2019年 おすすめ輸入車ランキング【新車ベスト5】

自動車ニュース / ガリバー

2019.9.30

2019年 おすすめ輸入車ランキング【新車ベスト5】

輸入車ベスト5を徹底比較 いまならコレを狙え! ボディタイプ別 新車オススメランキング 輸入車 RANKING BEST 5 輸入車

自動車専門家の大岡氏が、おすすめの新車の輸入車をランキング形式で発表!
価格や燃費、走行性能などさまざまな角度でも比較しました。
一度は憧れる輸入車選びの参考にしてください。

輸入車の最新人気ランキングはこちら

目次

おすすめランキング ベスト5

  • RANKING BEST 1 輸入車 ランキング ベスト1 ボルボ XC40

    ボルボ XC40

    XC40は、コンパクトSUVとして、2018年3月にデビューした。
    全長 4,425×全幅1,875×全高1,660mmと、全幅が非常にワイドだが、全長は短くCセグメントに属するSUVとなっている。
    輸入車でライバルとなるのは、フォルクスワーゲン ティグアンやBMW X1、メルセデス・ベンツGLAなど。強力なライバルが多いクラスだ。
    XC40は、そんなCセグメントのコンパクトSUVなのに、最小回転半径は5.7mと大きい。トヨタの大型ミニバンであるアルファードと同等程度の最小回転半径になっている。狭い駐車場などでは、少々苦労する。

    運転が楽しく、しかも世界トップレベルの安全性能

    XC40の魅力は、何と言っても世界トップレベルの安全性能だ。
    歩行者検知式自動ブレーキなど、16種類以上の先進安全・運転支援技術「インテリセーフ」を全車標準装備しているので、どのグレードを買っても安心できる。
    そして、スカンジナビアンデザインも新鮮だ。
    搭載エンジンは、出力違いの2.0Lターボを用意。T4系の出力は190ps&300Nm。T5系は252ps&350Nmとなっている。
    T4系には4WDの他にFF(前輪駆動)も用意され、T5系は4WDのみの設定で、全車8速ATだ。今のところガソリン車のみの設定のため、PHEVの投入にも期待したい。
    走行性能はかなり高い。とくに、ハンドリング性能が素晴らしい。
    高い速度域でも、ステアリング操作に対して、クルマがしっかりと反応する。しばらく乗っていると、背の高いSUVに乗っている感覚がドンドン希薄になってくる。
    タイトな山道も得意分野だ。
    こうした完成度の高さが評価され、XC40は2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。

    ボルボ XC40の口コミ・評価を見る
  • RANKING BEST 2 輸入車 ランキング ベスト2 ミニ 5ドア

    ミニ 5ドア

    3代目となるミニは2014年に登場した。従来のミニは3ドアハッチバックのみの設定だった。
    3代目ミニ 3ドアの全長は3,840mm。対して、5ドアは4,000mmになっている。
    わずか160mm全長が伸びているが、これが大きな変革をもたらした。

    実用性と趣味性が合致

    ミニは強大なブランド力をもち、多くのファンを得ている。コアなファンの他にも、実際に購入していないものの、ミニを支持する多くのファンがいた。こうしたファンは、ミニの実用性不足に二の足を踏んでいたのだ。
    3ドアは4人乗り、5ドアは5人乗りになり、後席のスペースや荷室も大幅に広くなった。
    大きくなったらミニではない、そんなコアなファンも残しつつ、実用性の上がった5ドアで新たな顧客を得ることに成功したのだ。
    5ドアに搭載されたエンジンは豊富だ。ガソリンの1.5Lターボは、102psと136psという出力違いが2タイプある。そして、192psの2.0Lターボの計3タイプを設定している。
    ディーゼルは、116psの1.5Lターボと170psの2.0Lターボが用意されている。選択肢が豊富なのも魅力のひとつだ。
    どのエンジンでも、ミニのDNAであるゴーカートフィールが味わえる。まるで、ゴーカートのように、ほとんどクルマが傾かずクイックなハンドリングはミニならではのもの。
    小さいボディであることもあって、クルマと一体になったような感覚になり、走ることが楽しくなる。

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  • RANKING BEST 3 輸入車 ランキング ベスト3 フォルクスワーゲン ティグアン

    フォルクスワーゲン ティグアン

    フォルクスワーゲンのコンパクトSUVであるティグアンは、2017年1月にフルモデルチェンジし2代目となった。
    ティグアンの全長は、4,500mm。CセグメントのコンパクトSUVになるが、全幅は1,860mmとワイドな全幅をもつ。
    ワイドな全幅だが、最小回転半径は5.4mとなっていて、コンパクトSUVらしい機動性能は保っている。

    まさに、質実剛健!

