- この記事の目次 CONTENTS
- 9年連続「地域貢献度No1」のフロンターレ
- 数々のコラボイベント
- 座席は「指定席の南側」や「2階席」が狙い目
- 途中で自由席への移動も可能
- アクセスは電車が便利
- アウェイサポーターは『等々力迷宮』に注意
- クルマなら駐車場の事前予約を
- スタジアムグルメは『フロンパーク』で
- スタジアム内のお店もチェック!
- アウェイエリアにも売店はあるが…
9年連続「地域貢献度No1」のフロンターレ
等々力陸上競技場をホームスタジアムにしている川崎フロンターレ。巧みなパスワーク、攻撃的なスタイルで見ていて楽しいのはもちろん、地域を大切にするというクラブの姿勢も愛される理由です。
「駅前でマスコットの『ふろん太』が東北復興支援の募金活動をしていたり、川崎中の到るところでフロンターレが地域との触れ合いを大切にするイベントを見かけます。人がフロンターレによって笑顔になる時、我々サポーターはそれを誇りに思うのです。」
と語ってくれたのは、川崎フロンターレ応援ブログ『フロスキ』さん(以下フロスキさん)。今回はフロンターレの魅力を教えてくださるとともに、スタジアムの魅力を伝える写真もご紹介いただきました。
数々のコラボイベント

フロンターレはこれまでも、サッカーの試合に留まらない、様々な企画をしてきました。
・東京に向かうゴジラの足跡が等々力のピッチに残っている『多摩川クラシゴ』
・南極観測隊として南極に赴任中の川崎市民が中継で始球式する『難局物語』
・マンガ『宇宙兄弟』とコラボし、宇宙飛行士とも生交信した『宇宙強大』
「試合観戦する人も、しない人でも楽しめるイベントはフロンターレを身近に感じる事ができ、みんなが笑顔になれる場所です」とフロスキさん。
それだけに、熱いフロンターレサポーターはもちろんのこと、『初めてスタジアムに行く』という人も、『アウェイで年に1回だけ等々力に行く』という人も楽しめるスタジアムです。
座席は「指定席の南側」や「2階席」が狙い目
「チケットの確保が難しい等々力競技場ですが、指定の南側や2階席ならJリーグチケットで買えることもあります。」とフロスキさん。
具体的には『メインS指定』『バックS自由』『SG自由』といった券種ですが、初めての人は指定席だと何かと安心でしょう。自由席だと『一緒に行く人と並んで見る』というのは難しい可能性が高いです。
途中で自由席への移動も可能

試合の後半、『もっと応援したくなってきた』と思ったらスタジアム北側の1階自由席(ゴール裏・Gゾーン)エリアのコンコースに移動してもいいでしょう。試合中には歌いっぱなし、飛びっぱなしで座ることはないエリアなので、席がなくても問題ありません。
「あの一体感、そして後半に多くの得点をあげるフロンターレですから、ゴールシーンはもう鳥肌モノの迫力ですよ」とフロスキさんも太鼓判です。
アクセスは電車が便利
等々力陸上競技場は東京と神奈川の県境にあり、品川駅や横浜駅からの電車でのアクセスが便利です。以下の3つの駅からは、徒歩でスタジアムまで行けます。
・東急東横線/東急目黒線/JR南武線「武蔵小杉駅」から徒歩20分
・JR南武線「武蔵中原駅」から徒歩15分
・東急東横線/東急目黒線「新丸子駅」から徒歩15分
また以下の駅からはバスも出ています。
・東急東横線/東急目黒線/JR南武線「武蔵小杉駅」
・東急田園都市線/東急大井町線「溝の口駅」
・東急田園都市線/東急大井町線「高津駅」
・JR横須賀線「武蔵小杉駅」
・JR南武線「武蔵溝ノ口駅」
・JR南武線「武蔵中原駅」
等々力競技場の付近は住宅地が多く、特に徒歩で行く場合、道が分かりにくいです。ただし試合開催日の『行き』に関しては、フロンターレのユニフォームを着た集団が見つかるでしょうし、その人たちについていけば大抵スタジアムまでたどり着けます。
アウェイサポーターは『等々力迷宮』に注意
ただし帰りは注意が必要です。
スタジアムにあるバス乗り場はかなり混んでおり、『駅まで歩いていこう』と思う人もいるでしょうが、フロンターレサポーターの後ろを歩いて行ってはいけません。
実は川崎フロンターレのサポーターの多くは、スタジアムから徒歩圏に住んでいるとのこと。そのためフロンターレサポーターについていっても、駅にはたどり着けない可能性があります。
歩いて駅まで向かう場合は、素直に道を尋ねましょう。

