 319.9万円〜533万円 | 9.8万円〜610万円 | 7人 |
全長4660mm 全幅1840mm 全高1720mm |
アリア | 539万円〜790万円 | 455万円〜852.3万円 | 5人 |
全長4595mm 全幅1850mm 全高1655mm |
キックス | 276万円〜367.1万円 | 125万円〜346.3万円 | 5人 |
全長4290mm 全幅1760mm 全高1605mm |
ノートオーテック |
262.6万円 | 235.4万円〜298万円 | 5人 |
全長4045mm 全幅1700mm 全高1545mm |
ジューク | (2020年販売終了) | 22.8万円〜256万円 | 5人 |
全長4135mm 全幅1765mm 全高1565mm |
スカイライン クロスオーバー |
(2016年販売終了) | 29.8万円〜234.9万円 | 5人 |
全長4635mm 全幅1800mm 全高1600mm |
ムラーノ | (2015年販売終了) | 18.4万円〜286.2万円 | 5人 |
全長4845mm 全幅1885mm 全高1730mm |
デュアリス | (2014年販売終了) | 19万円〜178万円 | 5人 |
全長4315mm 全幅1780mm 全高1615mm |
サファリ | (2007年販売終了) | 77万円〜349.9万円 | 7人 |
全長5050mm 全幅1940mm 全高1865mm |
ステージア | (2007年販売終了) | 5万円〜490万円 | 5人 |
全長4785mm 全幅1760mm 全高1510mm |
テラノ | (2002年販売終了) | 28.8万円〜336.1万円 | 5人 |
全長4640mm 全幅1820mm 全高1730mm |
ラシーン | (2000年販売終了) | 23万円〜229万円 | 5人 |
全長4115mm 全幅1695mm 全高1515mm |
ミストラル | (1998年販売終了) | 49.8万円〜159万円 | 7人 |
全長4580mm 全幅1755mm 全高1805mm |
(※上記の新車価格、中古車相場はガリバーが集計し自動車カタログページに掲載しているものです。情報は作成時点のものであり、今後変動する可能性があります)
e-POWERや電気自動車が魅力
日産といえば、いち早く「リーフ」を発売するなど日本における電気自動車の先駆け的な存在。現在販売されているSUVの中でも、アリアは電気自動車専用モデルであり、数少ない国産EVの一つです。
また、エクストレイルやキックスに搭載されたハイブリッドシステム「e-POWER」も注目。日産独自のハイブリッドシステムは加減速がなめらかなのはもちろん、アクセルペダルを戻すだけで減速できるためワンペダル感覚の運転が可能。フットブレーキを使う回数を大きく減らせるため、運転していて疲れないのが特徴です。
日産SUVの現行モデルは4車種
現在、新車で購入できる日産のSUVは以下の4モデル。それぞれの車種のサイズ、相場、特長をご紹介します。
エクストレイル
- 新車価格:319.9万円〜533万円
- 中古車相場:9.8万円〜610万円
- サイズ:全長4660mm x 全幅1840mm x 全高1720mm
7人乗りも対応、オフロード性能も充分、2022-2023日本カー・オブ・ザ・イヤーではテクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど高く評価されているエクストレイル。現行モデルは全車に日産独自のハイブリッドシステムe-POWERを採用しており、走行中の静粛性も抜群です。
自動車評論家の大岡氏が「4代目日産エクストレイルは(中略)もはや3代目エクストレイルが勝る部分が無いほど劇的進化を遂げている。クルマの性能という面で評価するのであれば、問答無用で4代目がお勧めだ」と述べている通り、現行モデルであるT33型(4代目)の評価は非常に高いです。しかし、先代T32型(3代目)から新車価格が上がったため購入を躊躇する人もいるでしょう。
現行モデルは既に登録済み未使用車(※車両登録を済ませているため中古車という扱いだが、実際には使用されていない車)が流通しているため、未使用車を検討するのも良いでしょう。予算300万円が希望といった価格を抑えたい場合は先代モデルを探すのも手です。
アリア
- 新車価格:539万円〜790万円
- 中古車相場:455万円〜852.3万円
- サイズ:全長4595mm x 全幅1850mm x 全高1655mm
電気自動車専用モデルのアリア。5人乗りとしてはかなり大きなボディサイズで車内はゆったりとしており、乗り心地や静粛性を重視した一台に仕上がっています。先進性を感じさせるデザインで、モニターやダッシュボード周りのデザインは近未来を感じさせます。
新車価格は高いですが、電気自動車であるため国や自治体の補助金が適用される可能性もあります。経産省のホームページを確認したり、最寄りのディーラーで話を聞いてみると良いでしょう。