    そして、いかにもフォルクスワーゲンらしいのが実用性だ。
    最近のSUVは、デザイン性が重視され、実用性が軽視される傾向にある。
    ティグアンの後席スペースヘッドクリアランスは十分にあり広々とした空間となっている。さらに、ラゲッジスペースは615Lと大きく使いやすい。
    ティグアンに搭載されたエンジンは2タイプある。
    FF(前輪駆動)には、1.4LターボのTSIのみの設定。出力は150ps&250Nmとなっている。そして、4WD車には2.0LディーゼルターボのTDIのみの設定。出力は150ps&340Nmとなっている。
    ディーゼル車には、4モーションと呼ばれる4WD機能が採用されている。
    前後輪の駆動トルクを100:0~50:50の範囲で配分。4モーションには、「オンロード」「スノー」「オフロード」「オフロードカスタム」の選択が可能になっている。

    フォルクスワーゲン ティグアンの
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  • RANKING BEST 4 輸入車 ランキング ベスト4 メルセデス・ベンツ Aクラス

    メルセデス・ベンツ Aクラス

    4代目メルセデス・ベンツAクラスは、2018年10月に日本市場へ投入された。
    5ドアハッチバックを中心にセダンも用意されている。
    Aクラスのボディサイズは、全長4,419×全幅1,796×全高1,440mmで、Cセグメントと呼ばれるコンパクトカーだ。
    Cセグメントの輸入車は激戦カテゴリー。圧倒的な販売台数を誇るフォルクスワーゲン ゴルフやBMW1シリーズ、アウディA3、プジョー308、ルノー メガーヌなど多くの車種がある。

    「ハイ、メルセデス」でAIを駆使してクルマと会話が可能

    このAクラスには、近未来を感じさせるインフォテインメントシステム、MBUX(メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス)が搭載されている。
    このMBUXは「ハイ・メルセデス」で起動。対話型なので「少し暑い」と言えば、エアコンの温度を下げてくれる。その他、さまざまな機能を発話で操作することができる。
    また、10.25インチの高精細ワイドスクリーン コックピットを採用。フルデジタルメーターになっていて、高い先進性を感じさせる。
    Aクラスに搭載されるエンジンは2タイプある。
    A180には、ガソリンの1.4Lターボが搭載され136ps&200Nmを発揮する。そして、A200dには2.0Lディーゼルターボを搭載。出力は150ps&320Nmとなっている。

    メルセデス・ベンツ Aクラスの
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  • RANKING BEST 5 輸入車 ランキング ベスト5 BMW Z4

    BMW Z4

    Z4は、2シーターのオープンスポーツカーで2019年3月にデビューした。約9年振りのフルモデルチェンジとなった。
    このZ4は、ほぼ同じ時期にデビューしたトヨタ スープラと基本骨格などを共用していることで話題になっている。Z4はオープンボディなのに対して、スープラはクーペボディになっているのが大きな違いだ。

    走る楽しさを凝縮した2シーターオープンカー

    Z4のルーフは、電動のソフトトップが採用された。
    ハードトップは静粛性などに優れるが、車重が重くなるなどのデメリットがある。ルーフを閉めた時でも、なるべく低重心化させたいというBMWのこだわりを感じる。
    この電動ソフトトップは、50㎞/h以下なら走行中でも開閉可能。開閉時間は約10秒だ。
    搭載されているエンジンは、直4 2.0Lターボと直6 3.0Lターボの2タイプだ。
    2.0Lターボの出力は197ps&320Nm。3.0Lターボは、340ps&500Nmとかなりハイパワーな仕様になっている。

    ボディサイズは、全長4,335×全幅1,865×1,305mm、ホイールベースは2,470mm。先代Z4のボディより、全幅75mm拡大されホイールベースは25mm短縮されている。
    このディメンションの狙いは、俊敏性と高いコーナーリングスピードを高めるためだ。50:50の重量バランスや低重心プラットフォームなど、BMWがZ4の走行性能へのこだわりは相当なものだ。

