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小さくて軽く、誰でも買える価格帯、そして燃費がよいということを信念としてクルマを評論。大本命といわれている車種さえ外してでも自らの信念を貫き通す熱いハートをもつ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員としても、その信念は変わらない。 |
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学校の先生から自動車雑誌編集者経て、モータージャーナリストになったという異色の経歴を持つ。元教師ということもあり、分かりやすい評論に定評がある。さらに、クルマの細部まで見逃さない観察力はハンパではなく、徹底的に調べ上げてしまうほど。最新のクルマから、ヒストリックカーまで幅広い知識をもつ。 |
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歯に衣を着せぬ原稿で、なにかと話題の自動車評論家。歯切れの良い文章も分かりやすく、多くのファンをもつ。カートップやベストカーなど多数の自動車雑誌に寄稿するだけでなく、WRCなどのTV解説まで幅広い活動を行なっている。 |
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走り
Driving
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トヨタ エスティマ
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ホンダ オデッセイ
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![トヨタ エスティマ 走り](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092804.jpg) |
![ホンダ オデッセイ 走り](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092808.jpg) |
松下 宏 |
静かで滑らか。乗り心地のよさという点ではミニバンのなかでも群を抜いた存在。必要十分な性能をもつ2.4リッターと余裕十分の3.5リッター。さらにハイブリッドもよく走る。
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低重心・低前高パッケージによる操縦安定性に優れた走りはミニバンのなかでも群を抜いた存在。ワインディングなどを走らせても楽しいし、アブソルートは余裕のパワーだ。
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片岡 英明 |
2.4リッターの4気筒エンジンはCVTの助けもあり実用域のトルクが豊かだ。3.5リッターのV6エンジンは全域で余裕があり、痛快な加速を見せる。軽快感のある走りで、乗り心地も穏やかになった。
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2.4リッターのi-VTECエンジンは滑らかで、ECONモードでも十分な実力だ。3列シートのワゴンといった感じの冴えたフットワークを見せる。アブソルートは軽快な身のこなしだ。
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国沢光宏 |
スライドドアタイプのミニバンというと鈍重なハンドリングをイメージするかもしれないが、意外なことに乗用車よりもシャープな走り。動力性能も4気筒で満足できます。
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重心が低いため、完全にステーションワゴンなどと同じドライブ感覚&ハンドリングをもつ。動力性能はベーシックエンジンで十分。走りに関していえばカンペキに近い。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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パッケージング
Packaging
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トヨタ エスティマ
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ホンダ オデッセイ
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![トヨタ エスティマ インテリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092811.jpg) |
![ホンダ オデッセイ インテリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092815.jpg) |
松下 宏 |
やや全高を抑えた独特のパッケージングをもつ。ホンダ車でいえばオデッセイよりエリシオンのほうが近しい存在だ。絶対的な広さはともかく、快適性十分の室内と言える。
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低床プラットホームをベースにタワーパーキングにも入る低全高に抑えたパッケージングは独特のもの。ここまで低くする意味があるかとの疑問もあるが、走りは良くなる。
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片岡 英明 |
セカンドシートまでは快適だ。とくにスーパーリラックスモードは広く、ゆったりでき、足も伸ばせる。サードシートは厚みがなく、快適性は今一歩だ。荷室は満足できる広さ。
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運転席は視界が開けていて開放的だ。セカンドシートは2人なら快適に座れる。サードシートも実用的な広さを確保しているが、開放感は今一歩だ。フロアが低く乗降性は良好である。
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国沢光宏 |
3列目シートの居住性を期待するとがっかりするかもしれない。少なくとも大柄な成人男性が6人乗って移動しようとすれば、全員少しずつガマンしなければならないだろう。
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車高を考えると3列目シートの居住性は期待できそうにないけれども、案外広い。レッグスペースなどはエスティマを凌ぐほど。それでいてタワーパーキングにも入ります。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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デザイン
Design
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トヨタ エスティマ
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ホンダ オデッセイ
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![トヨタ エスティマ エクステリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092818.jpg) |
![ホンダ オデッセイ エクステリア](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092821.jpg) |
松下 宏 |
