スカイライン

 スカイラインが、レースに登場したのはかなり古く、2代目をベースにした「スカイライン・スポーツ」を第1回の日本GPに登場させたのが最初。その後、2代目のS54Bがレースのために直6を搭載してGTの名前で日本グランプリなどに登場し、スカイライン=直6というイメージを作り上げた。そしてなんといっても真骨頂はハコスカの活躍だろう。49連勝後、50勝目をかけたサバンナとの死闘は伝説にすらなっている。
 その後、オイルショックなどにより、一時サーキットから姿を消すが、その影響がなくなると、またサーキットに復活。そしてGT-Rの復活とともにサーキットでの伝説を作り出すことになるのだが、R32は強烈だった。なかでも上の写真のカルソニック・スカイラインを駆る星野一義の走りは、「縁石またぎ」といった過激なシーンの連続で見る者を熱狂させた。もちろん他のチームもGT-Rを続々と投入し、なんと29連勝中29勝をあげ、グループAへ廃止に追いやるほどだった。

不運のケンメリ、サーキットには姿を現わさず

【特集】 (2006.08.30)

ハコスカの大活躍を引き継ぐのはケンメリと、誰もが思っていたものの、排ガス規制などで、レース活動は休止。サーキットを知らないGT-Rになってしまった >> 記事全文を読む


グループAに参戦していたDR31

【特集】 (2006.08.29)

7代目スカイラインであるHR31も、レースにおいてR32への布石となる活躍を見せていた。しかもエンジンは直6を搭載し、伝統が復活した >> 記事全文を読む


10年のブランクのあと、突然姿を現わしたモンスター

【特集】 (2006.08.29)

オイルショックや排ガス規制などにより、サーキットから姿を消したスカイライン。10年の時を経て登場したのが、スーパーシルエットだ >> 記事全文を読む


海外でも大活躍したスカイラインたち

【特集】 (2006.08.29)

国内でのレース活動がメインであったスカイラインの戦歴だが、R32以降はル・マンなど、世界にもその活躍の場を広げ、好成績を収めている >> 記事全文を読む


JGTCでも大活躍し、王者スカイラインとして君臨

【特集】 (2006.08.29)

今のところ、スカイラインのレース活動はR34で停止してしまっているが、GT選手権でのワークス車など、今でもその活躍ぶりは鮮やかに記憶に残っている >> 記事全文を読む