    BMW Z4の口コミ・評価を見る

おすすめランキング5台を比較

価格比較

XC40

XC40
エントリーグレード以外は、お買い得感ある仕様

XC40のエントリーグレードであるT4の価格は3,890,000円となっている。400万円を切っていますアピールが強いグレードだ。
T4は安全装備が充実しているものの、パワーシートやナビなど、かなり装備が簡略化されている。さすがにシンプル過ぎる。
十分な装備となっているのは、T4モメンタム以上のグレードになる。これで十分といえるレベルだ。
また、外観にスポーティなエアロパーツや専用サスペンションを装備したT4 Rデザインは4,990,000円となっている。人気の高いグレードだ。
よりパワフルなT5の最上級グレードインスクリプションは5,590,000円となる。
ライバル車と比べると、コストパフォーマンスに優れる価格といえる。

5ドア

5ドア
オプションばかりで、結果的にかなり高額

エントリーグレードのミニ ワンの価格は2,710,000円。この価格だけ見れば、かなりお買い得感がある。
ただし、情けないことに歩行者検知式自動ブレーキを含む「ドライビングアシスト」が装備されていない。もちろん、ナビなども装備されていない。
ある程度納得できるレベルの装備となるとクーパー(3,280,000円)からになる。
ディーゼルのクーパーDは3,470,000円となる。このクーパー系でもLEDヘッドライトはオプションなので、輸入車らしい装備すると400万円レベルになる。最上級となるクーパーSDは4,070,000円。
ミニは、自分好みの仕様にしたいのなら車両価格にプラス100万円くらいの予算が必要だ。

ティグアン

ティグアン
シンプル仕様で納得できればリーズナブル

ティグアンのエントリーグレード、TSIコンフォートラインの価格は3,699,000円。なかなかリーズナブルな価格だ。
歩行者検知式自動ブレーキを含む安全装備も標準装備されており、十分な仕様となっている。
ただ、ナビやスマートエントリー、LEDヘッドライトなどは装備されていない。シンプルな仕様でいいというのであれば、十分に納得できる。
輸入車なので、一定の装備を求めるのであれば、TSIハイラインは4,509,000円となる。ディーゼル車のエントリーグレードTDIコンフォートラインは4,179,000円。エアロパーツなどを装備したスポーティなTDI Rラインは5,290,000円となる。

Aクラス

Aクラス
安全装備がオプションなので割高感あり

1.4Lガソリンターボエンジンを搭載するAクラスのエントリーグレードC180の価格は3,280,000円、装備が充実しているA180スタイルは3,690,000円、2.0LディーゼルターボのA200dは3,990,000円だ。
メルセデス・ベンツブランドであることを考えると、一見安く見えるかもしれない。
ところが、歩行者検知式自動ブレーキを含む安全装備「レーダーセーフティパッケージ」は全車オプション。このオプションを装備しないと、軽自動車にも劣る予防安全装備となる。
さらに、話題のMBUXも全車オプション。こうした人気装備をプラスするとプラス50万円前後になるので、それほどお買い得感があるとはいえない。

Z4

Z4
ハイパフォーマンスカーなのは分かるが、とにかく高価

Z4の2.0Lターボ車である20iはエントリーグレードで、価格は5,660,000円、20iスポーツが6,150,000円、20i Mスポーツが6,650,000円となった。
スポーツカーなので、やはりスポーティなエアロパーツやサスペンションなどが装備されたMスポーツが狙い目になる。
しかし、価格はちょっとしたオプションをプラスすると700万円コースとかなり高価だ。
輸入車の中でも、もはや貴重な2シーターオープンスポーツカーとはいえ、かなり強気な価格である。3.0LターボのM40iに至っては、8,350,000円とさらに高価になっている。

燃費比較

XC40

XC40
ハイパワー系2.0Lターボなので、燃費は二の次

XC40は高出力の2.0Lターボを搭載する。同じエンジンで、190ps仕様と252ps仕様の2タイプが用意されている。
XC40で最もよい燃費は誇るグレードは、190ps仕様のT4(FF)の13.6㎞/L(JC08モード)だ。4WDになると13.2㎞/Lになる。252psのハイパワー仕様のT5(4WD)は、12.4㎞/Lだ。
どちらも、それほど優れた燃費値ではない。
ただ、XC40のパワーはこのクラスではトップレベル。つまり、燃費よりややパワーを重視した仕様ということになる。

