カローラ
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カローラ

文句なしで世界一、累計で約3160万台を達成!

 初代がすでに海外へ輸出されるなど、世界展開に力を仕入れてきたのが、カローラの特徴でもある。メインの写真がバーソで、これはもともとスパシオのヨーロッパバージョンとして登場したものだが、国内でのスパシオの不振もあり、独立して今では欧州専用モデルとなっている。さらに一時日本にも逆輸入されていたSUVのヴォルツはカローラベース。さらにこれをコンパクトワゴンに仕立てたのが、北米専用モデルのマトリックスだ。
 このほかにもセダンとひと口に言っても、デザインはかなり変更されており、アジアではアルティスの名前が付けられ、高級サルーン的な存在だ。また別ページで紹介しているWRCマシンが丸目なのは、海外仕様だからである。一時、カローラワゴンのロッソと呼ばれるグレードではこのデザインが採用され、国内でも販売されていた。
 もちろん今ではすべての大陸で現地生産が行われており、世界総生産台数は2005年だけで136万台を達成。販売台数も総計で2000万台を突破しており、トヨタ躍進の立て役者といってもいいだろう。

【基本編】新型トヨタカローラ登場直前! 歴代カローラの歴史を探る!!

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[初代1966年登場] マイカー時代の先駆車となる

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マイカー時代、つまり大衆車の時代をいち早く察知し、投入された初代カローラ。ライバルである日産サニーを100cc上回る排気量もヒットを後押し >> 記事全文を読む


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【特集】 (2006.08.31)

大ヒットとなった初代カローラのあとを継ぎ、1970年に二代目は登場した。スタイル的には踏襲したものとなったが、走りの性能は大幅に進化した >> 記事全文を読む


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【特集】 (2006.08.31)

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[五代目1983年登場] いよいよFRからFFにスイッチ

【特集】 (2006.08.31)

世界的に大衆車の流れはFFとなっていただけに、遅ればせながらカローラもFFを採用するに至ったのだが、FRもクーペ系で残されていた >> 記事全文を読む


[六代目1987年登場] ついに全グレードでFF化を完了

【特集】 (2006.08.31)

クーペに残されていたFRも六代目となって、FF化された。エンジンも当時の最先端、ハイメカツインカムを得て、さらなるパワーアップを実現 >> 記事全文を読む


[七代目1991年登場] 丸みを帯びたデザインへと変身

【特集】 (2006.08.31)

好景気に後押しされて、装備の充実がさらに進み、走りにおいてもスーパーストラットが採用され、さらにスポーツツインカムも搭載された >> 記事全文を読む


[八代目1995年登場] ボディをさらに拡大しつつ、軽量化

【特集】 (2006.08.31)

バブルも弾けた時期に登場しただけに、八代目は装備の簡略化やコストダウンが実施された。またシャーシ自体も七代目のものを流用している >> 記事全文を読む


[九代目2000年登場] 21世紀のカローラとしてゼロから出発

【特集】 (2006.08.31)

ニューセンチュリーバリューというコンセプトを掲げて登場したのが、九代目のカローラだ。そのためセダンメインをも見直しての出発となった >> 記事全文を読む


実用車ながら、スポーツにも力を入れてきた歴代カローラ

【特集】 (2006.08.31)

大衆車として世界中で高い評価得ているカローラだが、レビン/トレノなど、スポーティな一面も持ち合わせているのはご存じの通りだ >> 記事全文を読む