注目モデルのリセールバリューチェック
3年後の“リセールバリュー”を考えて、手放すときに価値が高いクルマを選べば、トータルの購入予算はグンと少なくなる。さらに人気のクルマやワンランク上のクルマも選択肢に入れられるってわけ。“リセールバリュー”を把握してトクするカーライフを送ろう。
今回のクルマ:日産 スカイライン

日産 スカイラインの魅力とは?

■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

 日産から待ちに待った? 新型「スカイライン・セダン」が登場した。12代目となる新型スカイラインは、「魅惑・洗練・高性能」をコンセプトに開発され、新世代FR-Lプラットフォームを採用し、FR専用の新開発V6エンジンを搭載。V35型とあまり変わってい無そうに見えても、実はかなりの変化を遂げている。

 特筆すべきは新開発のV6エンジンで、3.5リッターのVQ35HRと2.5リッターのVQ25HRの2タイプのエンジンを搭載。共にレブリミットを7500回転まで引き上げ、ストレス無くスポーティな走りが楽しめる。また、環境・低燃費にも配慮した作りとなっており、現代環境に合わせたスポーティなエンジンに仕上がっているようだ。

 しかし、それに組み合わされるミッションは5速ATと、いまいちスポーティーさに欠けるのだが、DSモード付フルレンジ電子制御5ATは優秀で、アクセル操作・エンジン出力・前後左右のGを検知し「ノーマル」「パワー」「登降坂」など自動判別するスグレモノ。オートマチックにありがちな不用意なシフトチェンジでのギクシャク感を無くす設定にしてある。これで6速か7速がついていたら最高である。

 今回はセダンのみの登場ということで、ファンはもう少しクーペを待たなければならない。 GT-Rが登場するのは来年10月の東京モーターショー。まだ11ヶ月ある。新型GT-Rのニュルブルクリンクでのスクープ画像が公開されているが、ファンとしては早く登場させて欲しいところだ。

今回のクルマ
Specifications
グレード
350GT Type SP
ボディサイズ
4755x1770x1450mm
エンジン型式
VQ35HR型
総排気量
3498cc
最高出力
315ps(232kW)/6800rpm
最大トルク
36.5kg-m(358N・m)/4800rpm
10・15モード燃焼
9.2km/l
定員
5人
発売日
2006年11月20日
車両本体価格
\3,801,000

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リセールバリュー診断

 待望の新型スカイラインとはいえ、評価は厳しいCランク。やはりスカイラインのイメージは2ドアクーペであり、その延長にGT-Rという大きな存在がある。レクサスはスポーティなセダンということで人気が高く、リセールバリューも高いが、あくまでも高級車。スカイラインも十分高級車の部類にはいるのだが、レクサスとはちょっとジャンルが異なる。ファンは大人しいスカイラインよりも、ハードなスカイラインを待ち望んでいるはず。その結果がリセールバリューに表れているといえるだろう。

車両本体価格
\3,801,000
登録など諸費用
\370,000
値引き
\-150,000
3年後の購入予算を差し引いた購入に必要な予算
リセールバリュー: ランク:
40%〜45% C
約 \ 2,310,000

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