5ドア

5ドア
ハイブリッド車並みの燃料費になるディーゼル

ミニの燃費は、ガソリン車のワンが17.5㎞/L(JC08モード、クーパーが16.3㎞/L、クーパーSが16.4㎞/Lとなっている。ガソリン車は、クラス平均といったところだ。
ディーゼルの燃費は、クーパーDが23.9㎞/L、クーパーSDは23.8㎞/Lだ。
ミニのガソリン車は高価なハイオクガソリンを使う。それに対して、ディーゼルは軽油だ。
ハイオクガソリンに対して、軽油は30円/L以上燃料費が安くなる。燃料費視点では、ハイブリッド車並み。
ミニのガソリン車と比べると、燃料費は大きな差になるので、長い距離を走る人にはディーゼルがおすすめになる。

ティグアン

ティグアン
いろいろあって少々厳しい燃費値

ティグアンの1.4Lターボ車の燃費は、16.3㎞/L(JC08モード)。ガソリン車は、まずまず燃費値といえる。
2.0Lターボの燃費は、17.2㎞/Lとなった。この数値はやや物足りないものとなっている。
フォルクスワーゲンは、以前、ディーゼル車の排ガス不正問題が発覚した。この影響もあり、やや物足りない数値になっている。
ディーゼル車は、ハイオクガソリンを使うガソリン車より、燃料費が30円/L前後も安い。
車両価格はかなり高くなってしまうが、総走行距離が長くなる人は燃料費が安くなるディーゼル車がおすすめだ。

Aクラス

Aクラス
まずまずの燃費値となったガソリン車

1.4Lターボエンジンを搭載したA180の燃費は、15.0㎞/L(WLTCモード)となった。この燃費値は、まずまずといった燃費値だ。
燃費性能的には、良い方に分類されるが、これから電動化が進む近未来を考えると、なかなか選びにくいエンジンである。
ハイブリッド車が当たり前の日本マーケットなので、せめて48Vのマイルドハイブリッド車くらいは用意してほしい。
2.0Lディーゼルターボの燃費値は、まだ公表されていないが、日本で乗るのなら燃料費が安いディーゼル車がおすすめだ。

Z4

Z4
燃費を語るクルマではないが、意外と良好

2.0Lターボを搭載する20i系の燃費は14.9㎞/L、3.0LターボのM40iは13.2㎞/Lになっている。
この3.0Lターボは、340ps&500Nmというハイパワー仕様。この出力で13.2㎞/Lなら十分に満足できる範囲内だ。燃費云々というクルマではないが、意外と燃費は良好といえるだろう。
また、使い勝手面では、フロントノーズが長いクルマながら、ホイールベースが短いこともあり、最小回転半径は5.2m。狭い道や駐車場などでも扱いやすい。

走行性能比較

XC40

XC40

XC40には、新開発のプラットフォーム(車台)「CMA」(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャ)が採用された。このプラットフォームにより、より高剛性なボディに仕上がった。
もともと、ボルボはスポーティなハンドリングをもつクルマが多い。
XC40も同様なのだが、スムースなフットワークをもち、ドライバーの操作に対して忠実にクルマが反応する。
非常に洗練された動きで、CセグメントのSUVとは思えないくらい上質だ。背が高く重心の高いSUVなのに、次のカーブが楽しみになるほどだ。

5ドア

5ドア
キレのあるガソリン車、スムースで力強いディーゼル車

ミニのガソリン車は、ディーゼル車に対して車重も軽く、よりキレのあるゴーカートフィールを楽しめる。
ミッションもツインクラッチの7速DCT。キレのあるミッションで、ダイレクト感あるフィーリングをもつ。
ディーゼル車は、車重がやや重い。とくに、フロント部分に重量が集中しているので、ガソリン車と比べるとやや穏やかな動きになる。
スポーティさという点では、ガソリン車が上回る。ただ、一般的なコンパクトカーの中では、ディーゼル車でもキレキレな走りなので、ミニらしさは失っていない。
ミッションも6速ATになり、スムースで快適。クーパーSDの最大トルクは、360Nmという大トルクを誇る。スムースで力強い加速が楽しめる。

