クルマのメンテナンスの中でも手間がかかるけど大事なのが洗車。きちんとお手入れをしてあげることで良い状態が続きますし、手間をかけた分、車への愛情もわいてくるものです。もちろん、売却時にも大切に乗ってきたクルマは状態が良く、買取価格のアップにもつながります。

とはいうものの、面倒なのも事実。ガソリンスタンドで1000円程度で利用できる洗車機も便利でもちろん良いですが、時間と場所さえ確保できるなら、手洗い洗車をおすすめします。駐車場には洗車できそうなスペースがない・・水場がない・・そんな方は、セルフのコイン洗車場を利用してみてはいかがでしょうか。
今回は、毎日様々なクルマを洗車している全国のガリバー店舗スタッフがおすすめする、初心者でも簡単にできる手洗い洗車のポイントをご紹介します。

手洗い洗車の手順とポイント 目次

手洗い洗車を行う上で知っておくべきことを順にご紹介します。リンク先の店舗ブログでは各項目の詳細が見れますのでぜひ参考にしてみてください。

この記事の目次 CONTENTS
手洗い洗車の手順とポイント 目次
洗車するときは晴れていない方が良い理由
これだけあれば大丈夫!洗車に必要な道具8つ
いよいよ本番!洗車の手順と流れ
スタッフおすすめ!クルマをもっとキレイにする小技

ライター紹介

221616 編集部

世の中の自動車ニュースとは一味違う視点でスローニュースを発信。編集部員はクルマ初心者からクルマをこよなく愛するマニアまで幅広いメンバーで構成。全国のガリバーで売れている中古車や車のスタッフレポートなど、生の情報をお届け中。

洗車するときは晴れていない方が良い理由

青い空が広がるカラッとしたお天気の日こそ、「天気良いし、今日は洗車しようかな」という気持ちになる人がが多いと思います。でも残念ながら晴れている日は洗車に向かないのです。
晴れている日は気温が高く、洗っている間にすぐ乾いてしまいます。特にクルマの場合、ボディの表面はかなり高温になります。また、風が強いと砂やホコリがついてしまうため、おすすめできません。もちろん、屋内で洗車できる環境であれば何の問題もありません。

入社1年目、ドライブ大好きな女性スタッフが洗車に最適な天気についてまとめました。

これだけあれば大丈夫!洗車に必要な道具8つ

洗車する際の気候条件がわかったところで、次は道具の話をしましょう。
用意が必要なのは8つ! 用途あわせてご紹介します。

洗車に必要な道具

1.クルマ全体をくまなく洗い流すために必須のホース
2.ボディ・ガラスの表面を洗うスポンジ
3.スポンジ・タオルを洗うバケツ
4.洗い流した水を拭き取る吸水性の高いクロス(タオル)
5.泡立てる洗剤カーシャンプー
6.ルーフを洗うときにあると便利な脚立
7.タイヤとホイールを洗うためのブラシ(スポンジでも可)
8.手荒れ防止!ゴム手袋

ホースのヘッドはジェット噴射とシャワーを切り替えられるタイプであれば洗車テクニックの幅が広がるようです。

汚れたスポンジやクロスを洗うときに大活躍するバケツ。カーシャンプー(洗剤)もバケツの水の中に投入して使いましょう。

これらの道具をどのように使うのか、ポイントとあわせてご覧ください。

いよいよ本番!洗車の手順と流れ

道具も揃ったところで、洗車の手順を確認しましょう。
クルマを洗う順番にはいろいろと流派があるようですが、ここでご紹介するのはごくスタンダードな方法です。
洗車の流れは大きく4つのパートに分かれます。

1.ホイール・タイヤの汚れを落とす
2.洗い方は上から下へ!まずはルーフから順に洗う
3.ドアやトランクの開口部を湿らせたクロスで汚れをとる
4.最後の仕上げ!水で全体を洗い流したらクロスで素早く拭きとる

それぞれのパートを簡単にご説明しましょう。

1.ホイール・タイヤの洗い方

タイヤ・ホイール周りは地面に一番近いところですので、その分汚れもひどいのです。ボディをキレイにしてからタイヤ・ホイールを洗うと汚れが飛び散ってしまうため、一番最初に汚れをとってしまえばその心配もないですね。

2.洗い方は上から下へ!まずはルーフから

いよいよボディ全体の洗浄に入ります。
ここで大事なのが、上から下に向かって洗っていくということ。まずはルーフから、しっかり水が行き渡るようにしましょう。

そしてクルマ全体に水をかけ、ボディの表面に付着しているホコリやゴミを落としていきます。

次に洗剤を使って洗っていきます。しっかり洗うためには、脚立があると便利です。

洗剤を泡立てたスポンジで、優しく一定方向にスポンジを滑らせていきます。クルクルと円を描くのはいけません!

初心者向け、洗い方の詳しい情報はこちらから。

ここで注意点!

一気に全体を洗うのではなく、一箇所ずつ場所を決めて、スポンジで汚れを落としたら水をかけて洗い流し、水を拭き取るこの長れを繰り返しましょう。他の面を洗っている際に乾いてしまうためです。

洗車のプロの方にもご協力いただきました!

続いて全体を洗い流します。

オデッセイを男性2人で洗車したところ、約15分程度で完了したようです。

3.ドアやトランクの開口部を湿らせたクロスで汚れをとる

全体を洗い流したら、細かいところも気にしてみましょう。
見落としてしまいがちなのが、ドアやトランクの開口部。ここは湿らせたクロスで汚れをしっかり取り除きましょう。

4.仕上げが肝心!効率的な水の拭きとり方法

そして重要な水の拭き取り。これを怠るとせっかく汚れを落としても、水の痕が残ってしまいます。完全に水を残さずスピーディーに拭き取りましょう。

スタッフおすすめ!クルマをもっとキレイにする小技

一通り洗車を終えて一息したら、洗い残しがないかもう一度ボディ全体をチェックしてみましょう。ここで、クルマにさらに磨きをかける小技をご紹介します。

ボディについた細かい傷を消す方法

ドアの取っ手まわりで見かけるこの傷。見覚えありませんか? 実はこの傷、ご家庭にあるもので簡単に消えるんです。

ボディに付着した虫をキレイに取り除く方法

夏場に多いのがガラスやボディについた虫の死骸。ボディの色によっては目立たないためそのままにしてしまいがちですが、実はこの虫の痕、結構やっかいなんです。放っておくとこびりついて取りづらくなるどころか、ボディを侵食してしまう可能性もあるのです。

洗車をしても落ちない!ボディにこびりついた虫の取り方

ガラスクリーナーで簡単に虫を取り除く方法もあるようですので、こちらの動画もチェックしてみてください▼▼

窓枠やヘッドライトの隙間には歯ブラシ!

よく見ると気が付くのが、窓枠やヘッドライトの隙間の汚れ。そんなときに活躍するのが歯ブラシです。

お掃除アイテムとして何かと活躍する歯ブラシ。洗車でもどうぞ。

ここまで洗車の基本的な情報をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
「洗車のコツをもっと知りたい!」という方、「洗車する場所がないのでガリバーのお店で洗車させてほしい!」そんな方は、ぜひお近くのガリバーにお立ち寄りください。

洗車が初めての方もそうでない方も、ぜひ楽しんでくださいね!