キックス
- 新車価格:276万円〜367.1万円
- 中古車相場:125万円〜346.3万円
- サイズ:全長4290mm x 全幅1760mm x 全高1605mm
トヨタのヤリスクロス、ホンダのヴェゼル、マツダCX-3など各社が力を入れているのがコンパクトSUV。そのライバルとして日産が販売しているのがキックスです。
ジュークの後継モデルとして、街中でも乗りやすいコンパクトなサイズ感、パワーアップしたe-POWERハイブリッドが自慢です。
またラゲッジルームは、このサイズ感のSUVではトップクラスの広さで、Mサイズのスーツケース(675mm×452mm×250mm)なら4つ搭載できるほど。後部座席も広々としており、コンパクトSUVといえど窮屈さは感じません。
2020年デビューなので、徐々に中古車の在庫も出てきています。「新車と中古車、価格差はどれくらいだろう」「中古車にすると上級グレードやオプションが選べないかな」と比較してみてください。
ノート オーテッククロスオーバー
- 新車価格:262.6万円
- 中古車相場:235.4万円〜298万円
- サイズ:全長4045mm x 全幅1700mm x 全高1545mm
(※2023年年5月モデルのE13の場合)
p>日産を代表するコンパクトカーのノート。その特別モデルの1つがノートオーテッククロスオーバーです。「オーテック(AUTECH)」とは、上質さと先進性をそなえるエクステリアと、素材と仕立てにこだわったインテリアを備えたプレミアムブランドです。
サイズ感などはノートとほぼ変わらず、街中でも運転しやすいのが魅力。専用チューニングのサスペンションやパワーステアリングを備えた、スポーティーな一台です。
未だに人気の日産SUVの日本販売終了モデル
日産のSUVの中には、既に販売終了しているものの、高く評価されていたり根強い人気を誇っているモデルが存在します。しかし、生産終了から年数が経っているため手に入りにくい車種もあります。今回は日本販売終了モデルから、現在でも購入できる可能性が高い3モデルをご紹介します。
ジューク
- 中古車相場:22.8万円〜256万円
- サイズ:全長4135mm x 全幅1765mm x 全高1565mm
2010年に発売され、その成功で「コンパクトSUV」という市場を作り出したジューク。現在、各社がコンパクトSUVを売り出しているのも、ジュークの成功があったからと言っても過言ではありません。
現在もその人気は根強く、「後継のキックスではなく、あえてジュークを選ぶ」という人もいるほど。アクティブでどこか未来的な印象のデザインは、販売終了した現在でも全く古さを感じさせません。カラーによっても印象が大きく変わるので、在庫写真を見ながら好みに合うものを探してみるのもお勧めです。
スカイラインクロスオーバー
- 中古車相場:29.8万円〜234.9万円
- サイズ:全長4635mm x 全幅1800mm x 全高1600mm
スカイラインといえば、日産を代表するセダンの1つ。そのスカイラインから派生したスカイラインクロスオーバーは、2009~2016年と1代限りで販売されたSUVです。サイズの割に全高が低く、ロングノーズなシルエットは、スカイラインクーペの面影を残しています。
流通する中古車の年式も古くなっており、「一度はスカイラインクロスオーバーに乗ってみたい」という人は乗り換えを考えた方が良いでしょう。
ムラーノ
- 中古車相場:18.4万円〜286.2万円
- サイズ:全長4845mm x 全幅1885mm x 全高1730mm
日本ではそれほど知名度が高くないものの、北米で投入後、世界80か国以上で販売されたムラーノ。アメリカなどでは現在でも販売が続いている、世界的なもモデルです。当初は日本での発売予定はなかったものの、ユーザーの声に後押しされて投入された「知る人ぞ知る一台」「クルマ好きに評価された一台」と言っていいでしょう。
トヨタ「ハリアー」の好敵手とされていましたが、日本では2015年に販売終了してしまったので、気になる人は中古車もチェックしてみましょう。
日産以外のメーカーのSUVでお勧めは?
日産SUVには電気自動車のアリア、7人乗りでアウトドアにぴったりなエクストレイルなどがありますが、中古車を視野に入れても候補は限られています。「ハイブリッド性能の高いSUVが欲しい」「本格オフローダーも気になる」という人は、他社SUVを候補に入れても良いでしょう。
例えば、以下のようなラインナップがあげられます。
- トヨタ「ヤリスクロス」
- トヨタ「カローラクロス」
- トヨタ「ライズ」
- 三菱「アウトランダーPHEV」
- トヨタ「ランドクルーザープラド」
エクストレイルのカタログ情報
- 現行モデル
- 令和4年7月(2022年7月)〜現在
- 新車時価格
- 319.9万円〜533.3万円
エクストレイルの在庫が現在497件あります
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