ティグアン

ティグアン
高剛性ボディがもたらす優れた操縦安定性

ティグアンの走行性能は、非常に高い。理由は、主に高剛性ボディによるものなどが大きい。
高い速度で大きなうねった道を通過したときでも、サスペンションはしっかりと路面に追従する。見事なまでの安定感。強いボディがあるから、サスペンションがしっかりと動いている印象だ。
ハンドリング性能も非常に素直である。
ドライバーの操作に忠実で、しっかりとクルマが反応する。直進性も高く、高速クルージングも楽だ。
1.4Lターボは、車重が軽くディーゼル車より軽快感がある。ただ、重厚で力強い走りができるディーゼル車の方が、ティグアンのキャラクターに合っている。

Aクラス

Aクラス
ディーゼルとガソリン、やや異なる走行性能

1.4Lターボを搭載するA180スタイルは、200Nmという十分なトルクを1,460回転で発生する。
市街地、高速道路共に十分な力強さで力不足は感じない。
ただ、高速道路ではメルセデス・ベンツらしからぬ直進安定性で、少々フラフラして落ち着かない印象だった。
2.0LディーゼルターボのA200dは、まったく異なる印象だ。車重が重いことがきいているのか、直進安定性もよい。
320Nmという大トルクを誇るだけあり、アクセルを床まで踏み込むと、強烈な加速力を誇る。静粛性も高い。

Z4

Z4
爽快で痛快な、走る楽しさ

Z4は走るために生まれてきたクルマ。BMWのこだわりもそこに集約されている。
走り出してすぐに気が付くのが、クルマの低重心さだ。まるで、ゴーカートに乗るような低いドライビングポジションで、Z4はまるで路面に張り付くように走る。
50:50の重量配分は、理屈だけでなく感覚的にも走る楽しさを感じさせてくれる。ドライバーがクルマの中心にいるドライブフィールで、クルマとの一体感を強く感じる。
また、直6ターボのスムースさとパンチ力も秀逸。高回転域でややパンチが欠けてくるものの、優れたレスポンスは自在にZ4を操れる気分になる。

乗り心地比較

XC40

XC40
際立つ洗練された乗り心地

XC40の上級車となるXC60やXC90といったモデルは、大径タイヤを十分に履きこなしているとはいえない状態で、タイヤのゴツゴツ感をドライバーにしっかりと伝えてきた。
しかし、XC40は大径19インチタイヤでさえ、何事もなく履きこなしている。
タイヤのゴツゴツ感をほとんど感じることはなく非常に乗り心地はよい。全体的にスッキリとした乗り味が特徴だ。
クルマの揺れを瞬時に抑え込んでおり、フラットな姿勢を保つ。乗り心地が良いだけでなく、運転がしやすいのも魅力のひとつだ。

5ドア

5ドア
快適さを望むなら、ミニは対象外?

極端な言い方をすると、乗り心地を重視するのであればミニには乗らない方がよい。
お世辞にも乗り心地がよいというタイプのクルマではないからだ。
硬めのサスペンションセッティングで、タイヤのゴツゴツ感はしっかりと伝わってくる。ただ、体に伝わるショックは角の取れたもので、それほど不快なものではない。
むしろ、この硬めのサスペンションセッティングから生まれるゴーカートフィールによる走る楽しさが、乗り心地云々を大きく上回る。

ティグアン

ティグアン
硬いが速度があがるほどに、しっくりくる乗り心地」

ティグアンは、少々硬めのサスペンションセッティングになっていて、19インチホイール装着車などは、少々ゴツゴツと路面の凹凸を拾う。
しかし、それほど乗り心地が悪いという感覚はなく、速度が上がるほどしなやかさが増していく。
背の高いSUVは、重心が高いので、大きくクルマが傾くモデルもある。
ティグアンは、硬めのサスペンションということもあり、クルマの傾きは少ない。同乗者も必要以上に頭を振られることも少ないので快適に移動できる。

Aクラス

Aクラス
やや雑味のあるガソリン車

Aクラスは、乗り心地もガソリン車とディーゼル車で異なる。
ガソリン車のA180は、リヤサスペンションがゴトゴトした路面の凹凸をしっかりと拾いドライバーに伝えてくる。
400万円近い高級コンパクトカーということを考えると、価格に似合った乗り心地とはいえない。だが、ディーゼル車は、ガソリン車と全く異なる乗り心地になった。
ガソリン車のゴトゴト感は姿を消し、ゆったりと動く重厚な乗り心地になっている。ディーゼル車乗り心地は、とても快適だ。

