マツダ 水素ロータリーエンジン車「マツダRX-8ハイドロジェンRE」を山口県に納入!

 マツダは、水素でもガソリンでも走行できるデュアルフューエルシステムを採用した水素ロータリーエンジン車「マツダRX-8ハイドロジェンRE」を山口県にリース販売し、10月11日納車したと発表した。

 マツダでは、環境社会への取り組みとして、ロータリーエンジンによる水素自動車の開発を独自に行っている。2004年10月に国土交通省大臣認定を受けてナンバーを取得し公道走行を開始、2006年2月よりリリース販売を開始している。

 今回の山口県への納入で5台目となる「マツダRX-8ハイドロジェンRE」は、既に民間企業2社、広島県、広島市に計4台が納入されている。今後、2006年度末までに地方自治体やエネルギー関連企業などへのリース販売を行い、既納分を含め合計10台程度の販売を計画しているという。

マツダ 水素ロータリーエンジン車「マツダRX-8ハイドロジェンRE」を山口県に納入!

 マツダの藤原睦躬(ふじわらむつみ)副社長は、「山口県は防府工場をはじめ、今年開所した美祢自動車試験場などマツダの重要な拠点がある。そのような中で、このたび山口県に我々の「RX-8ハイドロジェンRE」のコンセプトにご賛同いただき、導入いただきましたことは大変な喜びである。今後とも自動車メーカーの責務として、環境技術への取り組みに一層の努力をしていきたい。」と語った。