エスティマは初代モデルが床下ミッドシップのパッケージングをベースに近未来的な内外装デザインを採用して注目を集めた。それは現在の3代目モデルにも受け継がれている。
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独特の低全高のスタイルは、従来のモデルを継承したもので、やや煮詰まってきた感じもある。フロントのホンダ顔は好き嫌いがありそう。インパネデザインは近未来的だ。
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片岡 英明 |
初代モデルから続く、未来感覚のデザインを受け継いでいる。嫌味のない、万人受けするデザインといえるだろう。センターメーターを採用したインパネも破綻なく上手にまとめている。
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ひと目でオデッセイとわかる明快なデザインだ。だが、注意してみないと3代目との違いがわかりづらい。インテリアも先進的なデザインだが、やや詰め込みすぎの印象を受ける。
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国沢光宏 |
マイナーチェンジで若干穏やかな顔つきになった。広いガラス面積をもつなど、清潔感のある飽きのこないデザイン。このデザインを嫌いだという人は少ないと思う。優秀です。
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燃料電池車FCXクラリティから始まった最近のホンダ顔。これまた高い評価を得ている。ただあまりにも先代モデルとイメージ的に近い。新型だとわからない人もいるかも。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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環境 & 安全性
Ecology & Safety
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トヨタ エスティマ
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ホンダ オデッセイ
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![トヨタ エスティマ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092825.jpg) |
![ホンダ オデッセイ](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092828.jpg) |
松下宏 |
一部グレードで基準値+25%の燃費を達成しているが、絶対値はさほどではない。登場時点が早い分だけ、S-VSCは全車にオプション。2列目中央に3点式シートベルトがない。
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一部が基準値+25%を達成している。燃費もまずまずの数値だ。VSAが全車に標準装備されるなど、安全装備の充実度は高いが、2列目中央には3点式シートベルトがない。
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片岡英明 |
クリーン性能は一級だ。ハイブリッドカーを筆頭にクラストップレベルの実力である。エアバッグ/HIDヘッドランプ/VSC(3.5リッターモデル)など、安全装備も充実。
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2.4リッターは、高性能なアブソルートを含め星4つの平成17年基準排出ガス75%低減レベルを達成。衝突安全性能も世界トップレベルだ。横滑りを防ぐVSAは全車に標準装備。
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国沢光宏 |
CVTと組み合わされる2.4リッターは意外に実用燃費が良い。安全性も全グレードに姿勢制御装置であるVSCをオプション扱いながら設定しているなど、不満なし。
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オデッセイの標準エンジンもCVTとの組み合わせ。高速道路や流れの良い一般道では12km/Lを超える燃費も出るほど。全グレードに姿勢制御装置VSAを標準装備している。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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どっちが買いか
Which to Buy
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トヨタ エスティマ
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ホンダ オデッセイ
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![トヨタ エスティマ エンブレム](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092832.jpg) |
![ホンダ オデッセイ エンブレム](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220927/20220927092835.jpg) |
松下 宏 |
多人数乗車をする機会が多く、乗り心地の良さや快適性を重視するファミリーユーザーには絶好のミニバンとなる。快適なミニバンが欲しいならエスティマがいい。
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ミニバンであっても、ふだんは一人で使うといったパーソナルユースが中心のユーザーには運転して楽しいオデッセイは絶好の存在。走りの良さで選ぶならオデッセイだ。
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片岡 英明 |
2.4リッターのXなら4WDでも300万円を切るプライスタグ。V6搭載のアエラスは330万円台からになるが、割安感のある設定だ。オプション装備は意外と価格が張る。
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エスティマのように8人乗り仕様はないが、ベースグレードのMは挙動安定制御のVSAを標準装備して250万円台後半の価格だ。内容を考えるとアブソルートも割安感のある設定。
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国沢 光宏 |
けっこう高額なミニバンである。価格が気にならないなら、高い満足度を得られることだろう。ちなみに2.4リッターの普及グレードは、装備も質感も少しさみしい感じ。
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ベーシックグレードでも装備が充実しており、質感は高い。それでいてエスティマと同等レベルの居住空間をもっている。スライドドアにこだわらなければお買い得だと思う。
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![SUBTOTAL](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/d/drivinghigh/20220928/20220928093814.gif) |
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