WRC第14戦「ラリージャパン」に出場!

 富士重工業は、国内スバル特約店のサービスメカニックで構成される「スバルラリーチームジャパン(SRTJ)」の2007年の活動について発表した。

 SRTJは、国内スバル特約店メカニックの技術力および意欲の向上、リクルート活動強化を目的に、1990年から全国の第一線で活躍する優秀メカニックから十数名を選抜しラリーチームを結成、プロラリードライバーを招聘して世界ラリー選手権(WRC)にスポット参戦している。これまで、サファリ、ニュージーランド、オーストラリア、日本など世界各地のWRCに出場し、クラス優勝7回、また、後に日本人初の四輪FIA世界チャンピオンとなった新井敏弘選手の起用などの実績を築いているとのこと。

 2007年については、昨年同様、北海道で開催が予定されているWRC第14戦「ラリージャパン」に出場し、3月下旬に選抜されたメカニック14名全員が参加するとのこと。また、メカニックの訓練、ラリー競技車両の性能改善、さらに広告宣伝活動による認知向上を図るため、全日本ラリー選手権にも出場、前10戦中6戦にメカニック数名ずつが参加の予定。

 参加車両は、「スバル インプレッサWRX STI specCグループN仕様」で、ラリージャパンには2台、全日本ラリー選手権には1台の参戦が予定されている。ドライバーには、過去3年間、SRTJからラリージャパンに参戦し、昨年度全日本ラリー選手権総合クラスドライバー部門シリーズ2位を獲得した、勝田範彦選手が起用される予定。