トヨタ カローラ フィールダー カタログ&見積もり

マイチェン直後だが3月の決算期を控え値引き額は拡大中!

 2006年10月にフルモデルチェンジされたトヨタ カローラ フィールダー。デビュー以来好調な売れ行きを記録しているが、新車効果もだいぶ薄れ、デビュー当初ほどの勢いはない。そこで2008年10月には初のマイナーチェンジで商品力のアップを図ってきた。
 現在はマイナーチェンジ直後ということもあり、一時は値引き額も渋くなった。だが、年末のボーナスセールや年始の初売りセール、そして3月の年度末決算を控え、徐々に値引き額も拡大している。そこで3月のエンド末決算期へ向けてのカローラ フィールダーの値引き額と商談の進め方を詳しく紹介しよう。

ライバル車との競合で25万円引きを目指せ!

 実際に都内のカローラ店に出向き、カローラ フィールダーの見積もりを取ってみることに。営業マンからカタログや展示車を見ながら各グレードの装備の違いやラゲッジの使い勝手などのレクチャーを受けたのだが、注目したいのは安全装備についての説明だ。ABSやVSC(横滑り防止装置)そしてエアバッグなどの説明は当然だが、万一の対人事故の際の歩行者傷害軽減ボディについても詳しく解説してくれた。これは他メーカーのディーラーではほとんど経験したことのないもので、安全意識の高さを物語るものといえるだろう。
 話がそれてしまったが、肝心の値引き交渉はというと、グレードは1.8S(FF)で、これにフロアマットセット、ETC、そしてHDDナビをオプションで付けて約266万円とのこと。ここから約16万円引いて250万円ちょうどが最初の提示額だ。

競合ライバル車種は、ウイングロード&エアウェイブ!

 そこで、日産 ウイングロードとホンダ エアウェイブをライバル競合させて交渉を進めていくと、さらに5万円引きの245万円という条件を引き出すことに成功した。
 マイナーチェンジ前のモデルであれば、もう少し引いて30万円近い値引きができたようだが、現状では20万円引きがひとつの目安といえそうだ。ただ、現状でも下取り車の車種などによっては査定額を5万円前後上乗せする実質的な値引きも可能なようで、約25万円引きあたりの金額を引き出せれば成功といっていいだろう。

契約は2月の末から3月上旬までがオススメ!

 ただ、これは年内に納車という条件の場合なので、3月末の決算期セールではもう少し値引きは拡大し、マイナーチェンジ前の条件(最大約30万円引き程度)に近い値引き額が期待できるはずだ。その際はやはり王道ともいえるライバル競合が好条件を引き出す有力な方法となる。具体的にはすでに述べたとおりウイングロードやエアウェイブあたりが効果的。また1.8リッターモデルを狙っているのなら、車格的には上になってしまうがスバル レガシィ ツーリングワゴンやマツダのアテンザ スポーツワゴンの2リッターモデルを引き合いに出してもいいかもしれない。
 気になる納車時期は契約から約3週間前後。長くても1ヶ月ほどだという。それをふまえると2月の末から3月上旬あたりまでに契約するつもりでいれば有利な条件で購入できるはずだ。また在庫車があれば2週間ほどでの納車も可能というから3月中旬あたりでも気に入った在庫車があれば、驚くほどの値引き額を引き出すことも可能かもしれない。

トヨタ カローラ店
マイナーチェンジ直後ということもあって、多くのディーラーには展示車か試乗車があるはずだ。実際に見て試乗して感触をつかむべし。
トヨタ カローラ フィールダー 見積もり例
値引き交渉に行き詰まったら、フロアマットなどの用品サービスや、下取り車の査定額アップなどを要求してみるのもひとつの方法だ。
トヨタ カローラ フィールダー エクステリア
3月の年度末決算はやはりオススメの購入時期だ。3月中に登録が可能な在庫車があれば、それを狙うことで大きな値引きを引き出すことも可能だ。

*ご注意*

 上記車種の見積りや値引き等の金額は、取材者が商談・見積りを取得した限りのレポートであり、値引き額や総支払い額等の金額を保障するものではありません。あくまでも参考数値としてご参照ください。
 また、編集部では新車ディーラーでの商談、値引き等に関する個別の質問、お問い合わせ等はお受けできませんので了承ください。

 
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