Z4

Z4
乗り心地もよく、普段使いも問題なし

こうしたスポーツカーは、乗り心地が悪いように感じるかもしれない。
昔のスポーツカーは、確かにそうだった。しかし、最近のスポーツカーは少々方向性が変わってきており、タイヤの路面追従性が重視されている。路面追従性が悪いと、しっかりとトラクションがかからないからだ。
そのため、Z4のサスペンションはよく動く。サスペンションそのものは硬めだが、よく動くサスペンションの効能で、意外なほど乗り心地はよい。
多少タイヤのゴツゴツ感があるが、不快ではないので、日常の足として使っても不満はそれほどないだろう。

内外装・デザイン比較

XC40

XC40
気品ある独自の美しさ

ドイツ車が多い日本マーケットということもあり、メルセデス・ベンツやBMWなどのドイツ車は見飽きてしまったという人も多い。
XC40は、これまでのドイツ系デザインとは全く異なるスカンジナビアンデザインなので、ひと際目立つ存在になっている。ひと目できれいなクルマ、という印象を受ける。
他のボルボSUV系と比べると、少しカジュアルなデザインが採用されているのもポイントのひとつだ。洗練された上質感があり、ドイツ車に飽きてきている人にはピッタリの1台といえる。

5ドア

5ドア
変わらないことがミニのブランド力を強化する

同じ車名のクルマであっても、フルモデルチェンジでまったく異なるデザインになることはよくあることだ。
しかし、ミニは歴代モデルのデザインをリスペクトし、ミニらしさをしっかりと受け継いでいる。
代わり映えしない、という見方もあるが、脈々と受け継がれているデザインのDNAがミニのブランド力をより強めている。
3代目ミニも同様で愛くるしい丸形ヘッドランプは健在だ。3代目ミニでは、リヤのコンビネーションランプにユニオンジャックをモチーフとしたデザインを採用。イギリス車らしさも表現している。

ティグアン

ティグアン
塊感のある力強いスタイリング

ティグアンの全幅は1,860mmと、かなりワイドなボディサイズをもつ。さらに、フロントフェイスのデザインは、水平基調のグリルを配し、さらに幅広感を強調。そのため、前方から見ると、ティグアンはコンパクトSUVとは思えないくらい大きく見える。さらに、やや睨みのきいたヘッドライトが装備されており、精悍さもプラスされている。また、ボディ全体も塊感のあるデザインを採用。SUVらしいドッシリとした安定感と存在感をアピールしている。

Aクラス

Aクラス
上品さを感じさせるデザイン

先代Aクラスは、いかにもメルセデス・ベンツらしい迫力重視のデザインだった。
今回のモデルは、そんなイメージを完全に払拭。グリル中央に入った大きなスリーポインテッドスターで、メルセデス・ベンツらしさをアピールしながら、全体のシルエットはスッキリとまとめられている。
クリーンな印象が強く、多くの人から高い好感度を得られそうなデザインだ。
インパネまわりは、10.25インチの高精細ワイドスクリーンが設置されており、高い品質感と近未来感があり、クラスを超えた高級感がある。

Z4

Z4
スポーツカーらしいワイド&ローなフォルム

Z4のデザインは、いかにもFR(後輪駆動)車らしいロングノーズ&ショートデッキ。さらに、ワイド&ローでフロントのオーバーハングは非常に短い。
カッコいいと言われるスポーツカーのデザイン要素が満載だ。
とにかく平べったいフロントフェイスには、超横長キドニーグリルを装備。ヘッドライトは、ボディサイドギリギリに配置されている。
サイドビューはウエッジシェイプデザインで、ボディサイドのキャラクターラインは後方に向けて跳ね上がっている。
やや前傾姿勢のように見え、ネコ科の猛獣が獲物に襲いかかるようなスタイルにも見えスタイリッシュだ。

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クルマ評論家 CORISM代表

大岡 智彦 氏

CORISM編集長。自動車専門誌の編集長を経験後、ウェブの世界へ。新車&中古車購入テクニックから、試乗レポートが得意技。さらに、ドレスアップ関連まで幅広くこなす。最近では、ゴルフにハマルがスコアより道具。中古ゴルフショップ巡りが趣味。日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員