メルセデス・ベンツ CLクラスを7年ぶりにフルモデルチェンジ!

ボディサイズ拡大でよりダイナミックに

 ダイムラー・クライスラーに日本は、7年ぶりにフルモデルチェンジしたメルセデス・ベンツの最高級ラグジュアリークーペ CLクラス「CL 550」「CL 600」を、11月27日より全国のメルセデス・ベンツ正規販売店を通じ発売開始した。

 新型CLクラスのボディサイズは、従来モデルに比べて全長で+75mm、全幅で+15mm、全高で+20mm拡大するとともに、ホイールベースも+70mm拡大し室内空間をさらに拡大。また、トランク容量も40リットル拡大している。

 スタイリングは、流麗なアーチを描くルーフラインとシャープなサイドキャラクターラインのコントラストが特徴。メルセデス・ベンツ クーペの伝統である、前から後ろまで連続した開口部をもつ開放的なピラーレスサイドウインドウや、繊細なCピラー、大きな曲面を描くリアウインドウも独特の存在感を強調している。

 インテリアは、しなやかなセミアニリンレザーシートや、深みのある光沢のウッドパネル、アルミやクロームを随所にあしらったスイッチ類やトリミングが、贅沢で上質な室内空間を演出している。
 また、機能面では、視認性に優れる8インチ高精細ワイドディスプレイを使用したメーターパネル、最先端の人間工学特性に基づいて設計されたダッシュボードやドアパネルのスイッチレイアウトにより、ドライバーのストレス軽減が図られている。さらに、HDDナビゲーション、オーディオシステム、パーキングアシストリアビューカメラなどの多彩な機能操作を、アームレスト前部のダイヤル式コントローラーに集約した「COMANDシステム」が採用されている。

 エンジンは、「CL 550」には新世代5.5リッターV型8気筒DOHC4バルブエンジンを搭載。「CL 600」には、最高出力517PS(380kw)、最大トルク84.6kg-m(830N・m)の強大なパワー/トルクを発生する5.5リッター ツインターボチャージャー付V型12気筒エンジンを搭載している。

 サスペンションは、「CL 550」「CL 600」ともに、電子制御式油圧サスペンション ABC(アクティブ・ボディ・コントロール)に一層磨きをかけ、スムーズな乗り心地と優れた操縦安定性を両立している。
 安全面では、「PRE-SAFE(プレセーフ)」、「アダプティブブレーキ」など多彩な安全装備を採用するとともに、メルセデス独自の安全コンセプト「PRO−SAFE(プロセーフ)」を導入し安全性をさらに高めている。

 価格は、「CL 550」が1,520万円、「CL 600」が1,970万円。「CL 550」は左・右ハンドル仕様、「CL 600」は左ハンドル仕様のみ。

代表グレード
CL 600
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
5,075mm×1,870mm×1,420mm
車両重量[kg]
2,120kg
総排気量[cc]
5,513cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
517ps(380kw)/5,000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
84.6kg-m(830N・m)/1,900〜3,500rpm
ミッション
電子制御5速A/T
10・15モード燃焼[km/l]
6.2km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
1,970万円
発売日
06/11/27