深まる秋、愛用の旅行かばんのようなクルマたち
皆様お風邪などお召しではございませんか?自動車は「人」が使うもの、つい手にとってしまう愛用のかばんのようなものではないでしょうか。秋深まり冬間近、旅はこれからでございます。人がくつろげる、旅を楽しめるクルマがいいでしょう。今週はこんな感じでございます。マレット的な小旅行向きから、すべての仲間の荷物が収まってしまうコンテナのようなものまで、いろいろですが。「深まる秋、愛用の旅行かばんのようなクルマたち」をどうぞ。
※下記9台は全て11月20日現在のガリバー特選中古車在庫で、既に販売が終了している場合があることをご了承ください・・・
メルセデス・ベンツ S500L(H16年式) 450万4500円
今となっては貴重だ、というよりもすがすがしい先代W220型Sクラス。実はW220型の中でもベストバイS500L!!装備は600と同じながら燃費は6気等モデルとさほど変わりません。特にこの個体、人気のホワイト・黒革、もはやクルマとしてのベストバイ、でしょう。「最善か無か」コンシャスに古いものばかりに走らず、自然にこういうチョイスのできる大人に、私はなりたいと思いました。(含む自戒)
メルセデス・ベンツ S500L(H11年式) 228万9000円
だたただ、すがすがしいSクラス、再びであります。少し懐かしいW220、装備は600と同じながら燃費は6気等モデルとさほど変わりません。しかも故障の伏線が巧みに張り巡らされる600のリスクはきちんと回避できます。通好みのカルセドニー・シルバー薄いメタリックのブルーです)、左ハンドル。重厚に軽やかに、そして華やかに。走るウインナーワルツ。師走は迫る。今年最後のジルベスター・エクスプレス。
ジャガー XJ-S 4.0(H8年式) 237万3000円
今週もリージェンシーレッドのジャガーをご紹介します。「大きいのに狭い」などというのは無粋です。この「薄くて長い」かっこいい自動車デザインの黄金率とも言うべきこのデザインを実現するためにすべては生贄になったのです。鼻先が軽い、実は人気 の直6モデル。サー・ウイリアム・ライオンズの「志」を味わいたい方。ル・マンを制した「ジャガーのスポーツ性にこそ傾倒するのだ」という方。ガリバーに2万キロの個体が入庫しております。決断のときが迫っております!!お急ぎを!
キャデラック ドゥビル DHS(H13年式) 175万3500円
冬がもうそこまで来ているようです。クリアな空を見ていたらラプソディー・イン・ブルーが聴きたくなりました。ジョージ・ガーシュインです。聴くものを魅了するため、惹きに富んだアメリカンなスケール感を持つメロディ。演奏するものが存分に個性を表現できる要素を持つ懐の深さ。ヨーロッパの数々の名曲の向うを張るに相応しい存在感。クルマで言えばドゥ・ビル。どうしても外せない一台です。
トヨタ エスティマ X(H19年式) 225万0150円
輸出名ブレビア、そんなことが連想されるエスティマです。日本をはじめアジアでは、アエラスのような外側デコレーションがもてはやされます。欧米では、外側がどこまでもクリーンで、しかし内容を充実させた仕様が多くみられます。そんなエスティマを見つけました。サンルーフまで付いています。実用重視の8人乗り。「ブレビア」バッジを張りたい!!
トヨタ ハイエース グランドキャビン(H20年式) 345万3450円
ハイエースグランドキャビンをお待ちの皆様お待たせしました。事務的ではないアットホームなカラーリング、ナビも付いて完璧です。何度も言いますが、そこらのミニバンとは違います。懐の深さが違うのです。城之崎にて…お年寄りを湯治にお連れするにしても、道中楽しむ義務がある!!この国の美しい風景をすべての仲間と共有したいあなたに。
シトロエン C4 ピカソ 2.0 エクスクルーシブ(H19年式) 394万0650円
今年のボージョレー・ヌーヴォーは召し上がられました?ピークの半分の輸入量だそうです。いいではありませんか。初物で縁起がいいのです。いかにも「酉の市」の延長であるかのように、世界中どこの文化も、ずっと昔からこの国の文化であるかのように 受け入れるこの国の懐の深さにわが国のことながら、敬意を感じております。「懐の深さ」といえばフランス車のストロークの大きめな足回り。かつてのそれは望めませんが、解禁の宴のあと、夜が明けたら、このクルマで旅に出るのです。(※飲酒運転は法律で硬く禁じられております。)
アウディ A6 3.2 FSI クワトロ(H17年式) 333万3750円
シルバーのボディを眺めていると、その日本人によるデザインも手伝って、石見「銀」山の名が思い起されてまいります。現代ドイツ車きっての伊達男であるのにもかかわらず。とても日本的なたたずまい。そう、「たたずまい」。「おもてなし」よりも「たたずまい」なアウディA6。冬の奥羽路、「奥の細道もなんのその」なクワトロシステムがあなたを北へ北へとご案内します。あるいは「自動車の純米吟醸」(ドイツ車なのに… どうしても「日本」のイメージ、合掌)
マツダ アクセラ スポーツ 23S(H16年式) 116万5500円
今週の西側駐車希望車両です。(風水的に金運アップ間違いない!?)毎度のご紹介ですが、バランサーシャフトが効果覿面の2.3リットル!しかもマニュアルです!!! 前期のみの設定ですので新車ではお求め頂けない仕様となっております。ここへきてこういうNAの適度な出力のMT車が本当に少なくなってきました。絶滅危惧種です。黄色のアクセラここで待つ!!
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職業:自動車情報サイト「CORISM」編集部
今ネットで最も注目される(自称)新進気鋭の自動車メディアサイト『CORISM』編集部。07年より日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員にも任命されるなど、着々とメディアとしてのパワーを拡大しつつあるのは確かだ。
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