中古車を購入する際に重要なポイントの1つとして挙げられる走行距離。なかでも、普通車と作りが違う軽自動車を選ぶ際の目安についてまとめました。

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中古車購入の際、重要なポイントは「走行距離」
走行距離の目安は何キロ!?10万Kmが境界線!
走行距離の多い少ないだけでは判断できない
1年で3万キロ走行でも、状態が良いことがある
普通車なら、走行距離10万kmを超えたクルマでもまだまだ走れる
軽自動車もメンテナンス次第!寿命は10万キロ以上
走りこまれていても、大切に使われていた軽自動車なら長く乗れる!

中古車購入の際、重要なポイントは「走行距離」

中古車の購入を検討する際にはチェックするポイントがいくつかありますが、その中でも特に重要な要素が走行距離です。
一般的に中古車は走行距離が多ければ多いほど中古車販売店での販売価格は安くなり、走行距離が少なければ少ないほど販売価格は高くなります。

できることなら、新しい年式で走行距離の少ないクルマを選びたいところですが、走行距離が少ないということはエンジンや消耗部品の劣化も少なく、より新車に近い状態となるので販売価格が高くなってしまいます。 そうするとうまく予算内に収まらず、走行距離がある程度多いクルマを選ばなければいけないという場合があります。
その際に、どの程度の走行距離のクルマを選べば良いのかという問題があるわけですが、その判断基準がよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
一口に走行距離と言っても、普通車と軽自動車では目安となる距離も同じというわけではありません。

そこで今回は、中古車購入時の、軽自動車の走行距離の目安、走行距離の限界についてご紹介します。

走行距離の目安は何キロ!?10万Kmが境界線!

走行距離が価格に反映されると言っても、単純に〇〇Kmとメーターに表示されている数字で判断するのではなく、その中古車の年式によって走行距離の判断は違ってきます。

一般的に中古車市場では、通勤や通学などに使用されるクルマであれば年間走行距離の目安は1万Kmと言われています。
つまり、新車登録から10年経過しているクルマが5万Kmしか走っていなければ走行距離は少ないという判断になり、新車登録から3年で5万Km走っているクルマなら走行距離は多いという判断になります。

この数字を基準にすると、同じ車種で同じ年式であっても走行距離の少ないクルマの方が高く価格が設定される傾向があります。
これは購入する時も売却する時も同じです。特に10万Km以上走っているクルマだと、買取価格も販売価格も大幅に下がる傾向があります。

走行距離の多い少ないだけでは判断できない

先述したように、走行距離の目安というのは確かにありますが、単純に走行距離の多い少ないだけではクルマの状態の良し悪しは判断できないのも事実です。
つまり、走行距離が多くても状態の良いクルマもあれば、走行距離が短くても状態の悪いクルマもあるということです。

1年で3万キロ走行でも、状態が良いことがある

例えば、1年で3万Km走るクルマがあるとします。
1年1万Kmの目安からすればかなり多く走っているので、状態のあまり良くないクルマであると言えそうですが、実際はそうではない場合が多いのです。
通勤距離が長いクルマなどは走行距離も多くなるのですが、そうしたクルマはオーナーがメンテナンスに気を配り、しっかりと管理している場合が多いので、クルマも良い状態に保たれているのです。

ほとんど走っていない車には要注意!?

それとは逆に1年で3千Kmほどしか走らないクルマというのもあります。
普段、近所に買い物に行く時や週末だけ使用していたりする場合はこの程度の走行距離となります。
あまり乗られていないため、それほど傷んでいないと考えられがちですが、こうした極端に走行距離の少ないクルマはほとんどメンテナンスをしていない(車検以外で)可能性があります。

また、クルマは定期的に動かしていた方が調子が良い場合が多く、走行距離の極端に短いクルマは長い間乗らずに駐車場に放置されていた可能性があり、調子が悪くなっていることが考えられます。
購入後にすぐに壊れたり、修理が必要となってしまっては意味がありませんので、年式が古いけど走行距離が少なすぎるクルマには注意が必要です。

走行距離よりも、どのような扱いを受けてきたのかが大事です。
ただし一般の方がクルマを見るだけでそのことを判断するのは難しいので、走行距離が平均よりかなり少ない中古車の購入を検討する際には、購入店のスタッフに詳細を確認することをおすすめします。

普通車なら、走行距離10万kmを超えたクルマでもまだまだ走れる

普通車の場合、日本では走行距離が10万Kmを超えると、故障が増えて修理費・維持費が高額になるからそろそろ買い替え時だと思う方が多いようですが、海外では走行距離10万Km程度のクルマは一般的で、20万Km、30万Kmを超えているクルマもたくさん走っています。

世界一とも言われている耐久性を誇る日本のクルマであれば、10万Km程度の走行距離距離では買い替えの目安とは言えません。 消耗部品さえきちんと交換してさえいれば、まだまだ長く乗ることができるのです。

軽自動車もメンテナンス次第!寿命は10万キロ以上

では、軽自動車の場合はどうでしょうか。
軽の中古車を購入する場合、走行距離の目安は一般的に5~7万Km程度だと言われることが多いように思います。

しかしそれは一昔前の話で、今の軽自動車は普通車同様に耐久性に優れていますので、よほど乱暴な乗り方でもしない限り、かなりの走行距離が期待できます。

そこで重要になってくるのが日ごろのメンテナンスです。
定期的にきちんと点検を行っていれば少しでも調子の悪い箇所があればすぐに気づくことができますし、致命的な故障となる前に部品を交換すれば余計な費用もかかりません。

軽自動車は普通車以上にこまめにメンテナンスを行って、少しでもおかしいと感じることがあればすぐに修理に出しましょう。 そうすれば軽自動車であっても、10万Km以上走ることが可能です。 つまり、たとえ5万Km以上を走った軽の中古車を購入したとしても、メンテナンス次第ではまだまだ乗り続けることができるということです。

メンテナンスは頻度と質が重要です。長く乗ろうと考えるなら、メンテナンスに関する自身の知識を深めてこまめに点検を行うか、もしくは定期的に整備士にチェックしてもらいましょう。

走りこまれていても、大切に使われていた軽自動車なら長く乗れる!

中古車購入時の走行距離の目安については、はっきりと何Kmまでが良いとは断言することはできませんし、走行距離だけでクルマの良し悪しを判断することもできません。

たとえ年に1万キロ以上走っていても、前オーナーが管理を徹底していたクルマに出会えれば、ほとんど走っていないクルマよりも結果的にコストパフォーマンスが高い可能性があります。 メンテナンスの有無や前の所有者にどのような乗り方をされていたかなど、他の要因も含めて総合的に検討した上で選択するようにしましょう。