クルマなら駐車場の事前予約を
等々力陸上競技場には併設駐車場がありますが、試合開催日は関係者向け駐車場となっており、一般の利用はできません。また付近にもあまり大きなコインパーキングもないので注意が必要です。
とはいえ『ベビーカーがあるので混んだ電車には乗りにくい』など、クルマがあった方が便利なシーンがあるのも事実。そんな場合は、事前に駐車場予約をすることをおすすめします。『軒先パーキング』や『akippa』など、駐車場が予約できるサービスもあります。
あるいは、駅付近の駐車場に停めるのも一つの手です。スタジアムから徒歩15~20分ほど掛かりますが、駅の近くにはコインパーキングも多くあります。中には70~80台以上収容できる駐車場もあるので、少しは停めやすいでしょう。
※等々力陸上競技場に限りませんが、無断駐車や不法駐車が問題になっています。ルールを守って駐車をしてください。
スタジアムグルメは『フロンパーク』で
スタジアムに辿り着いたらぜひ立ち寄ってほしいのが『フロンパーク』。
「マスコットのふろん太やカブレラに会えたり(とっても可愛いです)、サッカー番組の女性MCとかもいたりして、フロンパークは常にちょっとしたアミューズメント施設のようです」とフロスキさん。
「人気のグルメも沢山あります。キッチンカーはどこも行列ですが、並ぶ価値のあるものばかり。グルメを楽しんだらグッズを見たり、フロンパークのイベントを楽しんだりします。」
中でもフロスキさんの一押しは塩ちゃんこ。「川崎名物となった塩ちゃんこは、少しガーリックの聞いた塩味のスープが人気です。他にもブラジルキッチンのブラジルソーセージやケバブ、カレーやカツサンド等沢山のキッチンカーが並んでいます」
スタジアムの外に設置されるフロンパークは、チケットがなくても楽しめます。スタジアムは再入場もできるので、荷物をおいてからフロンパークに行っても良いですね。
フロンパークを楽しむためにも、「初めて等々力競技場へ行かれる方は、2~3時間前に余裕を持って行くことをオススメ」とのことです。

スタジアム内のお店もチェック!
フロンパークの賑わいに目がとられてしまいますが、スタジアム内にも必見グルメがあります。
「等々力競技場の中では毎試合限定メニューが登場するフロンスィーツのスィーツ。川崎名物汁なし担々麺もガツンとガーリックが効いていてオススメです。」
またスタジアムの内外でタオルマフラーやユニフォームも買えるので、応援のお供にまずはタオルマフラーから。「ゴールを決めた時にタオルを振る時、スタジアムと一体になることができます」

アウェイエリアにも売店はあるが…
等々力陸上競技場のビジター自由席エリアには売店が3つと、他のスタジアムに比べるとアウェイサポーターに優しい印象。しかし、どうせなら等々力競技場の名物を楽しみたいもの。
そんな時は一度スタジアムを出て、フロンパークで川崎名物を楽しむのがオススメです。
「フロンパークは楽しい場所で、アウェイサポーターも楽しめる場所です。グルメやイベントを楽しみ、時にはフロンターレサポーターと写真を撮ったりしてください。試合は熱く、試合の前は友好的に。」
アウェイサポーターが等々力陸上競技場に行く機会は限られているからこそ、スタジアムを満喫してください。